サルデーニャ 石仏の旅 Travelling Dialy Sardegna
2004 05/13 - 05/21
13日(木)CAGLIARI
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| サルディニアの紙パン |
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| カリアリの丘の上から |
イタリアはボローニャのアンジェリカというフェスティバルにズビズバで出演。その後1週間のオフをとりサルディニア島に行く事にした。サルディニアには去年のジャパニーズ・ニューミュージック・フェスティバルの時も3日間滞在したが、行きたい所にはほとんど行けなかったのだ。ズビズバのライヴは昨夜無事終了し、今日は朝5時に目覚ましより前に目がさめる。ズビズバのメンバーの高橋秀樹も観光のためヴェネチアに行くというので(芝崎はパリ行き)2人で朝6時のヴェネチア行き電車にのり約2時間でヴェネチアに到着。マルコポーロ空港まではバスで約20分。飛行機は30分遅れたが無事カリアリCAGLIARIに到着。
バスでセントラルに向かう。予約してあった Quattro Mori(30EUR)にチェクインしたあと食事とバス等交通情報ゲットのため街に出る。まずレストランでサラダと海老のスパゲッティと赤ワインを注文。この旅で一番旨かったかも。レンタルバイク屋をチェックするが原付きがなくて(原付きの免許しかない)借りられず、天気も曇り気味なのでバイクでゴニGONI(約40キロ北にある)に行くという計画は断念。今日は街をブラブラしたりする。ホテルでメールをチェックするとホッピー神山から10メガバイトのファイルが送られてきてダイヤルアップで遅いため40分以上かかってしまう。電話料金が幾らか不安。内容は戸川純バンドのジャケットデザインだった。

14日(金)ARZACHENA
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| サンパンタレオの岩山 |
8時頃おき、ホテルの朝食を食べ博物館まであるくことにする。丘の上にあり、歩くと20分はかかりそうだ。近道をしようと思ってたら違う方向に行ってしまう。やっと辿り着いて一通り見て回るが、あまり大規模でもなく、余裕で11時にホテルに戻りチェックアウト。電話代は市内通話だったからかタダだった、ラッキー。昼メシでも食ってから出かけようと思ったが、レストランは全部12時オープンで、昨日みたいなうまいスパゲッティは食べられなかった。仕方なく駅前のマックにする。12時の電車でオルビア OLBIA まで行く事にする。
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| キノコ岩 |
電車は遅く約4時間半かかる。オルビアに着き、荷物を背負ったままホテルをチェックするが全部のホテルが取り決めで45ユーロになってるらしい。ちょっと高い。そこでアルザケーナ ARZACHENAのホテルに電話してみると40ユーロだったのでオルビアの街には見るものは特に無いので、もう次のバスでアルザケーナまで行ってしまうことにする。
このバス高速ではなく海側の道路を通りサンパンタレオ S.PANTALEOを経由するが、サンパンタレオの少し手前の奇岩群がまたすばらしかった。町からはまた両側に大きい岩山が眺められ、凄く小さい町だけどちょっと宿泊していきたくなった。が、そのままアルザケーナまで行き、街のはずれにあるホテルCASA MIAにチェックイン。さっき電話した時は英語の良く分からないおじいちゃんが出て40といってたが、息子らしき人が出てきて35ユーロになった、ラッキー。部屋はなかなか快適。チェックイン後、まだ明るいのでとりあえずキノコ岩Il Fungoを見に行く。
町の中心からちょっと入った住宅街のドまん中に小高い丘のうえにあるキノコ岩は町のシンボル的な感じでいい案配。上にのぼると町が一望できてまた素晴らしい。ホテルに戻り、ここのレストランで食事をすることに。スパゲッティとシーフードピザと赤ワイン。ピザがなかなか旨い。

15日(土)PALAU
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| 墓の前で |
朝おきて荷物を整理してるとパスポートが無いのに気付きあせる。フロントに預けたままかと思って聞いてみるが無い。昨日の夕飯の後、外をぶらついた時に落としたのかと思ってみて回るがやっぱり落ちてない。そうこうしてるうちに警察から連絡がありパスポートが届いてるとの連絡がありホッと一安心。やっぱり外に落としていたらしい、こんなことは初めてだ。田舎町で良かった、普通だったら出てこない。警察にパスポートを取りに行き、レンタルバイク屋に行く。原付きはなく125ccしかなかったがなんとか交渉して125ccを借りる事に。計画としてはこの周辺の遺跡を見てからそのままバイクでパラウ PALAU まで行き宿泊し、パラウ周辺もバイクでまわって明日戻ってきて返却するという案配だ。しかしレンタル料1日半で70ユーロ(一日50)はちょっと高すぎない?車借りられるよ。しかしこのバイクなかなか快適でまあいいか。
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| ホテル「岩」 |
まず先に2箇所の巨人の墓tomba di gigantiとストーンサークル(これはちょっとショボイ)を見てから、昨日のサンパンタレオに戻り奇岩群を撮影、アルザケーナまで戻りちょうど陽も一番高くなったところで再びキノコ岩へ。
それからホテルに戻り荷物をとり14キロ離れたパラウに向かう、まずインフォメーションによった後ホテルを何件かみてからホテル「岩」Hotel La Roccia にチェックイン (45ユーロ)。まだ明るいので6キロ離れた熊岩Roccia dell'Orsoを見に行く。が、熊岩の全貌を撮影するには立ち入り禁止の所へ入って行かなくてはならず、それは断念。ホテルに戻りホテルお薦めのレストランでカラスミのスパゲッティ/ピザ/赤ワインを注文。それほど旨くはなかった。

