2004年8月4日(水)放送

From S中川晃教イエ〜ス!ドゥビデバビデドゥ〜♪ドゥドゥドゥ〜(エコー)
はい、皆さん今晩は中川晃教です、皆さんお元気でしょうか?
仙台はやはり緑が多くて、杜の都と言われるだけあって、ほんとに空気もそして景色も最高ですね。
今日は東京のスタジオからではなく、ここ仙台のDate fmのスタジオからお送りしています。
目の前には、えー、これは何の木でしょうかねぇ?これは銀杏の木ですね。秋になると黄色くなって綺麗なんですよね。銀杏坂スタジオとも呼ばれているそうです、ここは。成る程。
ということで今日は仙台からお送りしています。
まず先週29日30日と二日間Zepp仙台でのLIVE ACT『himself』を終えました。
沢山の方に観に来ていただけてとっても嬉しかったです。やっぱり楽しいですね、ライヴっていうのは。
何があるか分かんない。その日のテンション、その日のお客様とのセッション、そして勿論共演者一同、バンド一同、皆が盛り上がっていく、その盛り上がり感っていうのはやっぱり生でしか味わえないんじゃないかなぁと思います。とっても楽しかったです。
後ほどLIVE ACT『himself』の話もしながら進めて行きたいなと思っております。
皆さんからのメッセージもお待ちしております。

仙台の〔じゅん〕さんからリクエスト頂きました。
今夜の1曲目です“SUNSHINE”

             
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こんなメールを頂いております。
「先週の放送で聴きました“Go to heaven”。曲の雰囲気とっっっっても気に入りました。
最初聴いた時、詩の世界観がロミオとジュリエットみたいだなぁと感じて、この曲が『himself』のどんな場面で使われるのか楽しみです。」
という〔フロムメスゴライア〕さんからメール頂いております。
この“Go to heaven”はハムレットがあまりにもオフィーリアを好きで、好きで、好きでしょうがないのに何で貴女は僕のことを分かってくれないの?っていう、決して片想いではないんだけども、一方通行ではないんだけども、恋ゆえにあまりにも愛するがゆえにその人が見えなくなってしまったりね、逆に好きなんだけどその人を傷つけてしまったり、何かそういうシーンでハムレットがオフィーリアに対して歌う曲なんですけど。これ先々29日、30日とZepp仙台でやったんですけど、とってもね僕は緊張した。何でこんなに緊張するんだろうというぐらい緊張しました。
通常初日っていうんですかね、今回のLIVE ACT『himself』の初日は東京でもなく大阪でもなく名古屋でもなくここ仙台、僕の育った仙台から幕が開いたわけなんですけども、初日っていうのは初日にしかない緊張感、初日にしかない、なんていうのかなぁ、ま、舞台ですね…、があるんです。それはあのー、いろんな舞台をやらせて頂いてほんとに思います。なので、例えば初日「あー、うまくいかなかった」とか「あー、もうちょっとここ、こういう風にしようと思っていたのに一杯一杯で出来なかった」とかね。そんなことがあっても、それはそれの良さっていうものがあるんだよね、きっと。
なので初日はいつも僕にとって大切な宝物なんですけど。今回のLIVE ACT『himself』29日のZepp仙台での初日も同じく僕の生涯の中で大切な宝物としてきっと残っていくんじゃないかなぁと確信しております。
やっぱり沢山の人に観に来て頂くことも嬉しいし、また親戚や友達や…ふふっ皆が見に来てくれるっていうのも僕にとっては嬉しいですね。僕にとってはかけがえのないものです。
さて今日はですねLIVE ACT『himself』の話をしながら僕の中でね、最近舞台やミュージカルっていうのもとってもいいんだけど、今回の『himself』も僕の2ndアルバムが使われてるんですね。じゃ2ndアルバムの次はどうなのよ、ってね。どんな音楽が発売されるのよ、早くシングル、次の曲聴きたいわ(何故かお姉言葉のアッキー)みたいな。その辺の話を後半で出来たらなと思っています。
では今夜の2曲目です。リクエストいただきました。
この曲はですね、ラジオネーム〔カンナ〕さんからです。
「アッキーの初のLIVE ACT『himself』(初日観に来て下さったみたいです)」(あら〜、メール読むの途中でやめてるし)それでは聴いて下さい。中川晃教で“WHAT ARE YOU AFRAIDA OF”

