〜Fate GoldenMoon〜 

〜幕間・吸精美女(18x)〜



月光の降り注ぐ……嵐の去った後の庭は、静けさに包まれていた。
屈辱に身を振るわせるギルガメッシュ、地面に倒れ伏したライダーを見て、俺は大きく息をついた。

「ギルガメッシュ、屋敷の方を見てきてくれ。イリヤたちの無事を確かめたい」
「…………己が行けば良いだろう、我は今、そのような気分ではない」
「そういうわけにもいかない。ライダーの傷の具合も心配だし、もしあいつらがこの場に戻ってきたら、桜やイリヤを護れるのはギルガメッシュだけなんだからな」

俺の言葉に、ギルガメッシュは……めんどくさそうに肩をすくめただけである、
確かに、アーチャーに一本取られたのは仕方がないだろう。だけど、そのことを気に病んでいてもしょうがないのだ。

「ギルガメッシュ……あいつらの狙いは桜だ。それを護りきれたということは、今回は俺達の勝ちなんだぞ」
「…………我は、負けていないと?」
「ああ、確かに危ないところだったけど、そもそも、マスターと英霊ってのは協力しあうものだろう? だったら、何も恥じることはない」

落ち込んでいた様子のギルガメッシュだったが、俺の言葉にしばし考え込み、ややあって納得したように頷いた。

「うむ、だとすれば詰めを誤る訳にも行かぬな。即急に保護するとしよう」
「ああ、俺はライダーの様子を見てくる。ギルガメッシュは居間にいるイリヤと合流して、桜の部屋で待っててくれ」
「そうしよう。兎に角、再度の襲撃がないとは言い切れぬ。用心すべきだろうな」

そう言って、ギルガメッシュは屋敷の中に入っていった。
さて、あとはライダーの方だけど……俺は、庭にうずくまるように倒れているライダーに歩み寄った。



「ライダー、大丈夫か?」
「…………はい、深手を負いましたが、外側の方は何とか『繋げる』ことが出来たようです」

俺の声に、ライダーはそう言って身を起こした。押さえた腹の部分は、血にまみれていたが……傷らしいものは見受けられない。
ライダーの言っている、繋げる、と言うのは、そういうことなのだろうか?

「…………英雄王は?」
「ああ、ギルガメッシュなら、イリヤと桜の様子を見に行ってもらってる。大丈夫、二人とも無事だろう」
「そうですね……あの御方なら、サクラの身を任せるのにも不安はいりませんね」

月光に照らされる、ライダーの顔は、薄い微笑。どこかそれは、幼いときに見た、切嗣のあの表情に似ていた。

「おい、ライダー……!?」
「そんな表情をしないでください。消えてしまったりはしませんよ。さすがに、休息を取らないと危なくはありますが」

そういうと、ライダーはその場に立ち上がり、急に、貧血になったようによろめいた。

「ぁ――――」
「あぶないっ!」

俺は思わず、倒れかかるライダーの横手に回り、その身体を支えるように手を伸ばす。
右手を、崩れる体勢のライダーの腰に回し、バランスを取ろうと、左手をライダーの肩に伸ばそうとして――――、

「――――?」
「あ」

やわらかい感触、いや、不可抗力である。なんと言うか、狙ってやったわけでもないし、こんな場面を桜とかが見たら、大変なことになるだろう。
中途半端に伸ばしたその手は、ライダーの身体の膨らんだ部分に、ジャストフィットしてしまっていた。

「あの」
「わ、悪い! だけど、狙ってやったわけじゃないから……!」
「いえ、それよりも、離れていただけませんか?」

どこか、表情を硬くした顔で、ライダーは俺にそう言う。怒ってる、確実に怒ってるな……。
俺は、胸に当たっていた手を離すと、恐る恐るライダーの方を見た。相変わらず、硬い表情のままである。

「その……ごめん」
「……何を謝っているのですか?」
「へ?」

そらしていた視線を戻し、ライダーの顔を見る。すぐ近くにある、端正な顔は、どこか神秘的で引きこまれそうな魅力があった。
意外そうな顔をしたライダーは、どこか居心地の悪い表情で、俺から視線をそらす。

「そもそも、謝るのは私の方です。このような大きな身体、支えるのも大変でしょう」

ですから、離れてほしいと言ったのですが……などと、ごにょごにょと言うライダー。
俺は、なんと言うか、ポカーンとした表情で、ライダーの顔を見ていた。

いや、だって……なんというか照れているライダーの表情って、インパクトが凄くあったのだ。
飄々として、颯爽とした仕草の美女ってイメージがあったけど、今見せている表情は、歳相応の少女のような感じを受けたのだ。
まぁ、何にせよ、怒っていないってのは良かったけど。

