もしシャアが政界進出したらどうなるでしょうね?もし出馬したらこうなるかも?

シャア・アズナブル総帥、突如4人の同志である七井氏、久江巣氏、賀須氏、来留氏と共に新党ネオ・ジオンを旗揚げ。衆議院選に出馬。得意の演説で圧倒的な票をまとめ、比例上位5位までを独占し一気にその名はメジャーに。以後この5議席当選の戦いから「赤い彗星」の異名をとる(ちなみにシャアの当確は20時2分に報道)。その後野党きっての切れ者として国会質問にも発言力をつけ、NHKの国会放送では口コミで大量に獲た主婦ファンを中心に視聴率80%を叩き出す。そんな中、決して一枚岩ではない(色んな意味で)野党第一党のアクシズが内部分裂党首の浜安女史が失脚、その後、勢力をシャアは吸収、野党のトップに踊り出る。やがて時の総理、間久部首相の鉱物採掘資源の汚職を追及、辞職寸前まで追い込むが、「負けたくないのでね」と間久部は衆議院を解散、総選挙に突入。女性ファンと巧みな演説で圧倒的な国民の指示を勝ち取り、シャア一人で比例票4000万票を獲得(赤い彗星でも有効票)ついに第一党の党首へ。ここにシャア内閣総理大臣が誕生する。しかし過半数を確保していない参議院との攻防で国会は泥沼化。半数の国会議員が辞職に追い込まれ、議員達は自らの行為に恐怖する。混乱の中向かえた参議院選、またも巧みな演説で票の上でも国民に合意を取り付けたシャアは改革を断行。しかし旧与党の創設者であり抵抗勢力の重鎮である邪三戸府は卑劣にもマスコミ各界に圧力をかけ、新聞社には価格自由化を、テレビ局には許認可更新を盾に協力を得てシャア追放作戦を展開。新聞や週刊誌、ワイドショーでシャアバッシングの嵐が吹き荒れるが、逆に黒いつながりを晴天の元にさらす結果になり一気に抵抗勢力を一掃。ここで晴れて名実共に日本のリーダーになる。その後日本蘇生のシナリオとレールを引くが突如引退を表明、惜しまれつつも政界から姿を消す。赤い伝説を残して。




シャア・アズナブル、名門アクシズ学園の英語教師として赴任。苦学生だった女子生徒、羅々亜を見出し難関のフラナガン大学に送りだすなどめざましい活躍を見せるが、学園の実質的な経営者である浜安の上流階級主義の教育方針を批判「偏見のかたまりの生徒を作ってなんとする!!」と喝破。一歩も引かないシャアに対し、浜安はシャアを追放処分に。その後シャアは全国屈指の問題校、Z学園に赴任。自由や環境問題、そして人類の革新を熱弁、その熱血ぶりは学園一の問題児、神井湯と衝突をする結果に。シャアは格闘技を身に付け傷害事件が絶えない神井湯に対し正面から向き合い、体当たりで修正。時には殴られ、口論が絶えないがらも分かり合い、ついに非行の原因が父親の振乱九厘の不倫行為だということを突き止とめる。そして振乱九厘を「困ったお方だ!!」と一喝、その後、神井湯の信頼を勝ち得、修正に成功する。その後、学園荒廃の真の原因は理事長、邪三戸府のエリート一貫主義にあると学園側と対立、校長の場須久、教頭の蛇舞官はシャア追放を画策するがシャアに共鳴した同じ英語教師の辺見、江間と連携し英語をもじった(エーゴ→エゥーゴ)を結成する。形勢は不利だったが、その後、学園の生徒、小林 勝の父親であり地元有力者の小林 隼人が協力、状況はこうちゃく状態に。しかし以前より理事長の黒い疑惑を捜査していた特別捜査官、武礼楠警視正の強制捜査により、邪三戸府が逮捕。学校経営は王氏率いる財団にゆだねられ、シャアの教育方針が全面的に採用。マスコミのインタビューにも「たまには父親の経験もいいものです」と笑顔で返答し、その知名度は全国に。しかし突然シャアは教職から去ることを表明、かつての問題児、神井湯、唯利、勝、村雨、沙羅たちも涙でシャア遺留を求めるが、シャアは生徒達を抱きかかえ人生とは何かを語る。「時代を作るのは老人ではない!!」との言葉は後の教科書に採用されるほど有名に。そして全国の教育学会から引く手あまたの手を振り払い、シャア先生は去っていった。赤い伝説を残して・・・。





