〜それは、日々のどうでもいいような小話〜 

〜Pure?letter〜



それは、ここしばらくの間には、何度か見慣れた光景だった。休み時間か、昼休みか……教室にふらりと現れた一人の少女が廊下に出ようとすると、彼女を呼びかける声がある。
決まってそれは、彼女に『あるひと』の書いた手紙を渡すために、同級生の少女が、彼女を呼び止めるものだった。
しかし、今日の場合は勝手が違った。少女を呼び止める所までは一緒だったが、同級生の少女は、手に持った手紙を渡すのを躊躇っているようだった。

「確かに受け取ったわ、それじゃあね」
「ちょっ、沢城さんまっ…よんじゃうの? それ…」

らちが明かないと思ったのか、少女はひったくるように手紙を受け取ると、廊下を歩き去ってしまう。
喧騒の残る廊下には、途方にくれた表情の、同級生の少女が取り残されたのだった――――。



…………遅いな。中庭のベンチに座って、海己の帰りを待つ。
いつもなら、嬉々とした表情で、手紙を渡せたと報告をしてくるのに、今日はいっこうに、校舎から出てくる気配はない。

「やっぱり、やっちまったかぁ…?」

俺が執筆、海己が監修の凛奈への手紙攻勢――――ここ最近、なんだか妙な文面になっていると、自分でも変に思っていたからだ。
つうか、今日の手紙なんか一歩間違えたら――――というか、間違えなくても完全にポエマー星野を地で言ったような文面なわけで……、

「うわぁぁぁぁぁぁっ! 違う違う、俺は普段から、んな、歯の浮くようなセリフ、考えちゃいねぇ〜!」
「っ!?」

道行く生徒が、足早にその場から離れていくのを視界の隅に収めつつ、それでも身もだえしてしまう俺。
何せ、思うままに書いた――――それはつまり、頭を捻りつつ書くよりも、ストレス少なく書けたせいで、文面は一言一句、いまだに頭の中に残っていたりする。

「…………まぁ、これでこっちの言いたいことが、相手に伝わってくれりゃ、御の字なんだがなぁ」

わざわざ、海己を監督役にしての作戦。これで無駄足だったら、俺の腱鞘炎起こしかかっている利き腕に、申し訳ないこと夥しい。
もちろん、俺の書いたものを、わざわざ見直して、挙句に間違いを遠慮がちに指摘してくれる海己にも……顔向けできないしな。

「航〜…」

そんなことを考えて時間つぶしをしていると、ひどく冴えない表情で、校舎の向こうからトボトボと海己が歩いてきた。
その表情は、どよ〜んという擬音語が最も適切で、気のせいか海己の周囲が真っ黒に染まりかかっているように見える。

「なんだ、とうとう受け取ってすら、もらえなくなったのか?」

まぁ、あんな背筋が寒くなるような、顔から火の出るような言葉の羅列だ。海己が押し切る形で纏めてしまったものの、あんな手紙が受理されるとは思ってなかったわけで。

「ううん、手紙は、ちゃんと受け取ってくれたよ…でも、ほんとによかったのかなぁ…?」
「はぁ? 何を言ってんだよ、海己がこれでいいって言ったじゃないか。『気持ちをそのまま相手に伝えるなら、これ、悪い文じゃないと思う』って」
「伝わりすぎちゃうんじゃないかって…心配してるのに」

俯いたまま、ぽそぽそと呟く海己。どうやら手紙は受け取ってもらえたってのに、何か別の心配があるようだった。
しかし、いったい何なんだ? 昨日から、どうも妙に様子がおかしい…正確には、あの木っ端ずかしい手紙を書いてるあたりからだったが。

