Good Luck
1. この街を支配する  白いコウモリたち
   今度はどんな枠に  はめるつもりなの?


   呼吸(いき)をすることさえも 面倒な世界で
   どれだけ孤独(ひとり)の夜を  費やしたでしょうか?


   きっと 人々は 贅沢な昨日の夢
   胸に刻みながら  今日を往くのでしょう


※  Good Luck  さあ 顔を上げましょう
   誰もが 真実 求める旅人
   Good Luck  頼りない言葉でいい?
   変わりはじめた 未来(あす)を唄いたい


2. 一体 誰が敵で 誰が味方だとか
   つまらないことばかり 考えていたけど


   「現在(いま)を生き抜くことが
                   勝つことなんだよ」と
   大切なあなたが  教えてくれました


   “きっと 僕たちは ふたたび 出逢えるだろう
    風に抱かれて  この やさしい砂の上で…”


☆  Good Luck  私が選んだ道程(みち)
    誰にも邪魔なんて させないから
    Good Luck  “終わり”が来るその日まで
    共に 希望の宴(うたげ)に 酔いしれよう


    ( ※ Repeat )
    ( ☆ Repeat )

    Good Luck Good Luck Good Luck
copyright2001  Shuichi Hatta

かつて内山田洋とクールファイブが「東京砂漠」という歌を大ヒットさせましたが、この歌は「砂」という言葉の響きに触発されて書きました。砂は非常に無機質で冷たいイメージがありますが、考えようによっては寡黙に傷ついた自分を慰めてくれるような気もします。一度別れた人も、東京でひたむきに生きていたらいつかはいい形で出逢えるんじゃないか。そういう意味で、“やさしい砂の上で”という表現を使用しました。何があっても、前だけ向いて生きてゆきたいものです。一生懸命生きている全ての人々に、幸運あれ!