寺だより

はすのはな第22号  -平成25年春季号-

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大雪(?)

成人の日の1月14日関東地方は大雪(?)に見舞われた。約十数センチの積雪であったが、交通網は大きくマヒした。当山も雪が降る毎に、坂道での車の往来に支障が出ます。

又、駐車場や本堂周り、墓地などにおいても、僅かな積雪でも、何日も消えず御参詣者にご不便をかけます。この日の雪は、あっという間に積り、境内も瞬く間に銀世界となりました。本堂前の立派な松の木が屋根から滑り落ちた雪によって本堂の屋根から滑り落ちた雪によって、先端の枝が折れてしまいました。翌日造園屋さんに来ていただき、応急処置をしました。そのお蔭で何とか今のところ枯れずに長寿の松として、生き延びています。

先日、山形県に住む友人から電話があり、今は例年より雪も多く寒いし外出も不便で仕方ないと溢していました。テレビなどでは、青森県をはじめ北海道の各地の積雪状況など報道されていますが、そのたびに桁外れの量に驚いてしまいます。地球儀の上では、日本の国土はとても小さいと思いつつも、日本各地の環境の違いには、今更ながら感慨深いものもあり、豪雪に見舞われている方々には、心よりご慰労申し上げたいと思います。

あと数日で、東日本大震災から2年を迎えますが、常に生きとし生ける者全ては、大自然の力と背中合わせのなかに生かされているということだと思います。

おしらせ

平成25年度節分会豆まき式ご参加ありがとうございました。

お大師様のことば

ご縁
【良工の材を用うる、その木を屈せずして厦(か)を構う。
    聖君の人を使う、その性を奪わずして所を得しむ】

腕のある棟梁は、材料についてよく精通しているから、資材を生かした使い方をして、大きな建物を構築することができる。
そのように、聖君は人の力量や性質を見抜いて、その人の力を生かして用いることができる。 (性霊集巻第四)。

シリーズ⑩生きる力「お大師さまのことば」より

おひなさまと皐月人形

当山の客殿では、例年2月3日の節分から3月3日までの1か月間、桃の節句を祝う「おひな様」を飾っております。
その後直に3月5日より5月5日の2か月間、端午の節句を祝う「皐月人形」を飾っております。ご覧になりたい方は、お気軽にお声かけください。

サプリメント

『サプリメント』が健康促進上多く出ています。私も腰痛や肩こりが日常的に為って来たので、ついつい栄養補助食品の広告に目を向けてしまいます。

先日週刊誌に『サプリメント』の効能について書かれていたのを見つけ読んだところ、医学的に効能が実証される商品はほんの僅かであるようでした。新聞に入ってくるチラシやテレビショッピングなどを見ると、素直にすぐ引き込まれてしまう性格なので、一度買ってみようかとなってしまいます。

様々な商品が有りますが、あくまでも医薬品では無い物が大部分であり、栄養補助食品、清涼飲料水等であることの認識のもとに、その効能についても一考察しなくてはいけないと思いました。

住職独り言

今年7回目と定着した「東京マラソン」が2月24日、36,375人の参加の下開催されました。一度歩いて完歩したいと思いつつもその自信もなく、毎年東京散策をあきらめています。蓮花寺のお檀家さんで参加された人いるかな? と思ってます。いらっしゃいましたら是非ご連絡を。

ライトアップ

現在、夜7時より8時迄、夜景の趣を楽しんで戴ければと山門及び鐘楼堂・本堂に向かってのライトアップをしております。