Q−ZAKUの



『シャアは4を嫌う』

以前ある法則が私の頭に入り込んできた。「シャアは4を嫌う」がそれである。お前は、また何を言い出すのか?と言われそうだが確かにその通り、そう言われてもおかしくないカルトな話、ご拝読いただければ幸いである。

人生山あり谷あり、それは我らが敬愛するシャアと言えど例外ではない。皆、平坦な人生などありえないのだ。今回紹介したいお話は、そんな人生の難関に常に付きまとう法則、4と言う数字にまつわるシャアの数々のエピソードの存在を、ほっておけば恐らく誰も気が付かないであろうバカ話を、いくつかの例でもって紹介させていただく。

まず1stのエピソード。シャアはモビルスーツに乗っても必ず帰ってくる主義、腕に自信が無ければちょっと言えない、まさに赤い彗星ならではのセリフと言える。実際シャアはモビルスーツ戦において、撃墜された経験がない。あの日を迎えるまで・・・・。
その、あの日とはもうお察しのことだと思う。アムロのガンダムと刺し違えた、ア・バオア・クーでの決戦である。そしてジオングは4番目のシャアのモビルスーツだった、シャアの受難はここから始まる。

さて舞台はZの第1話。1stの第1話の完全なパロディーである、この話の冒頭、軽快に潜入するシャア。
「4回もうまくいくとは限らんか・・・」いきなり出くわした4の数字。シャアの侵入を最初に阻んだのは厳重なロックの掛かった扉、それは4番目だった・・・。

ところでZのシャア、つまりクワトロ・バジーナは1stと比べて調子が悪いのではないか?つまり、弱いのではないかという声が実に多い。確かにZのシャアは、なかなかいいところが無いのは事実、否定は出来ない。しかし百式の火力があいまいだったり、守るべき物が多かったりハンディが多かったのも、また事実である。そして私はそれに付け加えたい話がある。それはクワトロと言う名前のことだ。
正直この名前はかっこいい。それは認める。しかし、ご存知の方もいると思うが実は、このクワトロという名前は4という意味であり、シャアが4番目に名乗った名前である・・・・。4・・またここでも忌むべき数字が出てきた。私は、これは無関係だとは思えない。

そしてシャアがもっとも受難だったのが逆シャア。残念ながらシャアの命日になってしまった話である。しかし、その魂は我々の中に生きつづけているかぎりシャアは僕達の心の中で生き続けるのだ。
まぁそれはさておき、この逆シャア。お気づきだろうか?そう、この作品ガンダムシリーズの第四作だったのである。これがZZかF91で戦っていれば、アムロに勝てたかもしれない・・・。

「アクシズ行け!忌まわしい記憶とともに!」シャアにしては珍しいセリフである。そうとうアクシズには暗い過去があるらしい。さてここでも4の数字がからんでくる。そう、宇宙要塞アクシズは、ガンダムシリーズではルナツー、ソロモン、ア・バオア・クーに続く第四の宇宙要塞なのである。またしても4である。恐るべしアンラッキーな数字4!!。

さて最後にZでの1シーン。カミーユがキリマンジャロである女性と再会した。その名はご存知フォウ・ムラサメ。研究所では4番目という意味である。そう4番目・・・。

シャアはカミーユにフォウと離れさせようと、こう言った「体験がある」と・・・。そう、この体験とは巷ではララァとの暗い過去のことを言っているのだと思っている人が大半だろうが、実は違う。シャアは4と言う数字にひどい目にあったことを潜在意識の中でに理解していたのだ。さすがはニュータイプ!!

世間では、シャアはニュータイプじゃないと言っている人もいる。しかしそれは違う。直感でこれらの事を理解できるのは凡人では出来ない。

全国の「シャアはニュータイプじゃない派」の諸君。この事実、この理論を論破できるものなら、やってみたまえ!!はっはっは!!



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