「私はニュータイプというのは何なのか、それを考えると夜も眠れなく?なってしまいます。私はぶしょう者で手元にビデオや本などは置かず、頭の中で適当に考えてしまうため、(データを押さえている人に比べ)説得力がありません。さて、ちなみに私のニュータイプ論ですが、私の大好きなレビル将軍語録のなかの「戦争などせんでいい人類」という言葉を私は意外に信じています。私の中で大きく引っかかっている事の中に、アムロとララァの戦闘の時に「出会うのが遅すぎた」というセリフがあって、なぜ以前サイド6で会ったのにあの時は運命的な出会いにならなかったのか?という事が疑問に思っていました。さて、ここからが仮説ですが、ニュータイプというのはそもそも戦争の中で生まれた、人間の戦闘回避の能力ではないかと私は思っています。シャアの「ニュータイプは戦争で生まれた悲しい変種」のセリフを参考にした考えですが、激しい宇宙戦争の中、人間の生存しなければという能力が進化した、それがNTなのでは・・・。ではその根拠ですが、さきのアムロとララァの関係でアムロにあってシャアに無いもの、それはララァとの戦闘体験が上げられます。これは仮定ですが、もしNT同士の戦闘になると戦いを回避する能力として、相手との意思の融合、連結、によりお互いの精神と思考を同化させ、一体となれば、アムロとララァのように敵であってもわかりあえる存在となって人類は戦争自体を回避できる。しかし結果的に死なせてしまった場合、精神を融合させている分だけ精神崩壊を招く結果になるのでは・・。言葉は悪いですが、ララァとの戦闘の際、アムロはNT同士ゆえの戦闘回避能力でララァと融合し結果的に(ララァという分に関して)軽い精神障害のようなものを心に刻んでしまったのではないか?結果敵に宇宙嫌い(Zにて)になったのではなか。(ある意味シャアに関しても同じ事が言えます)実はそれを強く感じたのは最近久しぶりに見たZでのフォウとカミーユとのやり取りでした。私の一番わからなかったのは何故あんなにフォウは戦闘中、あれほどの強い嫌悪感を抱いたかということで、しかしニュータイプ(強化人間であっても)という戦闘回避能力として分かり合おうとする力と、インプットされた戦闘命令との狭間で大きな嫌悪感が生まれても不思議ではないかと・・・(アムロがフォウとの接触をカミーユに避けさせたのはそのことを知っていたから?)。ハマーンとシロッコの戦いにしても精神世界に入ってしまい、結局傷つけあうことは回避できたし、カミーユの精神崩壊も相手を死なせた結果だと考えればなんとなく説明がつくとおもうんですが。NTとは戦闘回避のため、相手の思考、精神、などに融合、人と人との精神世界に入りこむ能力?だと思うんですがね。




シャアの目的については色々な説がありましたが、Zではより明確になっていますね。一番考えさせられたのは、シャアが何を優先し、どれを後回しにとかではなく、NTの覚醒、地球の保護、連邦政府の改革などの一連の目的は全て、リンクした問題であり、バラバラのようで実は一つの目標として位置付け、一括して取り組まなければならないと考えているところです。こんな事を言ってはなんですがシャアとエゥーゴははっきり言って単に共闘しているだけで同志で無いと感ました。(エゥーゴはそうは思ってないでしょうけど)エゥーゴは連邦軍の一部という立場から連邦腐敗に対し強い怒りと結束をもって戦っている。しかし残念ながら職業軍人という立場のエゥーゴの限界をシャアは見抜いており、その頂点に簡単に立とうとはしなかった(思想の違いがあるのに代表にはなれないとの考えは当然の事と言える)ではシャアの思想となにか?NTの覚醒?地球の保全?宇宙圏の安全確保?隕石落とし?Zを観る限りではそれらは先に述べたリンクした目的であってシャアの真の理想はそれらが完全に昇華された時に達成されると思っております。では真のシャアの理想とは何か?ここからは私の勝手な考えですが、シャアにとっての真の人類覚醒は、一言でいえば「運命を自ら切り開いていける人類」ではないかと考えています。シャアのセリフで「人は流れに乗ればいい」「ララァは死に行く運命だった」これは言い換えれば、人は運命には逆らえない、しかし運命に流されると不幸になる、ととらえる事が出来ます。戦争をはじめとする人類の不幸は運命に流される事で起きます。一番重要なのはシャアはある意味、運命と戦い続ける男であって、嫌(自由でいたい)ではあるけど、頂点に立つことから逃げない姿勢は彼の理想そのものを反映させている行動ではないでしょうか?





逆シャアの隕石落の議論は尽きないと思いますが、私はあの隕石落としに関しての世間の定説(アムロとの対決のためだとか、単に切れたとか)にはどうしても解せない部分があるのです。
私はあの隕石落としを全てシャアによるものだという見方はしていません。
ドナウ川(だったと思う)は誰もが知ってますね? あの川はるデカイ川ですがその源流は山脈の上のこんこんと湧き出る、小さくて極めて純粋な水をだす湧き水なんです。 その水にいろんな雨水や泥水、なんかが合流してあの馬鹿でかい川になるわけです。つまり元は純粋な水ですが、いろんなのがその流れに乗りかかって合流し、様々な汚いものなんかを混ぜこみながら、大きな流れになるわけです。私はあの隕石落としはこのドナウ川みたいのもんだと考えています。もとはシャアの地球と人類を救いたい、宇宙に平和を築きたい、という極めて純粋な流れを源流にし、そこにスペースノイドの地球圏への憎しみ、劣等感、怒りや憤り、また欲望なんかが合流し、さらに細かく言えば、ナナイはシャアを、ネオジオンの兵士と出資者は生活と地位と優越感を、ギュネイはNT能力を、クェスは父親を手に入れるためにこの戦いに乗っかった。そしてシャアにとってはアムロとの対決はその目的の一つであり又報酬だったのだろうと思います。
ミライが言っていたようにシャアは純粋な男です。さらい言えばスペースノイドのカリスマであり、精神的にも、軍事的にも頂点に立つ男です。そんな彼がある意味純粋な湧き水としての働きをし、色んなものが乗っかった。結果的にあの隕石落としが決行されたのではないか、つまり全てが全てシャアの意思によるものでは無いとの考えが私の最終的な結論です。
あの行為には失望したファンもいたと思いますが、彼を信じて考えた場合、以上のような説が考えられました。(でも隕石落とし自身は擁護できないよなぁ、いかんよあれは)


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