Ｑ−ＺＡＫＵの
突発日記
「激笑」
最近コンビニで、よくガンダム本やグッズ、お菓子が目に付きます
シャア専用マガジン、宝島社の特集本、チョコレートなどなど・・・
その類の一つでしょうか？
コミックの棚に 「機動戦士ガンダム」 なるマンガが販売されております
そう、復刻版ガンダム
このマンガは冒険王という雑誌に連載されていたもので、岡崎 優という方が絵を描かれています
原作は一応、矢立・富野となっておりますが・・・
まぁ内容を読む限り正体不明としたほうが正解かもしれません
ちなみに、このマンガが連載がされていたのは７９年５月といいますから・・・
ほぼ、テレビ放映に平行して
掲載されていたことになります
これらの経緯を考えても
一応、公認のガンダム・マンガといえるでしょう
まぁよくある話です
さて皆様はこの本を、もう読まれましたでしょうか？
実を言うと
私は悔しい！！
いままで古本屋などではチラっと見たことがあるのですが
ちゃんと読んだ事はなかったのです
とにかく爆笑モノです
さて、ここから先はネタバレになってしまいますので・・・
それでもよければという方は・・
どうか、お付き合い下さい
このマンガは大きく二つに分かれています
前半部と後半部
前半は、テレビシリーズの内容を描いたもので・・・・
後半は、劇場版めぐりあい宇宙をベースにしたものになっています
特筆すべきは、なんといっても前半部・・・・・
もう爆笑につぐ爆笑の連続！！
私は近所のセブンイレブンで立ち読みしていたのですが・・・
激しい笑いの衝動に襲われつつ・・・
かといってコンビニで大笑いするわけにもいかず、必死でこらえつづけ・・・
あと一歩でテム・レイになってしまうところでした
さて、内容です
まず一番の違いは、シャアとセイラの関係です
一応セイラにはアルテイシアとラルに呼ばれるシーンがありますが・・・
シャアにはそんな設定は無いようです
当然、兄妹という関係も無視されています
しかし、なんですね
シャアってセイラとのやり取り抜きだと・・・
ただの極悪人ですね
ちなみにこのマンガでは、シャアは単なる出世欲の権化にされています
まさに 赤い彗星も地に落ちたものだな と言いたくなりました
シャアがシャアならアムロもアムロです
アムロの代名詞ともいえるイジケ虫の様相はかけらも見せず
完全に熱血スパロボ化されていました
さて冒頭からストーリーを、おって説明させていただきます
最初の展開は、ほぼ同じです
ジーンとデニムのザクがサイド７で大暴れ
死んでいく一般市民そして・・・
怒ったアムロがガンダムに乗り込む
アムロは操作の仕方がわからない・・・しかし・・・
「ええい、このスイッチだ！！」
と叫んだだけで、ガンダムはパンチを繰り出し
たった一コマで２機のザクを粉砕！！
恐るべしガンダム・・・・・・
まさにスーパーロボットとしか言い様がないパワー・・・
続いて第２話
いきなり極悪人シャア・アズナブルの合図とともにムサイから数発のミサイルが発射され
サイド７が大爆発！！
「やったぞ、サイド７の最後だ」
と満足げな極悪シャア
しかし、ホワイトベースは間一髪に脱出に成功
そしてそれを、３機のザクが襲い掛かる！！
赤い彗星のシャアの登場です
迎え撃つのは、無断で出撃してきた熱血少年アムロ・レイ！！
撃破したザクを尻目に 「ざまあみろ！！」 と叫ぶアムロ！
恐るべき熱血戦士！！
さて、シャア・ザクとの激闘！！
・・・・よくわからないうちに終わってしまいました
大気圏突入も、極悪シャアは自分は出撃せず
部下に任せてムサイの中で細く笑む・・・
しかし熱血アムロはそれに対して
「赤い彗星は抜きかい！！」
と一人で怒っておりました
そしてその後、ホワイトベースは極悪シャアの罠にはまり
ガルマのいる勢力圏へと落ちていきました
第３話
いきなりガルマ率いるガウ攻撃空母が迎え撃つ！！
襲い掛かるドップ編隊！！
それに対してガンダムは
まるでゲッターロボのように空を飛び回り
次々に撃墜！！
あせったガルマはザクを発進！！
ザクも飛び回ります！！
そしてその戦い振りを観戦する極悪シャア
しかし何故かムサイに乗っています
ムサイはいつから地球を飛べるようになったのでしょうか？
続いて４話
この話はアニメと大きく違う点が二つあります
まず、この話でガルマは死んでしまいますが、その原因は
もちろんシャアの計略にかかったためです
しかし、その理由がなんと・・・
単なる出世目的だったことです
恐るべき極悪シャア・アズナブル
そして、ラストシーン
ギレンの演説を聞いてアムロが
