グリンゴッツ銀行の謎
ビル・ウィーズリーの就職先
魔法界唯一の銀行
その実態は、スイス銀行並みの秘密保守義務のある、貸し金庫業、なのか?

シリウスがファイアボルトを購入した時、購入者はハリー・ポッター。
しかし、勿論、支払いはシリウス・ブラック、である。
さて、ここで問題です、彼はどのように支払いをしたのか?
日本人なら、販売業者が、直接、銀行から金貨を引き出す、というところで、
理解の範囲を超えると思われる。

1.振込
   日本人には一番なじみのある方法。
   請求書を貰って、振込の手続きをふんだ。
   請求宛が何処でも、振込さえされれば、いいんです、受取人は。
   クルックシャンクスは、2度、お使いをしたのだろうか。

2.小切手
   クルックシャンクスが、小切手帳を何処からともなく盗んできた。
   振出人がシリウス・ブラックではいくらなんでも不信がるだろう、不信がって下さい。

3.現金
   購入依頼書に、グリンゴッツ銀行宛の依頼文が書いてあった。
   ある意味、小切手。
   この書類の持ち主に、請求金額の支払いを頼む、署名、シリウス・ブラック
   又は、クルックシャンクスが、グリンゴッツから引き出した。
   鍵をシリウスから預かり、首にその旨の文書を巻きつけ、お使いに出ていた。
   問題は、シリウスが、鍵を持っているわけがない、ということだろう。

4.人間の代理人が全てを処理
   ファイアボルトを買える資産を、管理している人間が全てを代行した。
   クルックシャンクスは、その人物に手紙を届けただけである。
   そうすれば、購入者 ハリー・ポッター、支払者 シリウス・ブラックは可能である。
   代理人のところに請求書が送られる、現金を送る。シリウスの名前は表に出ない。

5.実は、鍵の代用が、ハリー・ポッターの名前である。
   あの、ジェームズに、シリウスの口座の鍵を、ハリー・ポッター名に変えられてしまい、
   ハリー・ポッターと名乗らなければ、金庫を開けて貰えない。
   ハリー・ポッター名義の書類で全てOK。


個人的に、5番の説を支持。
本当に、彼はどうやって支払いを済ませたのか、謎です。

グリンゴッツ銀行の謎、又は、ファイアボルト支払いの謎、終わり。

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