2005年1月12日(水)放送 |
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From
S(今年になってからタイトルコールが無くなりました) 皆さん今晩は、中川晃教です。皆さんお元気でしょうか? ミュージカル『SHIROH』東京公演も無事に終えて、今はここ大阪にいます。 一応、年末年始に家族で東北の鳴子(なるこ)温泉に行きました。 ちょっと一息ついて、そして気持ちも新たに、僕はね、1月4日に大阪に入ってます。 ということで実は今も本番中です。大阪にある梅田コマ劇場で『SHIROH』の舞台の真っ最中です。 というわけで今日は生放送ではないんですけど、そこは悪しからず。 大阪は来週の火曜日18日まで続きます。残すところあと6回。もう〜あっという間ですね。 ついこの間初日が開いて、初日の前にゲネっていうのがあるんですけど、東京帝国劇場でゲネをやっていて、あぁ〜ほんとにこの舞台開くのかなぁって、ドキドキしていた自分を今でもふっと思い出しますけど、まぁ無事に開いて、お客様にも大きな拍手をいただいて毎日舞台を閉めることが出来ています。 とっても光栄に思っております。ありがとうございます。 今日は年明けて、何回目かな?2回目かな?ということで、ま、気持ちも引き締めつつ色々とお話していけたらなと思っております。 皆さんからメールを募集しています。沢山の方からのメッセージお待ちしています。 新年の挨拶でも、何でもいいです。 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 お送りした曲は中川晃教で“JUST CALL MY NAME”でした。 水曜日のFrom Sは今年も中川晃教がドゥビデバビデドゥ〜と題してお送りしています。 そういえばおととし、あっ、おとといか、おとといは(確かめるように何度もおとといを繰り返し)丁度成人式だったんですね。おとといは…なんでナマッてるんだろうオレ、大阪にいるからその影響かな、なんちゃって。 はい、成人の日だったんですね。僕もこの番組やってる時に成人を迎えたんですけど、今年もまたこの季節がやってきて、年明けてすぐなんだよね成人式が。しかも日曜日でしたっけ?(月曜日ですよ、ハッピーマンディ) 僕も行きたかったんだけど、行けませんでした。宮城体育館かどっかでやったんですよね。 仙台の成人を迎えた皆さん、ほんとにおめでとうございます。 僕、今22歳なので2年前の今もこの番組をやっていたということで、じゃこのFrom Sドゥビデは果たしてどんくらいになるんだろう。4年目?(今年の3月で丸3年です)、3年目かぁ、今度4年目に入るんですね。 だから10年20年って続いていくのかねぇ、そう考えるとちょっと怖い。(私も怖い20年後って…考えない) ま、年も明けて早々に僕は今大阪にいるわけなんですけども、ちょっと空き時間に雑誌とかを買って、ホテの部 屋でペラペラッと1人読んだりしてるわけです。 それが自分のリラックスタイムだったりもするんだけど。 部屋にお香じゃなくて…アロマオイル?――アロマキャンドル?アロマオイルだよね――を焚いて自分なりに部屋を、照明とかも作って自分の居心地のいい空間を作って本を読んだり、音楽を聴いたりすることが意外と僕の中ではマイブームだったりするんですけど。 そん中でこれはね、去年発売された雑誌で2005年の1月号になるのかなぁ【エスクワィア】っていう、凄く有名な雑誌ですよね。アート・オブ・リビングっていうタイトルが付いているんだけど、ラテンミュージックっていう特集で、僕が丁度去年の今頃にリリースした【MATADOR】闘牛士っていうシングルとそれに次いで【himself】というアルバム、これはLIVE ACTとして舞台でも上演したんですけど、この2つのジャケットの撮影で、カメラマンとして一緒にやらせて頂いた、はたてさん、はたてひろしさん(ごめんなさい漢字分かりません)この方がブラジルに行って写真を撮ってきたその写真が雑誌【エスクワィア】に載ってるわけなんですけども。 