「ん、何か言ったか、海己?」
「う、ううん、なんでもないんだよ…………なんでも…」

そう言いつつも、すぐに、はぁ…と深いため息をつく海己。結局、その日の放課後まで、海己はずっとそんな調子だった。



「そういえば、航。例の手紙は…うまくいってるの?」

その日の夕食時――――恒例の皆そろっての「いただきます」の直後、会長が開口一番でそんなことを聞いてきた。
俺は絡み合った視線を外し、視線をめぐらせる。そこには、誰もいない席――――未だに、寮の夕食に参加しない、誰かさんの為の席があった。

「比較的前傾姿勢で、跳躍の瞬間を待っているというか、何と言うか……」
「…あたしは結果を聞いてるの。その様子じゃまだ、成果は当分先のようね。海己、航のやつ、ちゃんとやってるの?」

俺に聞いても埒が明かないと思ったのか、今度は海己に話を振るう生徒会長様。このあたり、情報収集のためなら手段を選ばないよな。
当然、百戦錬磨の彼女に海己が適うはずもなく――――、

「…はぁ」
「あれ? 海己…?」
「あ、ご、ごめんなさい。お味噌汁、おかわりですね」
「い、いや、まだ口もつけてないんだけど――――」

地味にため息をついていた海己は、会長の問いかけに見当外れな受け答えをする。どうも勝手が違うのか、会長は途方にくれた表情で俺を見てきた。
…………いや、別に俺が何かをしたわけじゃないと思うぞ、多分。

「…………どうしたんでしょうね、海己先輩」
「…(ぱくぱく)」

怪訝そうに小首をかしげる宮と、われ関せずな静。さえちゃんは飯を食う前からビールの缶を傾けつつ、海己の様子を見ている。
しかし、一体どうしたんだ海己のやつ――――ここまで変だったのは、しばらく前…そう、凛奈が俺の部屋で寝ていた、あの時期辺りの状況に似てきている。

「本当に大丈夫か、海己? 顔色も、なんだか悪いみたいだけど」
「わたる…大丈夫、だいじょうぶ、だよ…」

俺の問いに笑顔で、ちっとも大丈夫じゃない様子を見せる海己。本当に、どうしちまったんだ?
と、そんなことを考えていると、カラカラ、と乾いた音が聞こえてきた。これは、玄関の開ける音……どうやら、七人目のご帰宅のようだ。
食堂の入り口を見ていると……ひょっこりと、無関心そうな表情の顔が現れる。普段は騒がしい食堂が、静かだったのを怪訝に思ってか、はたまた別の理由かは分からなかったが…、

「…ぁ」

入り口をずっと見ていた俺と、凛奈の視線が絡まったのは、別に偶然でもなく、互いの行動からすれば当然なわけで。

「よう、おかえり。ちょっと遅刻だぞ。いただきますの挨拶の時間には帰って来いよな」
「っ!」

何となく照れ隠しに俺が声をかけると、凛奈は表情を険しくして、踵を返して行ってしまった。やれやれ、相変わらずシャイなやつめ。

「――――ふぅん、意外。ちゃんと手紙の効果、あったみたいじゃないの」
「はぁ? なんでそうなるんだよ。全然、あいつは変わっちゃいねーって」
「そうかな? さえちゃんは、どう思う?」

と、我らが生徒会長は、夕飯そっちのけで晩酌をする寮長に意見を求める。まだ酔いが回ってない、さえちゃんは少し考えると…。

「ん〜、そうね。確かに少し変わったかも。さっきあのコ、星野を見て、何か言いたそうな顔してたし」
「ほ、ほんとか?」
「ええ、その内容が愛の告白か、罵詈雑言の嵐かは、判断つきそうにないけどね〜」
「――――後者だろうなぁ…」

