心のメカニズム 2

『もっとも良い失恋の薬は時間である』と言われるように、失恋の傷は時間の経過と共に癒えていくもの。そればかりか、大好きな食べ物も喉を通らなくなるような大失恋でも、時間が経てば美しい思い出にさえなりかねません。また、大嫌いな上司や先生も転勤してしまうと寂しくなるし、大喧嘩した昔の友人も久しぶりに会えば懐かしく感じるし、貧乏だった学生時代もいつの間にか甘酸っぱい思い出に変わってしまいます。。

人間は、嫌なことを忘れてしまい、良いことや楽しかったことだけを覚えておく生き物のようです。

心理学の父と言われるフロイトは、心のしくみを科学的に解明しようとした先駆的人物ですが、フロイトの生み出した概念の1つに『無意識』というものがあります。


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@tobira