くりでん応援クラブ解散
平成19年6月3日(日)栗原市金成沢辺の千成寿司店においてNPOくりでん応援クラブの解散総会が行なわれました。
 鈴木会長は「くりでんの支援をおこなってきたが3月末をもって廃止されてしまった。誠に残念である。解散などしたくはないが、くりでんが廃止となった今、応援クラブも解散することにしたい」とあいさつ。事業及び収支決算報告を行なった後、「NPOくりでん応援クラブ」の解散が全会一致で承認されました。なお、発足以来会長の重責をになってきた鈴木健平さんに花束が贈呈されました。

今後の事業は「夢・くりはら21」が実施
くりでんの施設は、架線柱や電柱などが撤去され、がらんとした印象です。しかし、駅施設や線路は残されています。これらの施設を利用した、「市民の手で夢のある地域づくり」をねらいに「NPO法人夢くりはら21」が設立されることになりました。6月10日の廃線跡(沢辺〜栗駒)を歩くイベントを皮切りに、トロッコタイムトライアルなどの事業を計画しています。
 くりでん応援クラブの解散は、実は終点ではなく、始発駅であるといえます。