はすのはな第3号 -平成19年年始号-
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新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します
当山十二支『猪』
今年は、十二支最尾となる『猪』年です。境内にも十二支をお祀りし多くの方にご参詣をいただいておりますが、十干十二支の起源は中国の《殷》の時代に遡る様です。全て季節に従って万物が春から冬に至るまで変化する状態を基にしたものと言われております。境内の十二支格言では【猪突猛進】…目的に向かってがむしゃらに行動する事。と掲げられています。
早々昨年から日本の各地で猪の話題が報道されていましたが、脇見もせず行動しすぎると思いも寄らない所にぶつかってしまうと言うことの意も有ります。新年を迎えそれぞれに新たな希望と目標に向かい意欲を起こされている事と存じますが、足下を見つめながら、時には後を振り返りながら邁進して頂きたいと思います。皆様がご健康で慶び多き本年でありますようご祈念申し上げます。
合掌・住職
十年日記
十年日記
平成9年、檀信徒皆様のお力添えにより現在の本堂内陣を改修して戴き本年早10年と成りました。お陰様で日々安らいだ気持ちの中でお勤めをしております。
さてその折り記念と致しまして【十年日記】をお渡しさせて頂きましたが、今現在ご利用に成られていらっしゃる方がいらっしゃいましたら記念品を差し上げたく存じます。
《笑っていいとも》と言う番組で100分の1の確率を目指しゲストが問題を出しておりますが、【十年日記】さて400人中何人の方が愛用なされているか私も本当に楽しみです。
御来山の節には現本をお持ちの上遠慮無くお申し出下さい。内容は読みませんので
住職
楽しかった蓮花会韓国旅行によせて
宗廟にて 筆者最右 森秋野さん
チャングムロケ地にて5姫
宮廷料理を楽しむ
韓国の首都ソウルは、日本の地方都市にいるような錯覚を覚えるほど何の違和感もなく溶け込める街である。
車窓から見える活気あふれるソウルの街の様子と郊外の田園風景は、いつも見慣れた風景のようだが、ハングル文字がすべてを打ち消し、やはりここは韓国なのだと改めて思うほど日本によく似た風景が広がる。
500年間の繁栄と栄華を誇った李王朝の古宮である、「徳寿宮」と「宗廟」を訪れた。
時の権力者が残した歴史的建造物は壮大で素晴らしい、同じ中国文化の影響を受けた日本と良く似ているが、鮮やかな丹青色を使った極彩色に圧倒された。李王朝文化に触れながらいつも日本文化と比べている自分に気づかされる。そんな思いを抱きながら、夕食を終え漢江の橋を渡りながら見たソウルの夜景の素晴らしさは、現在の韓国の繁栄を見せつけられた思いがした。
2日目に訪れたのは都心から一時間ほどの楊洲市にある「大長今テーマパーク」で、テレビドラマ『チャングムの誓い』のオープンセット場である。
マッコリ(どぶろく)の聞き酒をしたり、女性陣はチャングムに出た衣装を着て尚宮に大変身、皆よく似合って?大満足、良い思い出になりました。
3日間と短い旅でしたが、蓮花寺檀家の皆様との親睦がはかれましたこと、そして、朝鮮王朝文化に触れ、繁栄する韓国を見、美味しい料理を沢山食べ、おおいに買い物を楽しむことができた充実した旅でした。
森 秋野
写真撮影・提供 森安男総代
コラム・蓮花寺からの風景
新年を迎え寒さも一段と身にしみるこの季節、当山の会館裏の坂道を頂上まで登りますと東京タワーや新宿副都心がくっきりと間近に見えます。夜はキラキラ輝く都会のビルの夜景がとても素敵です。
方向を変えれば都心の風景とは一転して、丹沢の山々の中から真っ白な雪を被った富士山を望むことが出来ます。ご来山の節には是非脚を延ばし、気持ちを癒してみては如何でしょうか。この季節ならではのスポットをご紹介しました。
蓮花寺中 英子