木工作品3  2003年度

岡持と重箱  岡持 257x167x178mm 重箱150x150x45mm
去年の12月から作っていた岡持と重箱がやっと出来上がりました。
始めてカシュー塗料を使ってみたのですが扱いづらく悪戦苦闘しました。
ひさの駒日記のひささんからアドバイスを受けたりと何度も塗りなおし、塗料の時間が一番長くかかった作品です。
塗料は始に失敗したのが祟ってとてもアップでお見せで来ませんが、カシュー塗料の光沢ははまりそうです。
スプルース材
インターネットの材木屋さんで
700x10x45mm  45円
700x10x60mm  60円の物を何本か買いました。
重箱の底は60mm2枚と45mm1枚を。岡持用に60mm3枚をルーターでL字に欠きつき合わせて接合しましたが、少し反りましたので、両面かんながけして真っ直ぐに調整しました。
岡持を組む前の状態です。
中の重箱の赤が見えるように左右違う絵柄で糸鋸でカットしました。重箱を押し出すように、後の板は楕円にカットし板も5mmの厚さにカンナがけしました。
削る方向は揃えましたので、手がんなでも削りやすかったです。
前の板は上に上げて取ります。持ち手は引き出しようの市販の物を購入しました。
留めるのに精密用 2mmの木ネジで止め
だぼで木ネジの頭を隠しました。
前板を入れる溝と後の板をはめる溝にルーターを使用と木ネジ用の穴を開けるためにボール盤を使いました。
前板の部分も5mmまで削りましたので、補強に飾りをボンドでつけました。
岡持の左右の模様
岡持の前後
45mm幅の板使用、額縁を作る時と同じ作り方で、底はルーターでかいて、嵌めてから又下の重箱に入るよう2mm程ルーターで欠いて引っかかって重ねるようになっています。重箱の中の塗料はウレタン艶ありを使いました。
写真に撮るという事に慣れていないので、気がつくと次の工程に行ってしまっていて、次回からはもっとこまめに撮っておこうと思っています。
作っている内から、姦しく皆から御花見に間に合うかと、桜だ梅だと賑やかでしたが、身の回りで使うことが出来る物は作っていてもとっても楽しかったです。今回使用した電動工具はルーター、糸鋸、ボール盤と生活工房に置いてある物を使用しました。かんな、ノコギリ、のみは家から持参細かい細工仕事はやはり自分の道具が一番です。