はすのはな第4号  -平成19年春季号-

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川崎大師新貫首大護摩参拝


前列左より2番目:筆者森正一総代
写真撮影:森安男様

新年を迎えて誰もが決意と希望を携えて「猪」年を歩み始めた1月18日、住職、役員が一同に会して川崎大師を参拝しました。 川崎大師は、関東の三山であり、真言密教の根本道場の古刹として全国に知られており、正式名称を金剛山金乗院平間寺と称し、「お大師さま」「厄除弘法大師」として厚い信仰を集めている。

川崎大師に着き我々一行を出迎えたのは「旧自動車交通安全祈祷殿」であり、その建築様式は、イスラムのモスクを彷彿させる佇まいである。
さて、新春大護摩供の行われる大本堂に通されると、本堂内の空気は凛とした厳粛感・荘厳感を醸し出しており、大本山にふさわしい道場である。
大本堂に鳴り響く太鼓の音が、護摩が始まる合図であり、第四十五世藤田隆乗導師による大護摩祈祷がなされ、護摩の香り、煙がたちこめ、堂内には僧侶による読経の声が響き渡り、その燃え上がる炎は、参拝者の願意と融合して「私たちに御利益を授けて幸福へ導いてくれる」とのことです。

大護摩終了後、藤田貫首とのひとときの時間を持って川崎大師を後にしました。

檀徒総代  森  正一

大晦日・節分会行事に参加して


毎回大盛況の豆撒きのようす

早いもので、昨年檀徒世話人の役をお引き受けしてから、まもなく1年がたとうとしております。4月8日の花まつりに始まり(山形より直送の玉こんにゃく、そして花見そば、大好評でした)いろいろな行事を通して皆様方との交流を深めることができ、本当に感謝致しております。

暮、大晦日直径1メートルもあろう大釜で作ったけんちん汁2000食(具沢山の味噌仕立)日本一早い初朝市(新鮮な野菜果物パン等々)抽選会では境内身動きできない程の大盛況(1等はディズニーランド招待)寒さも忘れ、皆さま楽しいひとときを過ごし、新年を迎えたことと思います。

明けて2月3日毘沙門天大護摩供、節分会豆撒き式には年男年女28名が参加し、導師の〝福は内〟の掛け声に続き威勢よく福豆、菓子、福餅等まきました。皆さまも一度参加してみたらいかがですか。とても気持ちの良いものですよ。今後ともどうぞ宜しく御願いします。

檀徒世話人  森  千代

十年日記

前号でお知らせいたしました『十年日記』大切に今尚お使い頂いている方がお2人いました。意外にお2人とも男性で10年の月日の長さを一目瞭然で感じさせて頂きました。修繕をしながらご愛用いただき有り難うございます。
確率は200分の1でした。

住職


TOKIOさん来山

去る2月13日タレントの《TOKIO》さんが来山し護摩修行をされました。以前に《おぎやはぎ》や《たけし軍団》も見え撮影されましたが《パンチ佐藤》さん《常盤貴子》さんも地元にご縁のある方なのでいつかお会いできたらいいなと思っています。

蓮花寺中  英子

花祭り

4月8日の花祭り、今年は日曜日です。どうぞご家族ご一緒にお出かけください。
今年は暖冬でしたので、桜の花も開花が早いかも知れませんが、新しく境内には《牡丹》を植栽いたしました。このまま気温も暖かく続くようでしたら《牡丹》も咲くのではないかと楽しみにしております。又『伝道絵馬』も其の時にはご覧いただけるものと思いますので、重ねてご協力の程お願い申し上げます。

住職

今日この頃


2人の娘から頂いたチョコ

2月・3月はチョコレートの季節といっても過言では無い様に、バレンタイン・ホワイトデーのチョコが街を賑わせます。いつしか日本の習慣・行事として定着しました。殊の外、クリスマスは既に宗教を超越し融合した行事となっています。
我が家の飯田家は真言宗の歴然とした仏教徒なのですが、父の日・母の日・敬老の日・誕生日などはもちろんの事ですが、バレンタイン・ホワイトデー・クリスマス等でもプレゼントが行き交います。昭和前半生まれの者としてクリスマスなどは正直少なからずの抵抗感がありますが、家族一体で楽しく過ごす日となっています。核家族化が顕著と成っている現代、家族のコミュニケーションに花を咲かせていく行事として上手に受け入れ活用していくことが、大切なのではないかと思います。

住職