2004年7月7日(水)放送

From S(タイトルコール無し、実は先週もなかったのです)
皆さん今晩は、中川晃教です。
実はですね、先週と今日とちょっと違ったスタジオから、スタジオといってもちょっと違ったスタジオからこのFrom S中川晃教ドゥビデバビデドゥをお送りしています。
ここは何処かというと(BGMがピタッと止まり)…マ〜イスタジオ!
「何処だい!」(サトケンさん?)
何処だい!ほ〜んとに、今の声誰だ!っていうね。もうここはですね、すご〜く地味な場所にあるんですけども、まぁ、扉を開けると普通のスタジオですけどね。僕のだいたいのCD制作、アルバム制作と楽曲制作を行っているスタジオで録ってるんです。
実はLIVE ACT『himself』の曲作り、そして今日ちょうどね、稽古顔合わせを終えたばかりです。
えっとー、LIVE ACT『himself』はですね13人位かな?出演者の方々とやっているんです。
僕の相手の方は安藤希さん、今ちょうど東京では「バンパイヤ」でしたっけ?「ドラキュラ」だっけ?ドラマやってますよね「吸血鬼」でしたっけ?テレビ東京で。
それを観てて、あぁ〜この子と一緒に演るんだ〜なんて、一般ピープルになった僕でした。
そうなんです、ということで今日は自分のスタジオからお送りしています。このスタジオの名前は因みにアイランドスタジオです。アメ横スタジオではありません。
そして僕のLIVE ACT『himself』の楽曲制作と稽古もやってるんですが、それと平行して次のシングルのレコーディングも行っています。皆さんどうぞ楽しみにしていて下さい。
皆さんからの番組宛のメッセージを募集しています。沢山の方からのメッセージをお待ちしています。

               
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今夜の1曲目は中川晃教の2ndシングル“I say good-bye”でした。

水曜日のFrom Sは中川晃教がドゥビデバビデドゥ(不協和音のハモりがあって)と題してお送りしています。
もう、どっから聞こえてくるの!もうねぇ今の声はサトケンさんですよ。
「ドゥビデバビデドゥ!」(もう一度、みょーにはしゃいだサトケンさんが怒鳴って)
もういいっすよ。もう、なんでこんなにはしゃいでるんですか?これから何処に行くんですか?
「アメ横!」ふふふっ何なんですか、それ、アメ横をバカにしてません?
「楽しみにしてる」
サトケンさんは今日、上野からここまで歩いてきたんですよね。汗ダクダクになって、さがですね。
「七夕なんで」七夕!そう今日は77ですよ。いいことが起きそう。77あともう1個7があったら最高ですよね。ラッキーセブン。よくほらスロットで777って出ると凄い儲かるじゃないですか。
今日は七夕、何かいいことがあるといいななんて思いながら僕は生活しております。今日を過ごしております。

ラジオネーム〔さちこっと〕さんからメール頂いています。
「夏の気配がどんどん濃くなって、LIVE ACT『himself』に向かって私のドキドキもいよいよ本格的になって来ました。自分の曲を他の人が歌うってどんな気分ですか?きっと、と〜っても嬉しくて、新鮮っっっな感じと思いますが、なんだかみょーにくすぐったかったり、恥かしかったりするのでしょうか。
晃教君のハムレットぶりは勿論、よく知っているはずのお馴染みの曲たちの意外な表情も心から期待しています。
ハート溢れる新鮮な舞台になりますようにっっ。どうかお元気で。」ありがとうございます。
そうなんです。あのー、とっても新鮮です。自分の曲を他の方が歌ってくださるというのはとても不思議な気分です。
この間、先週も話しましたけど台湾でも、自分自身の音楽が違うように感じる?自分の曲が日本以外で掛かってるっていうだけで新鮮なんですね。そしてその街を歩いている方が、台湾の方が僕の曲を聴いてくれてるってだけでも凄く新鮮。
あとは例えば、ライヴで日本人の方もそうだけども、例えば黒人の方がお客様で来て下さってたりするのもなんか新鮮な感じ。それだけでも新鮮なのに、全く今度はね違う方が歌って、それをまた僕が聴けるっていうのはとっても光栄ですし、ほんとに未知な体験ですけども、なんかこうやりがいがある。
手探りですけども何か素敵な発見があるんじゃないかなとドキドキしているわけです。

