☆ 答 22 ☆
@○ A× B○ C○
・「四の五のいう」のは、文句屋の博打打ち
@「一か八か」には、二つの説があります。一つは、さいころ賭博の「丁」「半」の字の上の部分から。そしてもう一つは、一の目を出す遊び方の「一か罰か」という口上が転じた、という説。「罰」は失敗といったほどの意味で、一以上の目が出たら負けになるということです。
A「一に〜、二に〜、三四がなくて五に〜」は、元禄時代の初め頃から、主に金持ちの順序をいう時に使われていました。一、二がケタ外れに抜きん出た金持ちでしたから、三位以下がすぐ後には続けないという意味だったのです。
B花札の「八八」という遊び方では、一人に七枚の札が配られます。この手元の札の中で、価値のある二十点札が「光物」。そして七枚のうち一枚だけ「光物」があったら、それが「ピカ一」です。ピカ一さえあれば、ほかの六枚が全部カスでも手役(テヤク)になるというありがたい札。そんなわけで、価値のないものの集まりの中で一つだけすばらしいものを、「ピカ一」というようになったのです。
C同じく花札のゲームの一つである「おいちょかぶ」。これの最高点は九。四と五の札が出ればいいのですが、中にはそれでも満足しないで不平をもらす人がいたのです。それが「四の五のいう」人だったのです。
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