16日(日)CAPO TESTA / OLBIA
ホテルの朝食。宿泊客は老夫婦が多い。主に奇岩を見にパラウまで来たがフェリーですぐのマダレーナ島に行くか、さらに23キロ行ったカポテスタCapo Testaに行こうか迷ってた所、ロビーに置いてあった奇岩の写真集をみてやはりカポテスタに行く事に決定。荷物をホテルに預けてバイクでカポテスタに向かう。40分程で到着。
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| エメラルドグリーンの海 |
サルディニアの海はエメラルドグリーンで本当に綺麗。カポテスタの奇岩群はちょうどフランスのプラウマナックに近い感じで、何時間歩き回っても飽きない。パラウに戻る時ちょっと近道をしようと思い横道に入るが行き止まりで引き返す。無駄遣いをしてしまいガソリンの残りが心配になってきた。パラウのホテルまで戻り荷物を取ってからアルザケーナに戻る。やけに閑散としてるなと思ったら今日は日曜日だった。そうかバイクの返却の際も電話してくれと言ってたのは昼休みとかじゃなく日曜で休みだったからか。午後一のオルビア行きのバスは既に出てしまっていたので、まずレストランでロブスターのパスタを食うがちょっとトマトソースがくどくていまいち。でもこの2階のレストランからみえるキノコ岩はなかなかいい眺めだった。もうひとつ昨日見そびれた遺跡も急いでみてくる。バイクの返却にちょっと手こずったが、4時40分のバスに乗りオルビアまで戻る。今日はオルビアに泊まり明日の朝ヌオロNUOROに行く事にする。Hotel Cavour(45EUR)にチェックイン。町をブラついて港まで行くとなにやらフラワーフェスティバルらしきものが催されていてものすごい人出で賑わっていた。例によって未だレストランが開かないのでさらにブラブラしてやっと開いたレストランでクアトレフロマージュ(4種のチーズ)のピザとキノコの焼いたのと、めずらしくビールを注文。ピザはあまりいただけない。

17日(月)NUORO
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| 夕方のマモイアダ |
朝8時のバスでヌオロNUOROにむかう。シニスコラSINISCOLAまでが1時間ぐらいの距離なのに2時間かかり、そこから乗り換えだった。乗り換えてからは高速道路になりそこからは速かった。結局2時間半といわれたのが4時間近くかかってしまった。 とりあえずインフォメーションに行くとやはりいろいろと遺跡のポスターが貼ってあり、あれもこれも行きたくなる。街なかのホテルは最低45ユーロ以上で1番安い宿(B&B)がオルトベーネ山 Monte Ortobene の上にある。いずれにしてもスクーターを借りるつもりだったのでレンタルバイク屋にいってみる。原付きが一日30ユーロだったので借りて山の上のカーサソロッティ Casa Solotti (28EUR) を目指す。チェックインをしてからまず宿とは反対側にあるサコンカSa Concaという巨岩をつかった民家をみる。その後北東8kmぐらいにあるオルネORUNEの遺跡をめざす。さきにガソリンを入れようとおもったが昼休みでセルフサービスになっててやり方がわからないので入れるのをあきらめる。
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| 山頂からの景色 |
高速道路まで近道を行くつもりが高速道路の下をくぐって反対側にでるものの高速には出られずどんどん険しい山道になり途方にくれてしまう。奇跡的に一台の車が通りがかったのでみちを聞きなんとか行き方がわかったが、ここでガソリンをかなり消費してしまったためヌラーゲ・ルンネNuraghe Lunneしか行く事が出来なかった。ヌオロに戻りガソリンを入れてから南に18km離れたマモイアダMAMOIADAに向かうが着いたらもう5時過ぎだった。
ここは民家の敷地内にあるとは聞いていたがそれがB&Bだったとは。そうとわかっていればここに泊まったのに。3000年位前の渦巻きが彫られた石碑Stele di Boeliは素晴らしいのだがこの時間は逆光になり、宿のおばちゃんも朝がすばらしいというので仕方が無いので明日の朝また来る事にした。ヌオロに戻って街でめぼしいレストランを捜すがみつからず、そういえば山の上のホテルにレストランがあったなと思いとりあえず山に戻る。レストランは8時半からだったので一旦宿に戻ってから出直してくる。イカすみスパゲッティとサラダと赤ワイン。ここからの夕景は素晴らしかった(日の入りは9時ぐらい)。

