2004年12月8日(水)放送 |
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From S
中川晃教イェス!ドゥビデバビデドゥ〜! 皆さん今晩は、お元気でしょうか? とうとう12月8日です。今日は僕、ちょっと緊張しています。 何故かといいますと、このスタジオにピアノが置いてあります。 そうです、先週告知しましたが、今日は生で弾き語って2曲ばかし皆さんに歌を届けようという企画が、この番組にあります。ということも含めちょっと手が冷たくなって緊張しています。 なんてったってここで歌ったものが、仙台の皆さんの耳に届くわけですから緊張しますね。 その緊張感一杯の中川晃教がお送りしていくわけなんですけども、このドゥビデ始まりました。 何故生でピアノ弾き語りするかといいますと、スペシャルウィークが始まっているからです。 昨日、一昨日とFrom Sは生放送でお届けしているんですね。 月曜日は坂本サトルさん、火曜日は清貴君、そして明日もザ・ユースの皆さんが生放送でお送りするということですが、実は僕は生放送ではないんです。 その理由は皆さんも分かってくださいますよね。 丁度昨日、12月7日、帝国劇場で劇団☆新感線のロックミュージカル『SHIROH』の幕が開きました。 本番中です。きっと無事幕を開けることが出来ているでしょう。なので、今東京で舞台の上でパッパパと歌っている最中です、きっと。 なので今日は生ではないんですけど、生と変わらない緊張感を持って最後までお送りしていけたらなと思っています。それがまさにスタジオライヴだろうということで、スペシャルウィークを僕のライヴで盛り上げることが出来たらなぁと、微力ながら思っています。 というわけで今夜は3曲スタジオライヴをお届けします、是非聴いて下さい。 皆さんからのメールを募集しております。沢山の方からのメッセージ、お待ちしております。 それでは今夜も25分間、最後まで僕の歌を楽しんでください。 それでは今夜の1曲目、ピアノで弾き語ってお送りしたいなと思っております。 この曲はまだ世に出ていない曲です。ちょっと自分の思い出なんかも込めている曲なんですけども、裸ですけど(!)聴いて下さい。“Back Togeter Now” 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 という、ふふっ…お送りした曲は“Back Togeter Now”という曲です。 この曲は、あのーちょうど、そうですね2年前くらいに書いた曲です。 書いては消して書き直し、スタジオに入って歌って、詞もメロディーも書いては消して、スタジオに入ってそれを歌って、また書き直して、んーでもない、あーでもない、うーとか言いながら、そんな作業の繰り返しで、今もその最中なんですけども。 ま、今日はピアノ弾き語りでこんな風に歌ってみたんですけども、ま、この曲なんか、何なんでしょうね、僕の中ではこんな曲も素直に歌える自分というものも大切にしていきたいなと思うんですけども。 このキーにしても結構高いんですね。で、この高さの部分でなんかこう、それが気持ち良く歌うフレーズと、ちょっとこう苦しく…苦しくっていうか…そう、ちょっと苦しくね、力が入って歌う感じとそんな、何かその時の歌う自分によってもなんか色合いが変わってくる、そんな曲かなぁと思って創って歌ってるわけなんですけども。 そんな曲をお送りしてみました。 えー、そしてライヴ2ということで次の曲はですね、実は今こんなことやってるんですって、分かりやすいと思うんですけど、僕達はスタジオに入る前に、ま、僕は部屋で曲を作るわけですね。 で、その出来た楽曲というものを、ある程度自分の部屋で煮詰めていくんですけども、ピアノ1本で曲作っていって、ノートパソコンに向かって詞を作って、それでピアノ弾きながら曲を書いていくんですけど。 僕の場合は、ま、詞先で、詞が先に出来て曲が後。もしくは同時に進んでいくっていうやり方をしてるんですね。 そして、自分の部屋で出来上がった物をスタジオに持って行き、そのスタジオでプロデューサー含め、メーカーのレコード会社の方含め沢山のスタッフにそれを聞いてもらうわけです。 そしてそれを、ま、実際どんなアレンジにしていこうか、という部分でいろいろアレンジャーと話したり、プロデューサーと話したりということで、後日スタジオに入って、ま、1〜3日、その辺でアレンジをつけていくわけです。 バンドが入りストリングスが入り、ま、最終的にそういったプロセスを踏んだものが皆さんの耳に届いていく、皆さんの元に届いていくわけなんですけども。 