YAMAHA BT-1100 Gタンクのペイント作業です。



 タンクの構造的な事とオリジナルペイントにダメージが無く色も黒なので相談の上、裏側は塗らないことにしました。
  ペイントのページはこちら
 足付け作業が完了。
 脱脂作業を行い、プラサフを吹きつけます。

 プラサフが終了したら、写真では判りにくいですが薄く希釈した白を極薄く吹きつけます。こうする事で次に行う、プラサフをペーパーで水研ぎする時に、研ぎ残しを防止する役目をします。  何をしているのかというと、表面の静電気を除去しています。タッククロスの併用でゴミの付着を軽減し、メタリックムラを抑える効果があります。メタリックを塗る場合、重要な作業です。  メタリックの吹きつけが完了し、ある程度乾燥したらクリヤー塗装を行います。 

 クリヤーが乾燥したら磨き処理の前作業とゴミ取りを兼ねてバフレックス(♯5000相当のペーパー)で水研ぎします。  水研ぎが終了したら、仕上用のコンパウンドでスポンジバフを使い磨き作業を行います。次に超微粒子コンパウンドで最終磨きをして、最後に最終艶出し剤を手仕上し、タンクマーク、ゴムブッシュを取り付け終了です。 
 磨き作業をする場合、造形に凹凸のあるものは小型のポリッシャーが重宝します。

戻る