つなぎの感想ノート
きちんと感想をまとめるまでに間が空くと、放映直後に何を考えたか忘れてしまうので
今後はなるべく見た直後に書こうと思います、簡易版です。
あらすじの私的メモ、強く印象に残ったことを。一番上が最新。
自分=賢者の石の背負う人命の重さと自分の小ささにつぶされそうになっているアル 「大丈夫、あいつはちょっと迷子になっているだけだ」。トリンガム兄弟(の父)に導かれ400年前の街と、 そしてダンテと、ロゼと対峙するエド。ラースはいまだ「母」を追いかけている。 イズミさんにロスとブロッシュ以下が加勢する。「子どもを信じて守ってやる、それが大人の仕事だ」 ヒューズの言葉、その死はロスにも転機を与えたんだなあ。「もう自分は人間じゃない」と言うダンテ。 等価交換を「子どもの理屈」であり「弱者のいいわけ」であると言う彼女に「詭弁だ!」と叫ぶエド。 22話からここまでの成長がうかがえる。そしてツェッペリン、門の向こうにエドは何を見てどうやって”帰ってくる”のか。 あと2話の緊張感。 |
ハボックとフュリーはそういうことか。まだ治療中だろうに…人使いの荒い…。 ラースはまたしても「母において行かれた」。スロウスは最後にエド(たち)に向けて微笑んだのであり、 自分に向けてではなかったことがさらに傷をえぐる。イズミは自分と向き合ってくれているのにもう母と認識できない。 トリンガム兄弟がひどい書き方されてる; タッカーはもう壊れた。アーチャーもある意味壊れた。 エドははじめて「大人になった」と評される。大人になったつもりだった過去の自分が子どもであった、 と考えられる人は大人だろう。イズミと対等なエドいいなあ。そして准将とも対等な話をするエド。 戦争云々の話はひじょうに深い。さて准将は軍服を棄ててましたね。復讐のために今までの生を白紙に戻すのか。 そしていま大総統倒しても根本的な解決になるかどうか微妙ではないか? エド、握手未満の「さよなら」は子どもだった自分とのさよならなのだろう。 |
スロウス=母=あのときの罪、に対するエドとアルの反応の違い。手首が銃なエド萌え。 ラストが自分の記憶を自覚すること(を認めること)は、スロウスを母自身であると認めること。 ラストは「人間になって死ぬ」ことを望み、そして「死んだ」。 ラースには「人間になってそして何をするのだ、死ぬだけか?」という命題が残されるが、兄弟にこそ問われるべき問いだ。 ラースは「子ども」となって「母」に愛されようとし、どこまでも愛されようとして結果的にスロウスを崩壊へ追いやる。 スロウスは「母」として「子ども」に作られた記憶をぬぐうために「子ども」を殺そうとする。 エドはかつて自分が人間を作ろうとした自分自身の罪と真っ向から戦いそしてそれを「封印」:昇華した。 「水」であるスロウスをどう攻撃するかがさすがに賢くてすごいのですが痛すぎですエド。 |
ダンテとイズミの錬金術に対するスタンスの違い。 マスタング准将が北へ。 内戦ではなく国家間の戦争が目前に迫っている。 ハボックはともかくフュリーもなぜかセントラル残留。密命か。 ダンテはエンヴィーに「ヒューズの一件にかかわったものすべてを」始末するよう いいつつ、むしろエドのほうを目標にさせるように仕向けている? エドやアルは人間であり、身体を取り戻したってラースは人間になれないと エドは言う。しかしホムンクルスが人間になることとアルが身体を取り戻すことの間に何の違いがあるのか。 タッカーはアル=賢者の石を使ってニーナ(の身体)をよみがえらせ、アルは身体の一部を失う。 |
ダンテとホーエンハイムの400年前。やっぱり本作においては個人の個人的な欲望が物語を作ります。 ていうか痴話げんかかよ。タッカーに一人で会いに行くアル。ていうかショウちゃんかよ。 エドは母親とイズミの子どもの遺骸を手に入れ、ホムンクルスと一人で戦うつもりらしい。 大佐は大総統の懐へ飛び込んでいく。こちらも義憤ではなく、 イシュバール=自分のトラウマの原因が、他者が賢者の石を作るためであったことへの(大佐個人に帰属する) 怒りではないか。でも勝算は? |
