2004年12月15日(水)放送

From S中川晃教イェス!ドゥビデバビデ〜ドゥ〜♪
皆さん今晩は、お元気でしょうか?
先週はスペシャルウィークということで僕の番組ではスタジオライヴをお送りしました、如何だったでしょうか。
ピアノ弾き語りの2曲と、そして現在進行中、製作中のまだ未公開楽曲の、しかもまだ作ってる最中の曲を流すという、そんなスペシャルウィークに因んだね、せっかくのイベントですからそのイベントを盛り上げるためにふさわしいんじゃないかと思い、そんな企画を立案してお送りしたわけです。
さてカレンダーを見てみるとですね、今年もあと3週間。
クリスマスまであと10日という。あぁもう年の瀬に入って来ました。
10日後はクリスマスですよ。恋人たちのクリスマスです。
あららららら、見たくないですねこのカレンダー。ほんとにもう12月が終わってしまいますよ。大変だば(?)
大変だべ(?)大変だべっちゃ。(アッキー仙台弁の使い方間違ってるよ〜)
僕はミュージカルに出演中なので、年末モードという感じにはなりません。
皆さんは如何ですか?年末の前にクリスマスがあるわけなんですけど、クリスマスの皆さんの予定等も聞いてみたいなぁ。
恋人と会う約束をしてまーすとか、会う約束をしてるけどぉ、もしかしたらこっちの仕事が入って会えないかも〜とか。
因みに、なんかクリスマスっていったらドラマティックなイメージがあるんだよね。ドラマティックっていうか、ドラマがある感じ?1日の24時間の中にどんなドラマがあるんだろうって、クリスマス。
何か追跡24時じゃないけどやってみたいね、そんな感じです。
皆さんのクリスマスの予定、またはクリスマスに向けて、または年の瀬に向けて何か計画してること予定してること等々あったら是非メール送ってくださいね。

今夜はまぁ10日後にクリスマスということで、ちょっとしっとり系でお送りしていこうかなと思っています。
BGMもちょっと拘ったり、もちろんお送りする曲なども拘りつつ進めていきます、25分間お楽しみ下さい。

              
〜 ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 〜

お送りした曲はですね【ラヴァーズ・コンチェルト〜ポップス・オン・サラ・ヴォーン】というアルバムの中から、マーキュリー時代、彼女がマーキュリーに所属していた時代に残した、本当にスタンダードナンバーばかりを集めた楽曲集なんですけど、お送りした曲、皆さんこの曲知ってますよね“スモーク・ゲット・イン・ユア・アイズ”でした。

ただ今流れているこのBGMはですね、皆さん知っていますか?知ってますねきっと。マンディ満ちるさんって知ってますよね。マンディ満ちるさんのお母さんとしてとっても有名ですよね、秋吉敏子さん。日本が誇る天才ジャズピアニストの1人なんですけども。
ま、彼女が参加しているビッグバンドの名盤を1曲お送りしているわけです。
“ロング・イエロー・ロード”という曲をBGで流しています。なかなかカッコイイでしょ。
先程お送りした曲、サラ・ヴォーンで邦題が“煙が目にしみる”洋題が“スモーク・ゲット・イン・ユア・アイズ”という曲をお送りたわけです。
この曲はとっても有名ですよね。皆さんも知ってると思うんですけども、実はサラ・ヴォーンっていうのは、僕、彼女の声って凄いなって思っていて、結構僕、最近自分の中で色々なヴォーカリストの声を聴いたり興味を持つ人もたくさんいます。刺激もあります、触発される人もたくさんいます。
そんな中で自分の原点を振り返った時に、なんかこう、例えばホイットニー・ヒューストンのヴォーカルにとっても憧れを持ってた中学生の時、やっぱり幼い頃からよく聴いていた美空ひばりさんの声だったりっていうものがあるんですけど、その中でもそういう中に入ると僕は勝手に思っているんですけども、サラ・ヴォーンも同じく凄く憧れるヴォーカリストだなと思うんです。
サラ・ヴォーンについてちょっとお話しようかなと思っているんですけど、ビリー・ホリデイの跡を継ぐと言われて、ま、跡を継いだ女性ジャズヴォーカリストの御三家という人達がいるんですね。
その1人がこのサラ・ヴォーンなんですけども、あとの2人はどんな人かというと、エラ・フィッツジェラルドという方と、カーメン・マックレイというこのお2人で、この3人がビリー・ホリデイの跡を継ぐ女性ジャズヴォーカリストというわけですね。
実は僕、この3人の中で、エラ・フィッツジェラルドとカーメン・マックレイの歌はちゃんと聴いたことがないと思うんですけど。サラ・ヴォーンは知ってます。
凄くいい声です。とっても素晴らしいなと思う。とっても粘りがあって、とっても深みもあってね、濃い〜いんだけど、その濃さが自然だよね。だなって僕は思うんです(ちょっと笑いを含んだ感じで)。自然だよねって、ごめんなさい(タメ口でいっちゃったかな?って感じ?)、自然だなぁって思うんです。
それにとっても声の中に何かスピリッツ、ソウルというものを感じます。魂を感じます。
魂といっても平たいかもしれないけど、感じるものがあるんですね。凄く深みだけではなく壮大なものもある、どんどん、どんどん地面を掘り下げていくそのとっても底辺のものもあるんだけど、それだけではなく空を仰いだ時にとっても何処までも続く大空があるっていう、天にも届くというそんな天と地と両方を兼ね備えたヴォーカルスキルの気がしてるんですけど。
彼女は24年にニュージャージー州で生まれているんですね。45年にソロ歌手としてデビューしてます。
その後47〜51年までダウンビート誌の女性歌手部門で第1位の座をキープしてる。
年代別に彼女の代表作を追っていくと、49〜53年はCBS時代ですね。CBS時代にはマイルス・デイビスとのセッションを含む【イン・ハイ・ファイ】やベスト盤ともいえる【アフター・アワーズ】がイチ押しだと。
また54〜59年マーキュリーの時代ですね、高水準の演奏が多くクリフォード・ブラウンやキャノンボール・アダレイとの共演盤もあると、特にカウント・ベイシー楽団をバックに【ノー・カウント・サラ】がとっても素晴らしいそうです。
また、中野サンプラザで初の日本公演のライヴ盤【ライヴ・イン・ジャパン】これも凄くいいそうです。
僕もこれから買いにいってみようかなと思ってるんですけど。サラ・ヴォーンお送りしました。

