• STAFF

監督・脚本：トッド・ヘインズ
製作：クリスティーヌ・バション
製作総指揮：スティーブン・ソダーバーグ／ジョージ・クルーニー
撮影：エドワード・ラックマン
音楽：エルマー・バーンスタイル
衣装：サンディー・パウエル

• CAST

ジュリアン・ムーア
デニス・クエイド
デニス・ヘイスバート
パトリシア・クラークソン

• STORY & REVIEW

1957年、コネティカット州。紅葉の美しいニュー・イングランドの町ハートフォード。キャシーは愛すべき夫と子供たちに囲まれ、貞淑な妻であり賢い母として忙しくも幸せな毎日を送っていた。女性として常に美しく、“理想の主婦”として雑誌の取材を受ける彼女は周囲の賞賛と憧れの対象だった。しかし、ある日夫の忌わしい秘密が露呈され、キャシーの人生は一転する。（DVDパッケージより抜粋）
1950年代のメロドラマの技法を使用して、現代風にアレンジされてのこの作品。撮影技術やセット、絶妙な音楽に新鮮ささえ感じた。内容においても、究極の愛のドラマということで、主人公のキャシーの心に胸を打たれた。1950年代という時代設定の中で、人種差別の問題、同性愛の問題、夫婦や家族の問題をも含んだ中での愛。美しくも、切なく、最後には感動できる作品であった。