「いや、そんなことはないぞ。大体、ライダーって俺と同じ位の身長じゃないか。そんなに負担になるとも思えないし」
「…………そういえば、貴方は成長していたのですね。半年前は、私の方が大きいと感じていましたが」
「成長期だからな……って言っても、もっと上背は欲しいんだけど、理想はアーチ……いや、ギルガメッシュくらいかな?」

そんなこんな言いながら、俺は身をかがめ、ライダーの隣に回り、肩を支えるように立った。

「まぁ、そういうわけだから心配はいらないって。そもそも、こんな所に置き去りにして屋敷に入るわけにもいかないだろう? ライダーだって、女の子なんだから」
「――――」
「ん? どうしたんだ? 俺の顔に、なんかついてる?」
「いえ、サクラが貴方のことを慕う理由が、なんとなく分かったような気がしただけです。では、お言葉に甘えて肩を借りることにしましょう」

そう言って、ライダーは、本当に楽しそうに微笑んだのだった。



「――――しょっと、ほんとに、こっちでいいのか、ライダー?」
「はい、ここからなら、サクラの部屋も監視できますし、身を潜め、休むことも出来ます」

ライダーに言われ、肩を貸して訪れたのは、修練でよく使っていた土蔵である。
庭の片隅にあるそこは、夏の蒸し暑い夜だというのに、どこか冷え冷えとした空気を感じる。

ライダーは、ビニールシートに腰を下ろし、ようやく落ち着いた様子で息をついた。
さて、それじゃあ俺も、桜達の様子を見に行こうか? ライダーの容態は分からないけど、本人の言う限りだと、休めば何とか回復するだろうし。

「じゃあ、俺は桜達のほうに行ってみるけど、ライダーは何か欲しいものとかあるか? あとで麦茶とか持ってくるけど」
「欲しいもの、ですか……」
「ああ、なんでも遠慮しないで言ってくれ。桜の恩人なんだし、無下にはしない」

俺が頷くと、ライダーは真剣な表情でなにやら考えていたが、しばらくして、答えが出たようだった。
じっ、と眼帯を外したままの瞳が、俺を見つめてくる。

「そうですね、この際ですし、遠慮はしないことにしましょう」
「――――ぇ?」

身体の異常に気がついたのは、その時。ドクン、ドクンと心臓のペースが上がっていく。それと同時に身体の感覚がなくなっていく。
ライダーの瞳に見つめられる間に、まるで自分の体内にある、全ての骨が無くなってしまった様な、脱力感が――――、

「ライ、ダー……これは――――」

がくん、と腰が落ちる。糸の切れた操り人形のように、身体が動かない。
それが、ライダーの仕業と言うことは、なんとなく分かった。しかし、何故、こんなことをするのか――――

ゆっくりと、ライダーがにじり寄ってくる。それは、まるで蜘蛛の巣にかかった得物を食する、蜘蛛のような仕草。
鳥の巣に残された、卵を飲み込もうとする、蛇のような表情。慈悲などそこにはなく、そこには本能のみがあった。

「本来なら、間接的に精気と魔力を分けてもらうのが最善なのですが、残念な事に、余裕がありません」
「――――おい、ちょっと!?」
「英霊の源、力の源泉はお分かりでしょう。魔力と、人の命」

確かに、それは知っている。だけど、いや、ズボンのジッパーを下ろすのは――――
戸惑う俺に、ライダーは蟲惑的に微笑む。頬が、赤くなるのが分かった。そんな表情は、やっぱり、反則ではなかろうか。

不自由なはずの、下半身に血が巡る、下着を押し上げ、生殖器が無様にも屹立する。
それを見て、ライダーは身体に纏う、黒い布地、胸部を覆うそれを、腰の辺りまでゆっくりと下ろす。

ごくり、と喉がなった。瞬きをする事すら忘れ、ライダーの乳房を凝視する。
張りのある、大きな乳房、?ぎ立ての西瓜のような大きさのそれは、二つ揃い、ライダーの緩やかな動きに合わせ、ふるふると揺れる。

理性が、倒壊しそうだ。見ては駄目だ、と、内心で思っても、本能は目が離せない。
上半身裸のライダー、整った指先が、楽器の調律をするかのように、緩やかに股間をまさぐる。

下着をずらされ、ビクビクと脈打つ血の巡った肉棒が、外気にさらされる。
これから始まる出来事を予測してか、どうしようもなく、血管を灼熱のようにたぎった血が巡り、狂いそうな感覚が、脳を支配する。

「は、ぁ――――」

ライダーの手が、生殖器にかかる、それだけで、狂いそうな快感が脳髄を直撃した。
舌先が、這いずり回るような感触。それだけではない。まるで、絹糸に包まれているような、心地よい快感――――。

「――――」

視線の先、ライダーの手が、俺の敏感な部分をさすっているのが見える。
サラサラとした髪を、手に絡ませ、俺の生殖器にこすり合わせる。不思議な感触が、断続的に襲い掛かってくる。

