平成19年3月のダイヤ改正で、IGR線内からキハ58・52型が姿を消します。

キハ110型に置き換え
平成19年3月のダイヤ改正時に、現在JR花輪線で使用されているキハ58・52型がキハ110系に置き換えられ、IGR線内からも姿を消すことになりました。一部の車両は懐かしい国鉄色に塗られ、鉄道ファンの注目を集めてきましたが、その外板にはこの通り補修を繰り返して使っているものがあります。
 この日乗車した車両は昭和43年製。やはり引退は避けて通れないことです。でも、かつてのキハ58系は、上野直通列車にも使用された「名車」だったのです。

車内は改装を受けたものも
外見は国鉄色の車両の中にも、室内は通勤通学輸送用に車端部ロングシート化改造を受けたものがあります。また、画面では確認が難しいですが冬になると窓ガラスの隙間にビニールテープを張り室温の低下を防止しています。キハ110系は冷暖房完備で窓は開かないので、今後はこういうことはなくなります。ただ、夏の暑い盛りに、安比高原の風を列車の窓から入れることができなくなるのは惜しい気もします。

最後の活躍にエールを!!!
こちらはキハ52型。両運転台・2個エンジン車で、増結などに重宝したと思いますが、デッキがなく、冬季の寒さ対策は仮設間仕切りの設置を行なうなど大変だったようです。
古い車両には、何か引退記念セレモニーでもしてあげたいような気持ちになります。平成18年の正月はここをクリック