「負けんぞ・・・絶対キサマらなどには負けるものか！！」
と叫んでおりました
がんばれ熱血アムロ！！
第５話
ランバ・ラルの登場です
ジオンの青い巨星出撃！！
・・・・・と思いきや
ラルは出撃しません
このマンガではラルははっきり言って
普通以下のおっさんです
ラル率いるザンジバルがホワイトベースを発見！！
襲い掛かる
量産型グフ達
ラルはザンジバルの中で高みの見物です
それに立ち向かう
無断出撃したセイラのガンダム！！
ちなみにこの出撃理由はよくわからず
うやむやにされています
さて、セイラと交替したアムロ
量産型グフを相手に大暴れ
あまりにも弱すぎるグフ達
ハモン様も思わず 「なんと恐ろしい」 とビビリあがっていました
なお、このマンガではラル同様ハモンも普通の女の人になっております
さて、ラストでシャアが親衛隊と接触します
シャアは出世目的のためにガルマを謀殺したのに、左遷されてしまいました
考えてみればあたりまえです
そんな極悪+バカ思考のシャアがつぶやきました
キシリアに対して 「ジオンでも何を考えているかわからん女だ」
それははっきり言って、あんたのことだと思います
６話目
アムロがいきなり脱走してしまいました
それ以上でもそれ以下でもありません
７話目
ランバ・ラル特攻です
ここでもラルはいいところがありません
セイラに出会い、もたもたしているうちに、ブライトに雑魚以下の扱いであっさり殺されてしまいます
ラルのファンが読めばきっとその場で破り捨ててしまうかもしれません
それにリュウも死んでしまいます
これも特攻というわけではなく
単純にギャロップに撃ち落とされてしまいました
ハモン様も亡くなります
最後は壮絶でした
なんとスパロボ化したガンダムに
ギャロップを 「うおぉ」 と言って持ち上げられ、破壊されてしまったのです
もう何でもありです
８話目
マッドアングラー隊との戦いが始まりました
襲い掛かる２機のゴッグ！！
しかし哀れにも
そのゴッグは
ホワイトベースの踏み潰し攻撃にあい
スクラップにされてしまいました
もう何があっても驚きません
第９話
さぁここからがこのマンガの本番です
舞台はジャブローに移りました
アニメと同じ様に水陸両用のモビルスーツがジャブローに侵入します
しかし
なんと
シャアがアッガイに乗っているではありませんか！！
これは驚くべき事です
ズゴックではなくアッガイにシャアが・・・
そうです
シャア専用アッガイは存在したのです
それ以外はアニメと同じなのですが
逆にそれがインパクトを強めています
アッガイに向かって
「こいつシャアか？」
と叫ぶアムロ
とにかくアッガイファンは必読です
そしていきなり最終話
この話は全編が壮大なオチになっています
恐らくマンガとアニメのＷ不人気が原因で打ち切りになったのでしょう
実に強引な終わり方をしています
とりあえず舞台は宇宙へ
そしていきなりグワジンからマ・クベが操る
モビルアーマー・ゾック出撃！！
ゾックが宇宙を飛んでいます！！
ガンダムが空を飛んでも驚きませんでしたが・・・・
これは腰を抜かしそうになりました
そしてゾックがホワイト・ベースに向かった後
ジオンの大艦隊がホワイトベースに襲い掛かかります
ドズルを中心としたムサイの大群
そこから放たれる
脅威のズコック部隊！！
リック・ズゴックです皆さん！！
もうインパクトの塊！！それ以外なにものでもありません！！
ムサイから発進するズゴックの大群！！
しかし、やはり宇宙ではその力を発揮できないのでしょうか？
ズコック部隊はアムロ達に大苦戦！！
次々に落とされるズゴック
しかしそんなズゴック達の前に
突如彗星のように現れた
マ・クベのゾック！！
すばやい？動きでガンダムに肉迫しますが
ギャンと同じく二刀流に敗れます
ちなみにこのゾックが・・・
ラスボスでした
マ・クベが操縦し、宇宙を自在に駆け抜けるゾックがラスボスなんて・・・
こんなの誰が予想できるでしょう
撃墜されたゾックはそのまま
ドズルのムサイに突っ込み
彼を巻き込み大爆発！！
その後シャアはザンジバルでホワイトベースに挑み・・・・
決着が描かれずに、このマンガは終わります
楽しんでいただけましたでしょうか？
最後にアムロが叫びます
「来るなら来いジオン軍！！ガンダムがあるかぎり平和な宇宙をオマエたちの勝手にはさせんぞ！！」
がんばれスパロボ・アムロ！！
とにかく爆笑でした
是非一度お読みされることをお奨めします
おわり
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