             
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さてこの時間は週替わりでテーマを設けてお送りするテーマトークのコーナーです。
今日は1週目なのでマイシアター。
『himself』の話はちょっとしたので、さっきも言ったように次のシングルの楽曲の話をしたいなと思っているわけなんですけども。
まあ、だんだん見えて来てて、2ndアルバムの稽古しながら並行して、スタジオでね曲創りもしているわけなんです。とっても僕にとって曲を創る作業って、曲を創る事って自然体な自分だったりもするけど、一番自分自身そのままだったりもするんです。曲を書いてる瞬間っていうのは何かそのことを考えてる瞬間っていうのは自然体なんだけども、でもやっぱり何処かで何かを凄く意識してるんだよね。
それは日常の自然体の自分とはどっか違うんだろうなと思うんですけど。その意識をしている自分自身っていうのはまたこう僕にとっては、ま、何ていうのかな、好きなんだろうね。そういう瞬間の自分自身っていうのか、緊張感だったり、集中力だったり、あとは気持ちがね、気分がスゴク自分的には好きなんだけど、やっぱりそういうのを考えるとオレって音楽家なんだなぁと思ったりもするんですけど。
今回ちょっと書き出してるんですけども(新曲を)、何かね書く上での第一条件みたいなものが僕の中にはあって、今一番書きたい曲とか、自分が歌いたい曲、そして何よりも自分が一番聴きたいなと思うような曲を第一条件にテーマじゃないけどね、書き始めているわけなんです。
例えばそれがどんな曲かっていうと、やっぱり、こう、何ていうのかなぁ、どこか寄り添える、部屋で一人で聞いていた時に、例えば音楽を流しながら、例えば横に自分の大好きな人が居てその人と寄り添いながら聴ける曲だったり。それが例えば人、物ではなく、自分の時間でもいいよね。一人の時間とかね。自分の安らぎの時間の中で聴ける曲。そういうものが今の僕が聴きたいなと思う曲、また、書きたいなと思う曲なんですけど。
あともう一つ、何ていうのかな、美しい曲、美しいメロディー、美しいテイストの歌、歌声にしても、例えば低音なのか、中音なのか、高音なのかじゃないけど、その辺のレンジ、ヴォーカルのレンジも自分のイメージが見えていて、わりかし高めの曲でね、そして勿論感動もあって、余韻もあってそんな曲を書きたいなと思ってるんです。
僕は最初デヴューした時にR&Bみたいな物を歌っていたし、またR&Bがとっても好きで聴いていたんだけども、だんだん色んな音楽を聴くようになってきて、例えばロック&ポップスとかね、UKロックとか相当始めちゃってね。そんな僕自身の中で出来上がった1stアルバム、そして2ndアルバムっていう流れがあって、そしてこの間の『himself』みたいなのがあって、そして次のシングルは何なんだろうっていうところで、また原点に戻りつつも、ま、でも自分自身のスピードを止めることなく、むしろ更にスピードアップして、今自分が一番聴きたい、歌いたいと思う曲を歌うのもいいんじゃないかなぁなんて思っているわけなんです。
どうぞ次のシングルも、次の楽曲も楽しみにしていて下さい。

今夜の3曲目です。聴いて下さい“KING & QUEEN”

             
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――焦らずに進めばいいのBGMに乗せて――
さあ、あっという間にエンディングです。お知らせです。

★LIVE ACT『himself』今度は大阪に行きます。大阪は8月6日です。大阪NHKホールでやります。
そして東京は8月10〜18日まで、天王洲アイル、アートスフィアで演らせて頂きます。どうぞ、大阪、東京の方にも時間があったら遊びに来て下さい。番組の方へのメッセージもお待ちしております。

DJは中川晃教でした、バイバイ!!(今日はちょっとハスキーヴォイスのアッキーでした)