さて、今日の2曲目です。今日の2曲目はですね、これもまた、これ実はライヴ盤なんですけど、皆さんもう知ってますよね、ダニー・ハザウェイのライヴ盤からちょっとお送りしようと思っています。僕の大好きな曲です。
この曲をダニー・ハザウェイがカヴァーしていたんだって最近知って、今日は絶対これ流そうと思って持ってきたアルバムです。“He Ain't Heavy. He's My Brother”
ダニー・ハザウェイです聴いて下さい。

            
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さてこの時間はテーマトークのコーナーです。
今日はマイライフということで、マイライフとはちょと違うかな?でも、まぁマイライフかな。
こんなマイライフ、まぁこんなオールマイラヴィング?ふふっ。
ということで先日発売になったばかりのビートルズのBOXの中から…ビートルズのBOXが発売されたんですよ。その中からこの曲をかけたいなと思っております。
マイライフに因んで“IN MY LIFE”なんて曲もありましたよね。このBOXの中には入っているんでしょうか。どうなんでしょうかね。ちょっと短い曲なんですけど、最後はちょっと軽快な曲でお別れしたいなと思っております。聴いて下さい。ビートルズで“ALL MY LOVING”

              
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――焦らずに進めばいいのBGMに乗せて――

さあ、あっという間にエンディングの時間です。お知らせです。

★12月7日に初日の幕を開けました。劇団☆新感線初のロックミュージカル『SHIROH』
今もまさに公演の真っ最中なんですけども、詳しくは僕のHPをご覧下さい。
今日はクリスマスカウントダウン10ということで、後10日後は、皆が待ちに待ったお正月ということで(おいおい!)、違う違うお正月じゃない、クリスマスということでね、クリスマスに因んだというか、僕の中でクリスマスにかけたいなと思う、クリスマスに向けてかな?正確にいうと、曲をかけたわけですけど、如何だったでしょうか?
ダニー・ハザウェイも素敵だよね“He Ain't Heavy. He's My Brother”
ま、僕の中ではロンドンでこの曲を始めて聴いた時にビビッと留まったわけです。その曲をダニー・ハザウェイがカヴァーしていたと知って、今日は興奮してかけたいっ!と思ってかけたわけなんですけども。
気付けばほんと、残すところ後2回かな?このFrom Sの放送も。今年あと2回です。
2回、どんな内容にしようかなと悩んでいますけども、ぜひ皆さんからアイディアなんかお寄せいただけたら嬉しいですね。
25分間という短い番組ですけども、やれることは精一杯やっていきたいなと思っております。
皆さんのアイディア等「こんな番組にしてほしい!」っていう気持ちも汲み取っていけたらなと思っています。
だってせっかくの僕の地元で流れてる番組だし、短い時間だけど皆で楽しめる番組にしていけたらなと思っています。それでは来週も聞いて下さい。また来週お会いしましょう、チャオ!バイバイ!!