この写真を見た時、僕はね「あっ、ブラジル行きたいかも」って思ったんですけど。 丁度【MATADOR】と【himself】のジャケットの撮影の時に話してたんですよ。 「ブラジルに行くんだ、今度」とか「ブラジルいいよ」とか「リオのカーニバル最高だよ」とかいう話してて、「えー?そうなんだ、でもあまり興味ないな」とか言ってたけど、この写真を見たら何とビックリ、なんていい所なのと思わされてしまうような。 で、この雑誌はお得な雑誌で、なんとCDが付録で付いてて、それで僕はラテンミュージックというのを、最近はやりのボサノヴァタンゴ系の音楽を聴いて、あっ、もしかしたらニューウェーブがラテンミュージックから来るかも、ラテンから来るかも、何かそんなことを思ったりもしました。 最近の僕はこんな雑誌を見て想像してるっていうんですかねぇ、いろんなことを。 あぁ〜こんな音楽いいなとか、こういう音楽もしかしたらニューウェーブになるかなとか、こういうファッションもありかなとか、こういうものの捕らえ方もありかなとか、こういう生活して見たいなとか、何かそういうことを考えながら日々送っているわけです。 ま、大阪の地から今お送りしているわけなんですけども、次にお送りする曲はこの曲です。冬に向けて書いた曲なんです“マイソング” 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 (ところが流れたのは“焦らずに進めばいい”でした。ま、アッキーの曲はどれも好きだからいいけど、サトケンさんお願いしますよ、初めて聴いた人はそれが“マイソング”だと思うじゃないですか) さてこの時間はテーマトークのコーナーですけども、今日は、そうですね僕の2005年の活動についてちょこっと話して見たいと思います。 活動っていうか、こんなことやりたいなとか、こんなことやりますとか基本的な自分の考え等を含め。 今年はね、僕にとってひとつのきっかけになった、ミュージカルの世界に入るきっかけになった、そんな舞台、ご存知の方も沢山いらっしゃるのかなと思うんですけど。ミュージカル『モーツァルト!』。 ウィーンミュージカルですね。 これを僕初めて、東京で演ったんですよね。日生劇場で。 これがきっかけになって、その舞台を踏んだあと色々とお話を頂いて、今演らせていただいてるロックミュージカル『SHIROH』も、演出家のいのうえさんが僕のデヴュー作の『M!』を観てぜひ一緒にやりたいと言って下さって、まぁ、夢が実現したと、そんな舞台のひとつなんですけども。 僕は『M!』以降、3作かな?舞台演らせていただいて、ミュージカルっていろんなミュージカルがあるんだなぁって。 世界的によくいわれている、例えばブロードウェイとかロンドンのミュージカルとか、あっこういうのが世界的にいうミュージカルなんだ、日本のミュージカルってじゃどんなんだろうって、色々観たり自分が経験したり、ま、比較することもあり、また自分がミュージカルの舞台に立っている自分というものも重ねて、客観的にミュージカルってどういうものなんだろうってのを僕なりに考えてきた、そんな2年間だったんだよね。 で、ミュージカルって凄く総合的なものがあって一言では、何ていうのかなぁ、言い切れない。 これがこうだから、これが正しいっていえないようなものが沢山あるっていうのかな。 だから、それをまとめて行く作業っていうのはほんとに大変で、演出家とのやり取りって、そういう意味ではほんとに楽しいと思うんだけど。 これが僕にとってどのように、じゃ自分自身の音楽、曲作りに影響を与えてくるのかって、いろんな要素のものをひとつにまとめると、まとめたものがどれだけ今度はイキイキしているかとか、斬新かとか自分自身納得いくかとか、説得力があるかとかね、そういう部分の何か要素をまとめていくっていうのを舞台から学んだんだよね。 僕は経験したんですよね。 そして実は今月18日に『SHIROH』を終えて、今度台湾に行って、台湾で色々活動もしつつ、あとは日本でスタジオに入って、主にアルバム制作に入るわけなんですけども。 