キハ58海の日号はしる
平成16年7月19日、JRのキハ58型(国鉄色)2連を使用した「キハ58海の日号」が青森〜八戸〜久慈〜宮古〜盛岡のルートで運転されました。このうち三陸鉄道北リアス線内では、安家川橋梁などの展望ポイントで一時停止を行い、展望を楽しむことができました。

車内販売を実施
久慈からの北リアス線内ではワゴンによる車内販売が実施され、ジュース・ビール・お菓子・三鉄グッズが販売されました。お弁当は残念ながらありませんでしたが、「さんりくしおかぜ」のように予約制なら実現するかもしれませんね。(個人的には冷凍みかんもいいなあ)
車内放送による沿線ガイドや国鉄車両乗り入れの歴史も紹介されていましたが、窓を開けはなしていたせいか聞きにくかったのは残念でした。

鉄道ファンでにぎわう
三陸鉄道に入る手前の八戸線では、この秋で通票閉塞と腕木式信号機が見納めになることもあり、大勢の鉄道ファンがカメラを構えていました。
列車は冷房のない車両でしたが、思ったよりもさわやかな風が吹き込み退屈しない旅でした。また、小本や田老、それに宮古からも乗客が乗り込み、意外に混雑したのは山田線の宮古〜盛岡間でした。来年の夏も運転を期待したいと思います。