このLIVE ACT『hjmself』でのハムレットぶり、〔さちこっと〕さんの言うハムレットぶりですが、ハムレットといえば言葉。言葉のあや…ふふっ、あやじゃないな、言葉がやっぱりポイントですよね。
言葉の繋がりが、一語一語、そして一語一語だけではなく、その全体の言葉で感じるハムレットの心情、感情みたいなものがとっても魅力的だし、またハムレットといえば文学的な部分でも、どこか表現方法だったり、古典的な物言いだったりでもハムレットを楽しめたりしますよね。人物像というだけではなく言葉の表現、文学的な部分、古典的な部分でもまた楽しめるハムレットを僕はなんとミュージカルにすると。それも僕自身の楽曲を使って創ると。
で、皆さんはきっと同じく思って下さってると思うんですけども、中川晃教、僕の楽曲をハムレットに使うってどうなんだろうって。とってもそこが、今回稽古をしていて曲を書いていてまた全体が見えてくる中でとても楽しいんですよね。そこを皆さんにも早く観ていただきたいなと思っております。
今までのハムレットとはやはり違うんです。それは僕の書く楽曲っていうのはどこかポジティブな部分があるんでしょうねきっと。メッセージ性なんでしょうか、それが。
でも、それがハムレットという人物とハムレットが幸せだった頃から描く事によってとってもマッチしてくるんですね。一般的にハムレットというのは、悩める青年、悩める男という部分からストーリーが始まっていくんですけれども、今回の僕のLIVE ACT『himself』のハムレットに関しては、彼が幸せだった頃から、ほんとに純粋で幸せだった頃からを描く事によって僕の楽曲ととってもマッチしてくる。
そしてラストがとっても感動的なのでこれは是非観て頂きたいなと思います。
仙台では7月29日と30日にZepp仙台でやらせて頂きます。どうぞ楽しみにしていて下さい。

               
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この曲はリクエスト頂いております。
ラジオネーム〔ビーズの指輪〕さんから。お送りした曲は2ndアルバムから“善も悪もピースフル革命”でした。

毎週水曜日のFrom Sは中川晃教がドゥビデバビデドゥ〜(ここでもサトケンさんが乱入して)ドゥ〜ってドゥ〜が長いです。もう一回、せえのドゥビデバビデドゥ!短っ!と題してお送りしています。ふふっ。
さて今週はマイシアターについてです。
この間『浪人街』を観て来ました。東京にある青山劇場で観て来ました。
松たか子さんと唐沢寿明さん、中村獅童さんという、とっても有名な方達です。音楽は数曲坂本龍一さんが書かれていて、音楽もとってもスケールがあって良かったです。僕の印象はですね、うわぁ斬新だなぁと思った。
衣装も素敵だったんですね、舞台の素晴らしさ、舞台の魅力そして、いい意味でのまぁ、抽象的かもしれないけどテレビで見てる感じ、スクリーンを通して見ている感じと、生で舞台を観ている感じこの二つがほんとに絶妙にマッチしている舞台だなと思いました。やはり役者さん達がテレビでもよく活躍されている方々が多かったし、かといってテレビだけじゃなく舞台もしっかりやられてる松さんとか、本格的な女優さん男優さんも出てらっしゃいました。何か凄く臨場感あるんだけども、でもなんかスクリーンを通して見ているようなスケールもある、でも生の臨場感もある、とても面白い舞台『浪人街』でした。
さて今お送りしているの曲はジェイムス・テイラーの『スウィート・ベイビー・ジェイムス』というアルバムの“ファイアー&レイン”この曲スゴクいい曲で、詩をちょっとだけ読むとね、《火や雨の中を歩いてきた 無くなってほしくなかった陽気な日々もあった そして友達も見つけられないような寂しい日々も でもいつか君に出会えると思い続けている》っていうリフレインがあるこの“ファイアー&レイン”
この『スウィート・ベイビー・ジェイムス』というアルバムの中で一番ヒットした曲らしいんですけども。
今日はこの曲じゃなく、僕がアルバムのタイトルに憧れて買ってしまった『ワン・マン・ドッグ』一・男・犬…とあってワン・マン・ドッグって凄くいい言葉だなと思って、No.8に入っている曲、この曲はですねタイトルだ
けでもイマジネーションが膨らむ曲です。“寂しい夜”聴いて下さい。

               
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――焦らずに進めばいいのBGMに乗せて――
さあ、あっという間にエンディングの時間です。
お知らせです。

 ★ライヴ情報 私、中川晃教がZepp仙台でLIVE ACT『himself』をやらせて頂きます。
          W・シェイクスピアのハムレットを題材に、そして音楽はこれまで書いてきた1stアルバム、
          おもに2ndアルバムの中から、ハムレットと僕の音楽が融合しているそんな一つの舞台です。
          是非、沢山の方に観に来て頂きたいなと思います。

そして番組にもメールをお寄せ下さい。
それではまた来週で。チャオ!バイバイ!!DJは中川晃教でした。