舌先のように繊細な、細い指、絹糸のように滑らかな、紫紺の髪――――。

「くっ……」

射精感が、反射的に脳髄を駆け巡る。出しては駄目だ……理性を総動員して、射精衝動をこらえる。
息を荒げるそんな俺の表情を見て、ライダーは困ったように微笑んだ。

「意外に強情なのですね、貴方は」
「――――!!」

本当に、今度は声もなく、俺は悲鳴を上げた。ふかふかとした柔らかな感触、二つのそれに挟まれて、言いようもない気持ちよさが脳裏を塗りつぶす。
ライダーはその豊満な胸で、俺の生殖器を挟むように扱く。

胸の谷間に迎えられたそれは、酷く窮屈そうで、それでいて歓喜に震える。たぷたぷとした柔らかな肉の器。
理性は融け、もう、考える事すら放棄しそうになった、だと、いうのに――――

「ぁ、んむっ――――」

その、桃色の唇が、生殖器の先端に触れ――――ぬるり、とそれを包み込んだ。
限界は、そこまでだった。愛撫を受け、耐えに耐えた精液は、とどめる理性の一片すら失った身体の本能に従い、外へと、溢れる。

ぐびゅっ、ぐびゅっ……

溢れ出す、欲望の白濁……体温よりも数倍の熱さの感じるそれは、ライダーの口内に注がれる。
ライダーは、いたずらっぽく微笑むと、ごくん、と喉を鳴らした。

「ぁ――――」

呑んで、くれる。雄の本能は、その行為に猛り狂う。生み出した命の素を、絶え間なく注ぎ込む。
まるで、脳味噌すら吐き出すような快感――――精巣が空っぽになるような虚脱感。

その衝動が収まるまで、何度射精したかは分からない。まるで、小水のように、出続けるそれを――――

「んくっ。んくっ、んくっ…………」

ライダーは一滴も溢す事はせず、全て飲み続けた。



「――――は、は、は……」

射精も終わり、荒い息をつく。もう、一滴の精液も残っていない。身体中の体液を搾り出したような快感は、疲労感と虚脱感を与える。
そんな、状況だというのに、俺の生殖器は、いっこうに衰える様子も見せず、天に向かって聳え立っていた。

「それでは、続きをしましょうか」

どことなく、さばさばとした様子で、ライダーは、横たわる俺の身体に乗ってくる。しゅる、という衣類のずれる音。
それが、何なのか、思考を凝らす前に…………

じゅっ、じゅぶっ……

「――――!」

下腹部が、とろけるような快感に包まれた。俺の身体に馬乗りになったライダー。
目を閉じ、一心不乱に腰を上下させる。そんな事を頭で理解した。

ライダーの中に入っている……緩やかに俺の生殖器と、ライダーのそれとが絡み合う。
生殖行為……ライダーの秘所はぐちゃぐちゃと、粘っこい音を出し、俺の身体を受け入れている。
だと言うのに、目を閉じたその表情は、なんとなく苦しげだった。

視線が、一つの部位で留まった。ライダーの脇腹の部分、血の赤で染まった底は、傷が塞がっても、血の色は消えてはいなかった。
それで、頭が冴えた。そうか、ライダーがこんな事をしたのは、傷を塞ぐためだ。
傷が痛むのだろう、軋む身体に鞭打って、なおも快感を貪ろうとしている……その姿はとても綺麗で、どこか哀しかった。

上半身を動かす。首、肩、腕、と、神経が繋がっている事を確認する。
そうして、身体の自由を確認すると、俺は上半身を起こし――――ライダーにキスをした。

「んっ」
「――――! な、何をするのですか!?」

本気で驚いた様子で、ライダーは仰け反った。といっても、繋がった状態じゃ、必要以上に逃げられはしないんだが。
ライダーの頬が、見る見る真っ赤に染まっていく。その効果に、こっちも驚いたんだけど。

「いや、ライダーがつらそうだったからさ、これって、あれだろ? 魔力を受け渡すっていう」
「そうですが……貴方は動いてはいけません! 全て私がしたことにしなければ、サクラに顔向けが……」

そこまで言って、ライダーは口ごもった。俺の浮かべた表情に、理解をしたんだろう。

「いいんだ。俺の責任で。俺の本心は……」

そう、金色の髪を持つ凛々しい王の少女。彼女以上の存在を、俺は考えれなかった。馬鹿らしい考えかもしれないが、それは、俺の決めた事。
別れる前よりも、分かれた後ほど、彼女の存在を強く想う……それは誓いだった。