ちょっと持ち上げたと思ったら、これだ。普通に地面に叩きつけられるよりも、高低差がある分、痛いことこの上ないぞ。

「あ、愛の…愛の…」
「ん、どしたの、海己?」

と、会長の声に海己を見ると、なんだか様子がおかしいことに気がついた。俺も会長も、宮も静もさえちゃんも注目する中、海己は――――

「う、う”う”う”う”う”〜! わたるのばか〜!」
「へ?」

目に涙を一杯溜めて、食堂を飛び出して行ってしまった。後に残されたのは、呆然とする俺と、周囲の冷たい視線――――、

「航、あんた、海己に何をしたの?」
「いや、生徒会長殿! そんな、心当たりなど、丸きり滅法ございませんとも!」
「先輩、今なら情状酌量の余地があるかもしれませんよ。正直に白状してくれれば、ですけど」
「お前はもう少し、先輩を信じてくれ、宮…」
「わたる、うみをなかした〜」
「その点は、すまないって思ってるって、だからそんな目で見ないでくれ、静!」
「ねぇ、これってちょっと…やばいんじゃないの? あんな調子だと、明日の朝、どんな危険物が出てくるか」

「「「「「…………」」」」」

つい先日の悪夢…食べれる劇物の恐怖は、皆の舌と脳に浸透していた。さえちゃんの言葉に嫌な予感を感じ、俺の背筋を冷たい汗が流れる。
さすがにそれは、寮にとって死活問題になりかねないので、俺は逃げることも出来ず、会長主催の査問会に出廷しなければならないのであった。



「で、重ねて問うけど――――、海己に何をしたのよアンタ」
「それは、こっちが知りたいくらいだ!」

真横に会長と先生、正面側に宮と静が並んで座り、俺を包囲する中で俺は無実を訴えた。ちなみにこういう席順になったのは、ひとえに俺の逃亡を防止するためである。
さえちゃんは兎も角、会長に真横に陣取られては、うかつな行動に出る事も出来ず、俺は憮然とした表情で溜息をついた。

「航、あたしはアンタの事を信じてる。ただ、のうのうと女の子を泣かしたままにするようなやつじゃないって。だから、今回のこともアンタがどうにかしてくれるって信じてるんだよ」
「会長…」
「だから…………とっとと真相を話しやがれ」
「いや、そこで、何も聞かず黙って見送るという選択肢は!?」

「だって、気になりますもん、ね〜」
「…ん」
「あるわけないでしょ。星野に任せてたら、いつまでたっても解決しないかもしれないし」

信じられてても、信用のない俺って一体…。サラウンドで周囲から責め立てられて、俺はがっくりと肩を落としたのだった。



「それで、本当に心当たりがないわけ? 海己と一緒にいた時間はアンタが一番長いんだし、取っ掛かりくらいは、つかめてるんじゃないの?」
「まぁ、心当たりが無いわけじゃないけど…」

重ねて重ねて聞いてくる会長の言葉に、俺は首を捻る。ここ最近…というより、昨日の海己の様子の変化について、心当たりといえば、一つしかない。
そう、凛奈あての手紙を、執筆し始めてから終わるまでに…明らかに海己の様子が変になった。
そのときは些細な変化だったけど、思い起こしてみれば、間違いなくあの時に何かあったのだ。

「お手紙を書いている時、ですか? ひょっとして、海己先輩の困った顔見たさに、何度も誤字脱字を繰り返したとか? 鬼畜ですね、先輩」
「今は大人しいからといって、あまり舐めるな後輩。解放されたら、お前の恥ずかしい所を舐めしだくぞ?」
「ああっ!? そんなひどいっ」

とかいいつつ、嬉しそうな顔をする宮。海己とは違った意味で、いじめがいのある奴め。

「こ〜らっ、先生の前でナチュラルにセクハラ発言してるんじゃないのっ」
「わり、さえちゃん。けどな、別に海己には何もしてないぞ? むしろ、昨日は順調すぎたくらいだし」

…そう、書き直しも誤字脱字もなく、珍しく一発で手紙を書き上げれたのだ。まぁ、内容はかなりあれだったんだが。

「…………例の、沢城あての手紙ね。そういえば、海己に任せっきりだったけど、手紙の内容ってどんなのだったの?」
「あ、ああ――――昨日書いたのでよければ、諳んじれるけど」
「話してみて」

