• STAFF

監督：バリー・レビンソン
製作：マーク・ジョンソン
脚本：ロナルド・バース／バリー・モロー
ストーリー：バリー・モロー
製作総指揮：ピーター・グーバー／ジョン・ピータース
撮影：ジョン・シール
プロダクション・デザイナー：アイダ・ランダム
音楽：ハンズ・ジマー
衣装デザイナー：バーニー・ポラック

• CAST

ダスティン・ホフマン
トム・クルーズ
ヴァレリア・ゴリノ
ジェリーモレノ
ジャック・マードック
マイケル・D・ロバーツ
ラルフ・シーモア
ルシンダ・ジェニー

• STORY & REVIEW

10代の頃、父親と衝突して家を飛び出して以来、自由奔放に生きてきたチャーリー。事業の失敗で破産寸前になった彼に、父親の死亡の知らせが届く。遺産目当てに帰郷した彼を待っていたのは、自閉症で40数年間も孤独の世界に生きる実の兄レイモンドの存在と、その兄が遺産相続人であるという思いがけない事実だった。
自閉症だが抜群の記憶力という特殊な才能を持つ兄を利用し、何とか遺産を手に入れようと、弟は故郷のシンシナティからカリフォルニアまで兄を連れ出す。初めて実社会に放り出されて刺激を受ける兄。奇妙な行動に悩まされながら、兄の世話に翻弄される弟。いま2人の旅は、過去と未来の狭間の中で、それぞれの心に大きな変化をもたらそうとしていた…
他人同然のように、全く異なる人生を歩み続けてきた兄と弟が、父親の死をきっかけに出会い、そしてお互いをみつめあい、感じあい、意識しあい、やがてそれぞれの人生を大きく変えていくまでを、ユーモアと感動で描ききったヒューマンドラマである。（パンフより抜粋）