ま、アルバム制作といっても、これは僕にとってやっぱりこれまでの舞台やりながら曲を書いたり、自分なりに旅をする中で曲を書いたり、または自然と出てきた曲を完成させたりとか、そういう時間に費やそうと思っているんです、2月、3月と。 そして4月から僕は『モーツァルト!』の稽古に入ると。そして今年ほとんど『M!』一色になります。 ちょっと怖いんですけど、1年を見ると。 でもそんな中で自分が今何をやりたいのか、何をやることがみんなの幸せに繋がっていくのかというところを常に基本に置きながら、いろんなことにチャレンジしていきたいなと思っているんです。 例えば去年、蜷川さんの『新・近松心中物語』を2月頃かな?日生劇場で観て、その後に博多座でやるっていうんで、そのゲネ、稽古場での通し稽古が丁度あって、それを観に行ったりとかして、芝居というものにも凄い興味を持ってる自分というものがあったりして、日々驚くわけですね。 なのでミュージカルというものから始まり、ま、もっといえば僕自身の自己表現という部分から始まった音楽、そして延長線にある音楽を通じてあらゆるものを自分の中に、こう吸収していくという。 そしてその中から吸収したいろんなものからなる、一つの、一つでも二つでもいいんですけど、ある形?一つの形?そういうものを描いていくなかで芝居っていうのも、僕の中ではとっても重要なもの、演劇っていうのもとっても重要なもの、ということを僕は去年の年末頃感じたわけです。 なので、今年、ま、ストレートプレイって言い方をするとね、あれなんだけど、僕にとっては垣根なくやれたらいいなという気持ちがある反面、それは何か自分が芝居に恐怖感を持っているからかも知れないけど、垣根なく音楽やるのも、ミュージカルやるのも芝居やるのも、例えば踊るのも歌うのも、演奏するのでも何でも垣根なくやれたらいいなと思うんだけど。 実際そこに飛びこんでみると意外とね、それはそれで大変だったりして、そういうことは取り組んだ時に悩めばいいかなと思っているんですけど。 取り合えず、芝居なんかもやりつつ、音楽もやりながらミュージカルも当然やりながら、僕が今年残すものは何なのか、自分が得るもの、課題として残すものは何か、しっかりと踏まえながら1年間を過ごして行きたいなぁと思ってます。 2005年、僕にとってどんな年になるのか、皆さんにとってどんな自分でいられるのかっていうことも含めて頑張って行きたいなと思っております。 さて、今日の最後の曲です。聴いて下さい。 去年の今頃発売された曲です。闘牛士“MATADOR” 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 エンディングの時間です。今年2回目の放送は如何だったでしょうか? ここで1通メールを読みたいなと思います。 ラジオネーム〔あべ〕さんから。 「中川君今晩は。今日は嬉しい報告があってメールしました。――なになに?――何気に地元の新聞を見ていたら…。な、な、なんと、仙台駅裏(東口)に、ミュージカル劇場が出来るんですって。 びっくりです。そして超嬉しいよ〜ん。仙台公演があれば、舞台のアッキーを観れる機会が増えるってもんですね。もう幸せだぁ〜!あと3年後ですが、アッキーの舞台が実現することを首を長〜くして待っています。」 3年後に仙台駅東口にミュージカル劇場が出来る。それは本当に嬉しいですね。びっくり、へぇ〜、何でまたミュージカル劇場なんだろう。仙台に需要があるってこと?ミュージカルの。 ま、ミュージカルに限らずなんだろうけどね、シアターが出来るってことなんだろうけど。 ま、ミュージカル向けのシアターってこと?素晴らしいね。東口ってZepp Sendaiとかもあるし。 大型のモールみたいのもあるし、素晴らしいね、感動。 〔あべ〕さんメールありがとうございます。 さてこんなメール気軽に送って下さったら嬉しいです。 DJは中川晃教でした。ではまた来週、今度は今年に入って3回目? それではまたお会いしましょう、チャオ!バイバイ!! |
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