軍が賢者の石を作っていた情報をエドに隠していたこともさらけ出す大佐。 石になってしまったことをうすうす気付かれたかもしれないアル。 ホーエンハイムと接触する一同。大佐は個人的にホーエンハイムから ホムンクルスの情報を聞きだす。父をめぐる兄弟の些細な対立。 シェスカの口からヒューズの死を知る兄弟。軍の捜索隊に頭を下げる大佐。 そしてエドがリゼンブールに来たのはホムンクルスとの対決をひかえ母の墓を暴くためだった。 |
OP前のセリフが変更。もはや軍にはいられないエド、追わなけ ればならない大佐。ホーエンハイムがリゼンブール帰還。両親を 殺されたこと、殺した人についてはじめて語るウィンリイ。ロスと ブロッシュ「家はないけれどここが彼らの故郷」。ハボックとフュリ ーに負傷させ逃げる兄弟に詰め寄る大佐。自分の過去と覚悟を 部下に、子どもたちにさらけ出し本音で怒る大佐にエドはふと唇 を緩める。 |
ずっと執着していたラストを突き放すスカー。爆弾に錬成されス カーの右腕を融合され、賢者の石にされるアルがどうしても「モノ 」に見えてしまう皮肉な回。スロウスは自分たちの”罪”だと確認 するエド。#16「賢者の石は存在しない」の意味。ロゼにさよな らを言うエド。「痛みを与えれば眠ることはできない、だが…」痛 みを引き受け続けたスカーは、自分の兄への気持ちのためにア ルに命の総決算を投げ与える。スカーにとっての”名前”の意味 。大佐/中尉/ハボックの戦闘。 |
自分のやったことが、結果的にリオールの悲劇を引き起こしたと 知ったエドの苦悩。神でも軍でもない、すがる誰かを求める人々 を「私たちは弱いんだもの」と評するライラ。大佐はエドからの連 絡を得て隊を動かさないことを決めるが、アーチャーはキンブリ ー・タッカー以下元第五研究所のノウハウを使ってリオールを挑 発する。アルは「僕は空っぽですけど空しくなんかない」と。スカ ーは涙し血を流すのが「それが本当の人間だ」とそれぞれの人 間宣言。スロウスとラースに追い詰められ、赤ん坊とロゼの「立 って歩け」に救われるエド。演出が気に入らない… |
スカーの意図、イシュヴァールの民でなく軍人たちなら、賢者の石のために 犠牲にしてもいいとするスカー。それを否定できないエド。 スカー兄のしたこと、ラストの正体(前身)がはっきりする。 キンブリーがアルにロックオン。ホムンクルス/大総統:キンブリーがエドにロックオン。 意外に小市民なハクロ。大総統=プライドは決定的。ホムンクルスを操っているのは父君だろうたぶん。 ライラがなんでここに居るのか結局あまり分からない。ロゼかわいそう… そしてマーテルを殺す大総統。アルのショックいかばかりか。何もできない自分をこんな形で思い知らされるとは。 |
イシュヴァールの内乱は軍が仕掛けたものだった。理由は不明だが賢者の石がらみとしか思えない。 リオールの現在を知り、自分の無力さと大佐へのいらだちがない混ぜになるエド。 キンブリーやらアーチャーやらに後手後手をとり、その上エドにも苛立ちをぶつけられている大佐が(自分のしたことの 結果とはいえ)痛々しいぞ。そして「銀時計は錬成増幅器」設定が本筋にかかってくる。うおう。 すべてが音を立ててリオールに戻ってくる。そんな中ウィンリイはなにしにリゼンブールに戻るんだろ? |
兄弟の錬金術ゲンカ楽しい…。ホムンクルスのことをシェスカには伏せておくウィンリイ。 とはいえお前ら命危ないよ!! マーテルさん、復讐といいながら死地を探しているとしか見えない。彼女にスカーを 重ね、復讐を止めたいアル。エドがスカーを止めたい理由と、アルがスカーを止めたい 理由は違う。マーテルさんがグリード一味だって知ったらエドはどういう表情をするか…? |
