Q−ZAKUの
を考える」



『5種類の歓喜』

人間ってのはどれだけ、自分をコントロールできるのか?私は昔そんな疑問にかられたことがあります。

内なる衝動、強迫観念、自分でもどうしようもない、部分・・・・・それってなんだろう?って思ってました。

人間は歓喜の対象を、たくさん持っています。

多分一番手っ取く元気になれるのは、『破壊行為や他人の誹謗中傷』 でしょうね。他人の不幸は蜜の味なんていいますが・・・・・・・・

2番名に手っ取り早いのは、『物欲』 とにかく、モノへの欲求が満たされれば、元気になれます。

3番目は 『人とのふれあい』 または 『家族愛』 でしょうね。

4番目は 『探求』 つまり芸術とか、発明とかだと思います

そして最後は 『融合』 これは破壊とは対照的な存在です。

破壊や不幸をあざ笑う快楽は、簡単に手に入りますが、この快楽は長続きしません、簡単に壊れてしまいます。さらに『ツケ』も回ってきます。

物欲も破壊よりはましですが、この喜びも長続きしません。

人とのふれあい、これがとても重要な部分ですが、人間関係がこわれると、この歓喜もこわれてしまいます。

ふれあい以上にこわれにくい、歓喜、それは探求です。しかし、探求を続ける人は大体が、人間愛にあふれた環境でしか、その力を発揮できません。土台となる、愛情にあふれた環境がなくなると、内なる衝動が起きずに、すぐに崩壊してしまいます。

最後の融合、実はこれが一番大事な歓喜の対象で、もっとも良質です。この歓喜に満ちた人の周りはモメ事がなくなり、平和になります。しかし、これは、破壊と相反する為、破壊の快楽に取り付かれた者が、必ず融合(平和)という歓喜を破壊しようと攻撃してきます。

破壊と融合・・・・・・この二つの考えが、お互い綱引きをして、その狭間にいるのが、人間・・・・・・そういうことなのでしょう。

衝動というものに、動かされるのが人間だとしても・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・歓喜の対象、元気のもとを選ぶ事ができるのも、また人間なんですよね。

古い、言葉の中にこういうのがあるらしいです。

『全ての生き物は、楽しむ為に生まれてきた』

・・・・・・・・・人生は面白いです。


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