西野様より超貴重な写真を送っていただきましたのでここで紹介します。 タブレットが必要な単線区間を長距離走る蒸気機関車(特急)には機関助士が二人乗り組む列車もありました。機関助士が二人乗り込むのはタブレット要員、通称タマ取りのためで、高速で駅を通過する特急のタマ取りは体力と熟練が要求されました。腕に座布団やセーターを巻いて、掛かった瞬間に後ろへ引いてタブレットをテンダにぶつけて衝撃を和らげるのですが、それでも痛かったようで、中には筋肉を切った機関助士もいたそうです。タブレットキャッチャーが付いたのは線路改良でポイント制限が60km/hに上がってからのようです。 |