会長に促され、宮や静、さえちゃんに注目される中、俺はまだ脳裏に残ってる手紙の内容を反芻して読み上げる。
最初の一文の取っ掛かりさえ思い出せば、それはすらすらと口からこぼれ出ていた。本当にあの手紙、俺の思ったとおりのことが書いてたんだなぁ…。

………。

「――――とまぁ、こんな所だけど」
「…航が悪い」
「先輩、容赦なさすぎです」
「わたる、しずもおてがみ…」
「星野、あんたって本当に本当に――――恥ずかしい奴!」
「不評の嵐かよっ!?」

ポエマー星野のステージは、こうして不評の嵐で閉幕になったとさ。
で、原因を教えてもらうことも出来ず、俺は食堂から叩き出されてしまった。

「航、アンタが原因を作ったのは分かった。後は自分で、解決法を考えなさい。私たちが教えるのは、お門違いだろうしね」

…………と、最後に会長から励ましのお言葉をいただいての退場だったが。



「あ〜、しかし、一体、どういうことなんだ?」

部屋に戻って、俺は頭を抱えた。俺の書いていた手紙に問題があったのか、手紙を書いてた俺の態度に問題があったのか…多分、その辺りに原因があるんだろう。
しかし、別に何の問題もないはずだったのに…駄目だしをくらうこともなく、海己も別に、俺に文句を言ってくることもなかったから。
控えめに見えて…実は空気読めない上に、意外に引かないところもある海己だから、文句があればその場でいって来るだろうし。

「まさか、俺の書いた文面に文句をつけれなかったから拗ねてるとか…そんなわけないよな。凛奈とうまくいけるようにって、一番に願ってるのは、あいつだろうし」

そこまで呟いて、ふと、昨日の海己の表情を思い起こした。それは物欲しそうな、寂しそうな表情――――

「ひょっとして…そんなわけないか」

俺は苦笑し、机に向かった。海己に見せるための手紙を書くために。しばらくの間、便箋に集中することにした。



「海己〜、起きてるか?」
「あ、うん…」

海己の部屋の扉をノックすると、控えめに、ドアがそっと開かれて、海己が顔を覗かせた。
夕食の時、あんなことがあったから、俺とは特に顔をあわせづらいだろうに、それでも律儀に顔を見せるのが海己らしい。

まだ顔色のさえない海己の手を掴んで、俺は手に持った便箋を押し付けた。

「今日は、部屋に来なかっただろ、しょうがないから、一人で手紙を書いたんだぞ」
「うん、ごめんなさい」
「ああ、まったくだ。ほら、ちゃんと手紙に目を通してくれよ。言っとくけど、読まずに封筒に入れたら許さないからな」
「う、うん…」
「それじゃあ、俺は部屋に戻るからな」
「ぁ」

何か言いたそうな海己を置いて、俺は部屋に戻る事にした。



「うぅ…ひどいよ…わたる…私が、どんな気持ちなのか、何も分かってない…」

一人、取り残されたのは、海己。彼女はそれでも、愚直なまでの従順さで、航の言いつけを守る。
部屋の明かりの中、涙にぬれた目をこすりながら、航の持ってきた手紙に目を通し――――、

「え、これ、って…?」



こんこん。

「…航、起きてる?」
「寝てると思ったか? 部屋の電気、ついてるだろ? 入ってこい」
「うん」

視線を俯かせた俺の耳に、ドアの開く音が聞こえ、海己が部屋に入ってくる気配が感じられた。
しかし、俺は視線を上げない。手もとの作業を続けるのを優先する。何と言っても、時間が時間だ。いいかげん眠いし、早く終わらせたい。