18日(火)SASSARI
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| Roccia dell'Ellefante |
朝7時半に宿を出てまたサコンカ経由で山をおりてみるがまわっていくが、サコンカは朝は逆光で写真は撮りにくかった。ガソリン節約のため街までの下りはほとんどエンジンをつけずに走ってみたら20分もかかった。街からマモイアダまでは35分ぐらい、8時半ぐらいに着いた。はたして朝の渦巻き石は素晴らしかった。空も晴天でいう事なし。サルディニアで一番好きかも知れない。しかし民家の敷地内にあったりする関係か、あまりガイドブックとか遺跡関係の本では取り上げられていないのは残念だ。そもそもトリノでライヴをやったときにサルディニアから来たというファンがこの石のことを教えてくれてそれからサルディニアに興味を持ちはじめたのだ。ここは本当に来て良かった。帰りは高速道路の方を走ってみる。バイクで高速道路はちょっと恐いがやっぱり早い。スクーターを返却して9時50分のサッサリSASSARI行きのバスになんとか間に合う。2時間半でサッサリにつきバスターミナルで各地へのバスの便を調べてから鉄道駅前のHotel Giusy (31EUR) にチェックイン。
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| 鉄砲玉の痕 |
まずカステルサルド CASTELSARDO の象岩Roccia dell'Elefanteまでバスで行く。それはバス亭のすぐそばの道路沿いに忽然とあり、青空と緑と舗装道路とのコントラストがなかなかいい感じ。そこからヌラーゲNuraghe(サルディニア特有の三千年前の遺跡建造物。島内に七千はあるらしい)らしきものが見えたので歩いていってみる。
バス停まで戻ってきてバスの時間をみると3時だと思ってたのが5時でまだ2時間もあった。カステルサルドの町までは4キロでそこまで行けばサッサリ行きのバスがいっぱいあるので歩いて行く事に。が、ほどなくして町まで行くローカルバスが通りがかったので助かる。サッサリまでバスで戻り飯を食おうと思ったがレストランが開くまでは時間があるので博物館に行って時間を潰すことに。歩いて博物館まで往復したらかなり遠く相当疲れる。しかし夜7時でもまだレストランはオープンしてなくてまた歩き回る。やっと開いてるレストランがありシーフードピザとキノコの焼いたやつと赤ワインを注文する。このあたりの特徴なのかピザの表面をなみなみとオリーブオイルが覆っていてちょっと食えないのでオイルを捨ててもらい食べる。まだちょっとオイルっぽかったがなかなか美味。

19日(水)ARGHERO
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| 巨石神殿 |
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| ARST社のバス停 |
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| バスの切符入れ |
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| フェリー |
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| サルディニアのパイプ |
朝、ホテルの朝食をたべてから北に11キロ離れた所にある巨石神殿Monte d'Accoddiに行くためバスにのる。
バス停からは20分ぐらい歩く。巨石神殿というには程遠い小型神殿だがその脇にあるヒビのはいった球体状の石がいい。ホテルに戻り最終地アルゲーロALGHEROまでのバスにのる。アルゲーロにはそれほど見たいものは無いのだが帰りのロンドンまでの飛行機がアルゲーロ発なのだ。今ヨーロッパ内では熾烈な格安チケット戦争が繰り広げられていて、アルゲーロ〜ロンドンのチケットはライアンエアーRyanairのネット予約で11ユーロ(そのうち空港税が10ユーロ!)。アルゲーロに着きインフォメーションでいろいろと情報をゲット。唯一の旧市街のホテルは満室だったので、20分歩くが町で一番の格安ホテルPensione Normandie (23EUR)にチェックインする。
このあたりにも遺跡がいくつかあるが飯をくってからフェリーに乗る事にする。このあたりのレストランはほとんどが観光地料金で今までで一番高め。しかも味も大した事がなくてガックリ。
フェリーにのって洞窟まで行って戻ってくる。洞窟は11ユーロもするので入らなかったが海を満喫。旧市街でお土産物等を捜す。いままでCD屋さんというものを全く見なかったがアルゲーロには3軒もあった。
サルディニアの合唱のCDとサルディニアのパイプがあったのでこれを40ユーロで買う。この楽器3本組みになっていてバグパイプのような音色だが3本同時にくわえて、循環呼吸で一本はドローンを鳴らしあとの2本で主旋律と対旋律的なものを同時に吹くという超絶技巧を要する楽器だ。地元で大人気という家庭料理の店に行ってみるが予約で一杯で入れず、ホテルに戻る途中のピザ屋でピザを食ってかえる。

20日、21日
朝7時のバスで空港に向かう。空港で朝飯を食べ、サルディニアのワインをかって10時の飛行機でロンドンへ。ロンドンでは知人宅へ一泊し、次の日の飛行機で日本に戻る。大韓航空のソウル経由だったのだが、満席のためJALの直行便に振り替えらて逆にラッキー。サルディニアは小さい島ながら海あり山あり遺跡あり奇岩ありと見どころ満載。今回で特に行きたい所はみたが、まだまだ面白そうな所はいっぱいある。機会があればまたいってみたい。