On the loose
※ On the loose  解き放とう  your bind
                    (行く手を阻む邪魔なもの)
   軋む この世界にshake your fist
               (拳を振れ)
   強靭なハートで駆け抜けろ

   さあ 共に 希望への試みを・・・


1. ガードレールに腰掛けて 太陽を待っていた
  
   ヤケに挑発的な この街のレイアウト でも楽しくなれなくて
  
   誰もがactress 誘って white lie
       (女優)        (許される嘘)
   覚束ない笑顔で 歩いてる

   騒いでfeeling good 今宵もAfter hours
      (気持ちいいね)       (朝まで踊ろう)
   漆黒のやさしさに抱かれ  偽りの連帯を組むの?


   自分らしさが磨耗しないうちに  僕の未来を守ってほしい
   堅い鎧をゆっくり脱いで  まぶしい風に急ごう・・・


☆  On the loose  身にせまる last-ditch
                       (土壇場)
   怯まず  変えてゆこう change our life

   生ぬるい日常なら 要らない

   そう 共に 究極の 輝きへ・・・


2. 素直にココロ開いたら  騙されるだけだと

   思いやりを 咎めて 冷酷すぎる自分  演じ続けていたけど・・・

   誰にも cosy up  明日へ shy away
    (すり寄る、シッポを振る)     (怯む)

   いつも ゼブラを行ったり来たり

   いつでも shallow sleep 今すぐ wake up
          (浅い眠り)        (目覚めなきゃ)

   きっと まだ 間に合うはずさ 生まれたあの日と 同じ朝に・・・


   チャチな敗北を恐れていたら  何もできやしないから

   身を焦がすようなドラマに  これからの歳月 使ってゆこう


   ( ※ repeat )
   ( ☆ repeat )
copyright2003 Shuichi Hatta

男性ボーカリストとは今までセッションする機会が少なくて、ライブハウスで知り合っても一緒に楽曲を制作する所までは中々行きませんでした。必然的に女性ボーカル用の歌ばかり書くのですが、たまに気分転換で男性用の歌を書いたりします。自分は男だから、男の歌はいつでも書ける。ならば20代のうちは女性の歌を一杯書いておこう・・・という思いがあります。最もリスペクトする職業作詞家は男性なら松本隆さん、女性なら小室みつ子さん。ミュージシャンなら飛鳥涼さん。誰も考えつかない表現をあれだけ繰り出せるのは天才だからだと思います。あのレベルには一生かかっても到達しそうにないですが、凡才なりに勉強を続けていきたいですね。この歌は2003年の正月に書きました。想定歌手はw-indsやLead、FLAMEといったあたりでしょうか。ダンスサウンドに乗せて、東京を生きる10代の心の揺れを描きたいと考えました。英語を多用しすぎた所が反省点。「On the loose」は「解き放たれた」の意です。