Nell/ネル

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監督:マイケル・アプテッド
製作:ルネ・ミセル/ジョディー・フォスター
脚本:ウィリアム・ニコルソン/マーク・ハンドリー
原作戯曲:マーク・ハンドリー
撮影:ダンテ・スピノッティ
編集:ジム・クラーク
共同製作:グレアム・フレイス
美術:ジョー・ハットマン
衣装:スーザン・ライオール
録音:クリス・ニュ−マン
音楽:マーク・アイシャム
挿入曲:パッツィ・クライン「クレイジー」

ジョディー・フォスター
リアム・ニーソン
ナターシャ・リチャードソン
リチャード・リベルティーニ
ニック・サーシー
ロビン・マリンズ
ジェレミー・デイヴィス
オニール・コンプトン
ヘザー・M・ボンバ/マリアン・E・ボンバ
ステファニー・ドーン・ウッド

緑と湖に囲まれ、朝日に輝き、夕日に染まり、深い闇に包まれる美しさが人の存在をも呑み込んでしまいそうなノース・キャロライナの人里離れた山間の小屋で、現代社会とは全く隔離された奇妙な言葉を話す女性が、地元の開業医ジェリーによって発見された。彼女の足下には、数十年誰とも連絡をとらず、世捨人としてその小屋に引きこもっていた年老いた母親の息絶えた姿があった。度重なる発作が顔面の麻痺を引き起こし、最後は話すことすら儘ならなかった。その母が唯一の話し相手だった彼女は、けだるく歌うような自分だけの言葉を創り上げていたのだ。彼女の名はネル。ジェリーはネルを保護することについて大学の精神科医ポーラにアドバイスを求める。ネルを近代医学の格好の研究材料として捉えるポーラに、ネルの世界に足を踏み出したジェリーは反発を感じざるを得ない。しかし、現代社会と全く隔絶して育ったようにみえたネルも、母親の暗い過去と、そしてもう一人の”自分”を通して外界の影を感じ取っていた。ジェリーとポーラはネルと共に過ごすうち、誰よりも純粋なネルに魂を揺さぶられ、逆に多くの事を学び始める。マスコミに野生児としてその存在を騒がれ、人々の興味の対象となったネルを救おうとするジェリーとポーラに芽生え始めた友情以上の感情を気づかせたのもネルだった…。
木のように身体を揺らすネル、彼女以外には解らない言葉でまくしたてるネル、そして月光の下、裸で泳ぐネル、知性という概念では計れない自分の感覚だけで世界を感じ取ろうとする純粋で本能的なネル…。(パンフより抜粋)



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