「だから、ライダーは力を抜いてくれ。傷がまだ痛むんだろ? あとは俺がやるから」
「――――」

ライダーは何か言いたげに俺の方を向いていたが、困ったように相好を崩した。

「不器用な人ですね、貴方は」

それは、分かっている。分かっているが、そういわれると、なんとなく癪だった。
憮然とする俺の様子を見て、ライダーはその口元に、うっすらと笑みを浮かべた。それは、作ってのものでなく、やわらかい笑みだった。



衣類を全て脱ぎ去り、ライダーはシートに身を横たえた。
スラリとした肢体、豊満な胸、括れのある腰つき、そうして、細い足首と、柔らかい太腿の付け根……俺と繋がっていた部分は、潤いに満ちていた。

ライダーの足を開く。抵抗はなく、付け根の部分にある秘所は、誘うようにヒクヒクと蠢いている。

「それじゃあ、はじめるから……」
「はい」

目を閉じ、静かに頷くライダー。長い髪が身体の下に広がり、紫色の絨毯を映す。
先ほどまでのような、魅惑的な、蟲惑的な雰囲気はなりを潜め、落ち着いた、大人の女の人がそこにはいた。

彼女の身体の中心に、繋がるために腰を割り込ませる。
滑りのある、女性の内部に、進入する。じゅぷ、と静かに音がして、奥まで抵抗なく身体が届いた。

「はっ、はっ、はっ……」
「んっ、んっ、んっ……」

ライダーに負担のかけないように、ゆっくりと腰を前後に動かす。
生殖器同士の触れあい。先ほどのような、一方的な快感はない。それでも、俺にとっては充分な快感。

膣の壁をゆっくりと擦り、隅々まで味わうように、感覚が高まっていく。
ライダーの胸の谷間、柔らかいフカフカのそれに顔をうずめ、ピンと立った桃色の乳首を舐める。

溶け合いたいと言う本能。互いに口付けを交わし、頬や耳たぶにキスをする。
身体が熱を持っていく。快感は身体全体を満たし、まるで、温泉に入っているかのよう……。

「――――――――」
「――――――――」

絶頂の叫びはない、互いに、相手の身体の心地よさを味わい続け、汗だくになりながら、鎔け合って行った――――。
感覚が、真っ白になる。気遣いと、想いやりの果て、ただ一度、抜けるような快感と共に、ライダーの子宮に精液が届いたのを、震える身体で感じた。

ビクビクと震える身体。不思議なほど同調した感覚は、互いに絶頂へと登るように、精液を放ち、精液を受け入れていた。
豊満な身体にもたれかかる。甘酸っぱい汗のにおい。俺と同じように汗だくになりながら、余韻に身を振るわせる人がそこにいた。



…………そうして、その行為は終わりを告げた。何時間もかかったように感じたが、実際は半刻にも満たない時間だった。
服を着て、立ち上がる。正直、気恥ずかしくて……ライダーと顔を合わせてられない事もあったけど。

「……行ってしまうのですか?」
「あ、ああ。桜やイリヤの様子を見に行かないとといけないから」
「ここにいて、と言ったら、どうします?」

服を着て、座ったまま、ライダーはそんな事を口にする。

「あ、ぅ――――」

いや、困った。まさか、そんな事を言うとは思わなかった。
思考がぐるぐる回る。汗もだらだら流れるし、膝も震えてきた。

「――――冗談ですよ」
「あ、アンタなぁ――――」

クスクスと、ライダーは面白そうに笑う。その表情は、半ば眼帯に包まれて分からなかったが、きっと目も笑ってるんだろう。

「行ってあげてください、サクラには貴方が必要なのですから」
「ん、ああ……分かってる」
「それと、先ほどの事はサクラには黙っている事。知られるのが怖いなら、記憶を消す事も出来ますが」

背中越しに、ライダーの声が聞こえてくる。おそらく、頷けば実行してくれるその問いに――――俺は首を振った。

「何故ですか? 知られる事が都合が悪いなら、記憶を消すのも、決して悪ではないでしょう」
「まぁ、そうなんだろうけどな……いやなんだよ、そういうのは」

それは、本心だった。大体、抵抗すればどうにかなる場面もあったかもしれない。
切嗣の言ってたことだし、こういったことの責任は取らないといけないんだろうしなぁ……。

「ともかく、イリヤたちのほうに行ってくるから、ライダーは休んでる事。風邪をひいたりしないようにな」
「あ、はい」

首を巡らせ……肩越しに振り向き、そう言うと、どこか、呆けたようなライダーを残し、俺は土蔵を出る。その背中に、

「あの、エミヤ、シロウ――――」
「ん?」

声をかけられ、振り向くとライダーは困惑した顔をしていた。
何で呼び止めたのか、自分でも分からないような顔、それでも、何か言おうとしたのだろう。

「その、おやすみなさい……」
「ああ、おやすみ、ライダー」

おずおずと、言ったその言葉に、俺は笑顔で返答をした。
土蔵を出る。すでに時間は夜――――満天の星空がそこにあった。


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