今日流すのは、その皆さんの耳に届く二段階くらい手前のプロセスの音源を流そうと思っています。 これはですね、業界用語ではプリプロと呼んでいます。プリプロダクションと呼んでいます。 プリプロを経て、本当に世に出て行くアレンジの最終のものになっていくわけなんですが、その1コ手前のものをプリプロダクションと呼んでいます。プリプロのものを今日は流します。 ま、こんなことやってま〜すっていう感じなんですけども。 実はこれレコード会社からいろいろと言われたのを押し切って、ふふっ、いや仙台の皆さんに誰よりも先に聴いてほしいという気持ちと、スペシャルですからね、今日はイベントだから出しちゃうぞということで聴いて下さい。中川晃教で“That's why” 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 お送りした曲は“That's why”という曲でした。 この曲は、あの先程も言ったようにまだプリプロの段階です。これから本チャンに向けて作っていく、世に出て行く前の過程のアレンジのものです。仮音源といったらいいでしょうか。 この曲…例えばなんかねスネアの音とかはまだ交換したいなと思っているんです。実はこの音まだあんまり気に入ってなくてとか、あと水滴の音がポチャンポチャンポチャンって、これスタジオの、ま、スタジオのベースメント、地下と1階とにあって、2階がロビーになってるんですけど、その2階のロビーのトイレに水場があって、そこに水を張って、水をポチャン、ポチャンて落として、それをマイクで拾うっていう、要するに自分達で録った音なんです、この音は。 なのでそんな自分達で水の音とかも録っちゃったりしてるっていう…。 この水の音もね、多すぎるんです、僕からするとね。ちょっとポチャンポチャン言ってるんで。 もうちょっと減らして、もう少しこの曲のテンポに、グルーヴに合った水滴の音?ポチャン‥ポチャン。今ポチャン、ポチャン。リズムと関係なく、鳴ってるんで、ま、その辺をちょっとイジって行きたいなぁと思ったりしてます。あとこの曲の持つ全体の世界観みたいなものは消したくないなぁと思ったりもしています。 あとね、大サビのところというか、Aメロ、Bメロ、Cメロで、2番のAメロ、Bメロ、CメロでDメロって別のメロディーが入っているんですけど、そしてまたCメロってサビのメロディーにいくっていう構成なんですけど。このDメロの大サビの後に何もバンプとか間奏なしにCメロに入っているのでそこにギターソロみたいなバンプが入ってもいいかなぁと思っています。 この曲の全体像っていうのを壊さずに作って行きたいなと思っているんですけど。 このエレピの雰囲気とか気に入っているんですけど、ベースがちょっと入り方とかね、ちょっとベースうるさいかなと、グルーヴ感っていうのがちょっとベースで欠けているかなと。 意外とギターのオブリはいいかも知れない、いいとこあるなと、ちょっと生意気なことを作っていく段階でいろいろと思っているんです。これからこういうものを煮詰めていくと。 そして皆さんの耳にちゃんと最高のものとして届けられるようにしていきたいなと、精一杯思っているわけです。 こんな、レコードメーカーからいろいろ言われたことも押し切って流してしまったという音源でした。 さて次にお送りする曲はこれもスタジオライヴということで弾き語りでお送りしようと思っています。 “スーパースター”という曲です。この3曲の中で実は1番最近書いた曲です。1番新しい曲です。 これはこの間僕パリに行ってきたんですけど、そのパリに行く前に書いた曲です。 それでは今日最後の曲です。ピアノ弾き語りです。聴いて下さい“スーパースター” 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 ――焦らずに進めばいいのBGMに乗せて―― さてエンディングです。 ★まず昨日、初日を迎えました劇団☆新感線初のロックミュージカル『SHIROH』。現在公演中です。 詳しくは僕のHPをご覧下さい。 さて今日はピアノで弾き語り2曲、そして製作中の楽曲を1曲、ま、プリプロの段階の楽曲ですね。 計3曲、まだ世に出ていない楽曲をお送りしたわけなんですけど、どうでしたか?感想など送ってくださいね。 DJは中川晃教でした。それではまた来週チャオ!バイバイ!! |
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