「あの、航…この手紙、おかしいよ」
「そうか?」
「うん、だってこれ、沢城さんに渡すにしては、書いてること滅茶苦茶だし」
「書いてる途中でそうなったんだよ」
「…明日の朝ごはんの要望とか書いてあるし」
「腹が減ったんだから、仕方ないだろ? 結局、夕食は口に出来なかったんだから」

おずおずと、臆病に、どこまでも回りくどく、海己は俺に聞きたいことを重ねてくる。俺は便箋の文章に集中できず、『仕方なく』海己の言葉に耳を傾けた。

「畑仕事にジャージは似合わないとか…」
「いや、似合わんだろ、特に海己の場合」
「今日のお弁当、美味しかったとか」
「たまには、素直な感想を言ってもいいだろ?」
「っ……落ち込んでるなら、俺の部屋に来い、とかぁ…」
「心配だったからな」
「〜っ!」

俺の背中に、抱きついてくる感触。俺は机に向かいながら、海己の抱擁に身を任せる。そう、さっき書いたのは『海己への』手紙。
どうしようもなく従順で、それでいて僅かに距離がある、幼馴染への俺からの捻くれた思い――――ただ、いつもの事を書き連ねただけの他愛もない手紙。
しかしそれでも、海己が喜んでくれたのなら、書いた価値があるのだろう。

「お前なぁ…これから別の手紙を書かなくちゃならんのに、しょうがない奴」
「うぁっ……わたる……わたるぅっ」

背中にのしかかる、決して軽くない重み。普段よりも重く感じるそれに辟易して、俺は身体の向きを反転させ、海己を抱きとめた。

「ごめん、ごめんねぇっ……」
「何に謝ってるのか、よく分からん」

憮然とした表情で、俺は海己の髪を触ってあやす。そのまましばらくの間、海己は俺の胸の中で泣きじゃくっていた。



それは、ここしばらくの間には、何度か見慣れた光景だった。休み時間か、昼休みか……教室にふらりと現れた一人の少女が廊下に出ようとすると、彼女を呼びかける声がある。
決まってそれは、彼女に『あるひと』の書いた手紙を渡すために、同級生の少女が、彼女を呼び止めるものだった。
しかし、今日の場合は勝手が違った。少女を呼び止める所までは一緒だったが、同級生の少女の手に、手紙はなかった。

「ごめんなさい、航、昨日は手紙をかけなかったの」
「……そぅ」
「本当にごめんなさい、私からきつく言っておくから」

同級生の少女は、朗らかに笑いながら、少女に頭を下げる。その様子を見ていた少女の目は無関心に、それでも目の前の同級生の少女を見つめていた。

「明日は、ちゃんと書けると思うから、だから、今日はごめんなさい」
「ねぇ」
「……はぃ?」

ここ最近は、曲がりなりにも言葉を交わすくらいのコミュニケーションは取れている二人。
だから、少女から話しかけられても、同級生の少女はさしたる驚きもなく受け答えした。ただ――――、

「昨日、何か良いことあった?」
「え…ど、どうしてそんな事、聞くの?」

少女の質問は予想してなかったらしく、同級生の少女は明らかにうろたえた様子を見せる。そんな様子を、少女はじいっと見つめ…。

「そう…ま、いいわ。それじゃ」
「あ、うん、呼び止めてごめんなさい、それじゃあね、沢城さん」

背を向けて歩き去る少女に、ペコリと頭を下げる同級生の少女。しばらくして――――、

「本当に、ごめんなさい」

ほんの僅かな罪悪感と、ほんの僅かな嬉しさの籠もった言葉は、誰にも聞かれることなく、廊下に溶け消えた。

「…なによ」

正対称に、よく通る声で、不満げな呟きを口に乗せる少女。その日の降水確率は、10%…
晴れのち曇り――――にわか雨に見舞われた夕方から夜半にかけての、あるペンションでの少年と少女の口論の前、それは、些細な出来事であった。


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