スタッフが楽しんでるなーと。エドがいなくても楽しかった。 怠けてるように見えて、「軍内部の死体遺棄事件」には食いついていくとか イシュヴァールからの帰還直後なのにまたリオールに出動する、肝心なところで勤勉な大佐がイイ! アーチャーの暗躍。シェスカの身辺に誰か気を付けてあげて!; |
うおおおOK!今までの懸念材料を一通り整理し、新しい展開への布石を打ってくれました。 整理:(1)「人を殺す」エドの苦悩(2)大佐のその後 (3)ロックベル夫妻の死に際→(4)中尉の「理由」→ウィンリィの進路 新展開: (5)イシュヴァールと錬金術のかかわり(6)ホムンクルスがエドを人柱候補から外す? (7)ウィンリィだけがヒューズの死を知る ほか、被差別者の中での差別を描くなどすげえ内容が濃かったです。拍手! |
人間とホムンクルス、それぞれの愚者の再会。化石病って…ブラックジャックでそんなのがあったなあ。 いろいろ突っ込みドコロがありつつ物語としてすごかった。遠慮なくえづきました。 説明台詞が親切だったわりにルジョンの現在と過去の判別がちょっと分かりにくかったのは私だけか。 そこにスカー兄の記憶が重ねられて構造としては三重。 「お前は私の小さな汚点だ」ラストの冷酷さよりも、 彼女も感情を揺らすのだと、人間だったころの記憶に引きずられるのだということのほうが重要。 |
グリードを「殺した」エド、しかし自分のしたことに二重三重の意味で苦悩する。 そして師匠と別れ「なにがあっても旅を続けます」といって歩いていく道は、「殺し」もありうる罪の道。 南方イシュヴァール方面に歩いて行くなら大佐がやったことを見るのかエド…? ホムンクルスの弱点。ダンテの死。ドルチェット、ロア、マーテルが印象深い。 |
「悪党とは等価交換の必要なし!!」が無いのは残念だけどあのテンションでなければ 出ないシーンだと思うので無理やり入れなくて良かったのだろう。 ホムンクルスという錬金術師の過ちは自分たち錬金術師が正す、というエドの覚悟。 しかし「人を殺す」気合が足りない、とグリード。キンブリーとアーチャー中佐。 |
破門=対等な人間として…に気付くくだりは原作のほうが上手いと思う。 「あの子を向こう側に返すことだってできるかも」「師匠の罪もおれたちが背負います」はポイント。 ダンテさん謎。ライラはもっと謎。等価交換、を疑っているかもしれない師匠、 信じている師匠の師匠。ここで「人の役に立つ」錬金術をシンプルに解く意味は。 そして大佐が陥れられるさまに心底悲しくなってみたり。どうなるのだろう。 |
サブタイにやられました。ラースはイズミの罪でありエドの罪でもある。 イズミの贖罪の形。ホムンクルスの生成、賢者の石との関係。 「にいさんがやらないなら僕がやる」を、アルがはじめて口にしたのはちょっと特筆。 そして大佐が背負おうとしている(かもしれない)罪について。 |
賢者の石を作るかどうするかというところと同じく、道を曲げて 無体なこと(「ラースから手足を引きちぎって我が物とする」)をしてでも 目的を達したいのか? という命題を再び突きつけられる兄弟。 謎に迫る第二弾。イズミさんの過去が明らかに。「五つ巴」、そして大佐出動。 |
エドがラースに嫉妬していると見えてしょうがない回。いや実際それもあったと思う。 ラースの謎、錬金術の本質、ホムンクルスの謎に迫る第一弾。 錬成陣なしの錬成の理由がこの流れならやっぱりアニメオリジナルの出産エピソードは不適当。 てゆうかシグさんの白目。てゆうかイズミさんの乳(強制終了) |
ちびどもが可愛いーん。声がまた萌えます。師匠が兄弟に再考の時間と機会を与えています。 それでも彼らの結論(目的)は変わらない、ということが一つ。ラースの 登場で兄弟の再スタートが新しい謎の始まりになったということが一つ。 |
ラストシーンに尽きると思います。セリフを一つ残らず削ぎ落としたのが絶妙。 メニィに何事かささやいてチコの子どもを示し、命の循環をメニィに教えた(と思われる)ウィンリイが 今のところ全編通してウィンリイのマイ・ベストシーンです。 |