出来事




「本当の脅威」



どうも、この戦争、長引きそうな気配がただよってきた。おぞましい話、しかし、これが現実なのか?

小泉総理の判断には賛否が飛び交っている。恐らく片手の人数が討論しても、全員同じ意見ということはあるまい。それだけ難しい話だといえる。しかし、私は言いたい。こういう場合、我々一般市民は、あえて理想論を語るべきだと・・・

政治家が現実主義なのは、あたりまえである。しかし、市民までがそれに同調して、現実的な声をあげれば、普段押さえつけられている、国家の暗黒面にスキを与える事になる。無駄でもいい。あえてキレイ事は語るべきだ。


今回の戦争への、政府の判断が妥当だという意見の多くに、北朝鮮問題を取り上げる人が目立つ。

もし、北朝鮮と戦争になったら、どうする?

多く聞かれる意見である。

私はこの話に関しては、思うところがある。それは・・・・・

北との有事が起きたらどうする?というより・・・・・・

北朝鮮との戦争はすでに始まっているという事だ

もし、北朝鮮との戦争になれば、たとえアメリカの支援を受けたとしても、当然無傷ではすまない。韓国はもちろんのこと、日本にも数多くの犠牲者が出る。無論、北朝鮮の市民にも・・・・・

・・・・・・・・・・・

つまり、戦争が起きた時点で、日本を含めた全ての国が 『敗北』 したということになる。

あるのは、『勝者無き殺し合い』 が続くだけ・・・・

今の日本の政府は、まさに有事と同じ緊張感を持って、北朝鮮が戦争を起こさないよう、今の政権が変わるような外交努力を腹をくくって、すべきだろう。

その為にはあらゆる方法をとらねば、取り返しのつかないことになる。

戦争がおきて、喜ぶのは死神ぐらいのものだ

北朝鮮は超大国のエゴに振り回されたきた国家の一つ、とにかく経緯はどうあれ、目の前の現実を見据えれば、日本が何をすべきか見えてくるはずだ

少なくとも、我々一般市民に出来る事、そして最も重要な事は、とにかく北朝鮮への偏見と憎悪はやめるべきだと思う

何故なら、それは相手に『伝わる』からだ

人間は、極端に不遇な人、不幸な人、に対して余計に差別する傾向がある

闇を振り払わねば、いずれ日本も自らが作り上げた闇のために不幸に落ちる日がやってきてしまう

そんなモノは、願い下げだ


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