Q−ZAKUの
『珍説・考察ガンダム論』


『マーフィーの法則』

皆さんは、マーフィーの法則というのをご存知だろうか?話題になったのは、わずかな間、すぐに忘れられたような気がする。コミック・シンガーソングライター「嘉門達夫」が同名のミリオンセラーを出したこともある。こちらのほうで知っている人もいるかもしれない。

「バターをぬったパンを落とした時、バターをぬった側が地面につく確立は、カーペットの値段の高さに比例する」「雨というのは傘を買えばやむものである」これら馬鹿げた法則がマーフィーの法則である。聞くところによれば、どうやら、このマーフィーなる人物はどこかの国の空軍のおっさんらしい。ちなみに私は彼を馬鹿にする気はない。むしろ親近感をおぼえる。私とマーフィーは同類の人間。そう私は思っている。

実は私は、以前から思っていたことがある。ガンダムにはマーフィーの法則に当てはまるシーンがあるのだ。対象はアムロ。場所はジャブローとテキサス。説明したい。

ジャブローでのシャアズゴックとの一騎打ちのシーン。片腕を切られたシャアが退散。地下水脈を発見し、めくらましのために天井を破壊。そのとき・・・

「どすん!」・・・細かい石が雨のように落ちてくる地下水脈の天井。これだけ落ちてきているのに何故かガンダムの頭に落ちてきたのはバカデカイ石。他は小さいのに何でわざわざと思う。ガンダムがしゃべれて、「イテッ!」といえば実に絵になるシーンだと言える。

そしてテキサス。核地雷原に飛び込んだガンダムに向かって、ゲルググの正確な射撃がとらえる。地雷原は大爆発。ガンダムも巻き込まれ、石が嵐のように飛んでくる、そのとき・・・

「どすん!」・・・またしてもバカデカイ石、今度は等身大である。他には細かい石が飛び回っているのに、このバカデカイ石は、まるでシャアの射撃のごとく正確にガンダムめがけて飛んできたのだ。

これを、マーフィーの法則と呼ばずしてなんと言おうか!!

「ガンダムが爆発に巻き込まれ、ぶつかって来る石は必ず他の石よりもデカイ」(Q−ZAKU作マーフィーの法則)

最後に一言、キシリアならこう言うかもしれない。「たとえニュータイプといえどもマーフィーの法則からは免れる事はできん!!」・・・・と。


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