Q−ZAKUの
日常の中の異常
『悪魔の高笑い』
正直に言いますと、実は私、職場などの公な場所では、皆無と言っていいほどガンダムの話はしません。またアニメのアの字も出すこともないのです。それは一度話をしだすと、少年の元型が暴走をし始め、結果的に業務の支障をきたすからです。
そんないつも自制を余儀なくされている私の前に、それをあざ笑うかのごとく、今日も若手コンビの高笑いがこだまする・・・・。
「しかし、昔はガンダムって映画でけっこうやってたよなー、あのアルマゲドンみたいな奴」(どうやら逆シャアの事を言っているらしいらしい・・・)
「そうそうあれ、俺も観た。俺シャアのゲルググってメッチャ好きやねん」(サザビーだ!それは!)
「あれってシャアが鉄の仮面つけてなかった?」(F91とごっちゃになっている!それに、カロッゾだ、それは!どうやら彼らは仮面をつけているやつはみんなシャアだと思っているらしい)
「やっぱガンダムって最高だよなー!!」(ヤ・カ・マ・シー!!!)
俺は君達の言論の自由を奪うつもりは無い。しかし、俺の前でそんな、すきだらけで中途半端なガンダムトークは、や・め・ろ!!(胸がムカムカする、突っ込みたいけどできないんだよ俺は!)
ちなみに彼らは、押井守監督の「機動警察パトレイバー」を宇宙人の侵略から守る為に戦う話だとも言っておりました。
一体どんな感性をしていることやら・・。