設計料について
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◇ 設計料の算定 設計料(設計・監理)は夫々の事務所により算定の仕方がありますが、私の事務所では、一般住宅や店舗併用住宅などにおける場合、建設工事費の10%(規模・建設費により決定)を目安とさせていただいております。 |
◇ 設計料の考え方
一般的に住宅を建てる場合、ほとんどの方がハウスメーカーや工務店にお願いする設計施工に頼るケースが多いことは承知のことと思います。近年、生活スタイルの変化や情報の多様化、技術の進歩、自然環境との共存性など、私たちを取り巻いている生活環境は大きく変化しています。ハウスメーカーや工務店の設計では満足や納得出来ないケースも増えてきています。そのような場合、設計と施工を切り離し発注するもう一つの方法を知っていると、建設途中で見積内容と要望が違っていたり、引き渡しの段階に予想もしていなかった追加工事の金額を請求されたりするトラブルに巻き込まれるという失敗するリスクを低減することができると思います。 |
◇ 監理の重要性 私たちの業務(契約)には監理という現場での検査や指示・打ち合わせに関する仕事も含まれています。設計図は考え方を伝える一つのツールでしかありません。設計者の意図が全て伝わるとは限りません。現場は生き物ですから、設計図を間違えた解釈のまま大工さんや職人さんが工事を進めてしまうと違うものが出来てしまいます。基礎工事における地盤の状態やコンクリートの強度、鉄筋の本数、型枠のサイズのチェックから始まり建て方・仕上げ・電気設備・機械設備を含め完成に至るまで様々な品質管理を行うことが監理業務です。工事の過程で不備があれば是正し確認してからでなければ先に進むことはできません。 したがいまして、お客様は安心して工事の状況を見守りながら完成を迎えることができます。何か不安なことや変更などがあれば設計者(クライアントの代弁者でもある)に伝え修正しながら理想のものに少しでも近づけることが可能になります。 |
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