出来事


「イラク攻撃」



ついに始まりました、アメリカのイラク攻撃。 まったく何を考えているのでしょうか?あきれ果ててものも言えませんね。

査察についても、とんだ茶番だったという印象です。ようは、核を持っているか、持っていないかというのは、戦争を仕掛けられるかどうかを見極める為だったんですね

核があれば、口実をつけて、国際世論を取り付けて、イラクを解体する。無ければ安心して軍で制圧する

結局こういうことだったわけですか

この戦争については色々言われていますが、本質的には、やはり宗教戦争でしょう。

極右のネオコンサバティブが政権を握った時から、避けることの出来ない戦争だったのかもしれません。

アメリカは4割の人が必ず教会に参加する、巨大宗教国家。宗教自体はすばらしいものですが、先導者を誤まれば、取り返しのつかない結果になる。この戦争はその最たる例でしょう。

アメリカは非戦闘員には攻撃をしないと言っています。しかし、非戦闘員でない兵士も人間でしょう。人殺しには変わりありません。

人の命を軽んずる政権に何ができるのでしょうか?

日本も支持を表明していますが、北朝鮮を抱えた状態では仕方がないとの意見もあります、しかし正直申し上げて、これもいかがなものかと思います。

ラムズフェルド国防長官は、北朝鮮の軍事力なら1週間あれば制圧できると公言しました。しかし・・・・・・・

「日本には10万人の犠牲者が出るだろう・・・・」

こんなこと言ってるんですよ

つまり、最後の最後まで追い詰めれば、近隣の国々に無差別攻撃を行う可能性が極めて高い・・・・・・

それでもいいなら、攻撃する

・・・・・という訳ですね

どうやら、この状況を認めていない、あるいは伏せているのは隣国の韓国と日本だけらしいです。

話は変わりますが、先日、韓国の地下鉄にて火災が発生するという悲しい出来事がありました。

その、一番の原因は、地下鉄の運行に関わる人達が適切な対応をしなかったと言われています。

何故、冷静な対応をしなかったか?それは、人間の心理は非日常的、想像を越えた災難に対しては、無意識に現実逃避をしてしまうからです。

想像を絶する問題に対しては、目をそむける・・・・・

これが人の心というものでしょう

北の脅威は極めて深刻であり・・・・・・

一度戦争が起きれば、アメリカの対応がどうであれ、日本には甚大な被害がこうむる可能性が極めて高い

今重要なのは、どういう形であれ、北朝鮮を暴走させないように、智恵を絞ることでしょう。とにかく絶対戦争は避けなければいけません。

アメリカが何とかしてくれるという考えは、捨てるべきだと思います。

選挙を睨んで、人殺しをするような政権に・・・・

どれほどの人道的配慮をしてくれるというのでしょうか?

先日もチェイニー副大統領が発言していましたが、北から身を守るなら、日本も核武装すればいい・・・・

これは、専門家の見方によると、中国を牽制するための発言だそうです。

国家間の牽制のために、イタズラに核を取り上げる・・・・・

頭がおかしいんじゃないですか?

北朝鮮の中の政治家や軍部にも、改革派と呼ばれる、心ある人達がいます

その改革派によって、先の拉致被害者の帰国が実現されたらしいです

ところが、日本のいい加減なワイドショーやニュースが面白半分に報道し、それが原因で、現在立場が不利になり、弾圧の対象になっているとか・・・・

国際問題には緊張感が必要です

そうでなければ、大きな災いをもたらします

私は、アメリカという国をいい意味でも悪い意味でも、好きな国には違いありません。

しかし、現在の共和党政権に対しては、失望の極みです。

戦争は何も生みません

我が関西地域は、1月17日に阪神大震災を経験しました。

その時になくなられた方の数は、約5000人

今でも傷は癒えません

もしこれが、自然災害ではなく、人為的な攻撃で、これだけの命が奪われたなら

その、怒りは未来永劫続くでしょう

テロで亡くなられた方も5000人

その、憎悪は計り知れないと思います

しかし、人が死ぬということは、こういうことなのです

一刻も早く、この戦争が終わる事を祈ります。



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