レトロ列車くろしお号が1月29日のサーモン号を最後に引退します。

南リアス線で最後の勇姿
三陸鉄道で1990年以来活躍を続けてきたレトロ列車「くろしお号」が引退します。僚友の「おやしお号」はすでに引退しているので、初期のレトロ車両は全廃となります。
2006年1月7〜9日には南リアス線で「ラストランくろしお号」として運行され、乗客には乗車証明書がプレゼントされました。車内には往年のくろしお号の勇姿が飾られていました。「くろしお号」は1月10日に南リアス線を離れ、北リアス線で「ラストランくろしお号」として運用されます。1月29日のサーモン号が「さよならくろしお号」となります。「おやしお号引退の様子はここをクリック!

つばきまつりPR列車運行
一方、2005年12月23日から2006年3月26日までの間、南リアス線では「つばきまつりPR列車」が運転されています。
 つばきまつりは1月14日から3月26日まで大船渡市の「世界の椿館・碁石」で開催されます。三陸鉄道では碁石海岸つばき観光乗車券(釜石〜盛の往復乗車券、岩手県交通バス乗車券、世界の椿館・碁石入館券、市立博物館入館券がセット)を発売しています。

車内では春の足音が聞こえてきそう・・・
車内にはつばきの飾りつけやパネルによる椿の品種紹介が展示され、一足早い春の装いです。また、三陸駅や綾里駅から歩いていける椿の見どころマップが掲示されていました。車内では抽選で沿線特産物があたるアンケートが実施されていました。
三鉄に乗って春を探しませんか。新レトロ列車のお目見えももうすぐです。