設計料について

設計料の算定

 設計料(設計・監理)は夫々の事務所により算定の仕方がありますが、私の事務所では、一般住宅や店舗併用住宅などにおける場合、建設工事費の7?10%(規模・建設費により決定)を目安とさせていただいております。
※構造計算が必要な場合は別途見積りをする場合があります。

 

◇ 設計料の考え方

一般的に住宅を建てる場合、ほとんどの方がハウスメーカーや工務店にお願いする設計施工に頼るケースが多いことは承知のことと思います。近年、生活スタイルの変化や情報の多様化、技術の進歩、自然環境との共存性など、私たちを取り巻いている生活環境は大きく変化しています。ハウスメーカーや工務店の設計では満足や納得出来ないケースも増えてきています。そのような場合、設計と施工を切り離し発注するもう一つの方法を知っていると、建設途中で見積内容と要望が違っていたり、引き渡しの段階に予想もしていなかった追加工事の金額を請求されたりするトラブルに巻き込まれるという失敗するリスクを低減することができると思います。
設計料は安いものではありませんが、50年〜100年を見据えたスパンで価値を判断すると決して高いものではありません。建築は住宅に限らず基本設計の完成度が低いと、実際に使ってみてから様々な問題が発生し、補修工事に余分なコストが発生し、我慢をして使い続けるというストレスを感じなくてはいけません。
しかし、設計施工で発注する場合より設計を別に発注し施工と2本立ての契約にすると設計料の分だけ高い建物になるんじゃないの?と不安になるかもしれませんがそのようなことはありません。事業をするには全て予算があります。住宅建設も個人の生活基盤における一大事業となります。目標値(予定金額)は同じ金額です。仮に土地をお持ちで、建物・附属建物(物置・カーポートなど)・外構を含めて予算が2,500万円だとしますと、設計料+請負契約(建設費)を合わせた金額が2,500万円となるように計画を進めます。
施工業者の選定方法は、3社程度の業者に同じ条件で情報を提供し、期限までに見積書を提出していただき、その内容を全てチェックし、適正価格に一番近く、会社の規模や内容をトータル的に判断し決定をします。したがいまして、予算金額を無駄なく有効的に活用できる一つの方法と考えることができます。

 

◇ 監理の重要性

 私たちの業務(契約)には監理という現場での検査や指示・打ち合わせに関する仕事も含まれています。設計図は考え方を伝える一つのツールでしかありません。設計者の意図が全て伝わるとは限りません。現場は生き物ですから、設計図を間違えた解釈のまま大工さんや職人さんが工事を進めてしまうと違うものが出来てしまいます。基礎工事における地盤の状態やコンクリートの強度、鉄筋の本数、型枠のサイズのチェックから始まり建て方・仕上げ・電気設備・機械設備を含め完成に至るまで様々な品質管理を行うことが監理業務です。工事の過程で不備があれば是正し確認してからでなければ先に進むことはできません。 したがいまして、お客様は安心して工事の状況を見守りながら完成を迎えることができます。何か不安なことや変更などがあれば設計者(クライアントの代弁者でもある)に伝え修正しながら理想のものに少しでも近づけることが可能になります。




 

 

 

 


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