2004年6月2日(水)放送

From S 中川晃教イェ〜ス!ドゥビデバビデドゥ〜♪
皆さん今晩は!さて6月に入りました。あっという間です。
先月は僕にとって、4月と5月ね、この2ヶ月は地獄でした!えっ、そんな人聞きの悪い。何が地獄って?
地獄じゃないな、いや〜、ほんとに思い出深い――あっ、唾飛んだ!――思い出深い2ヶ月でした。
キャンディード、あの円形の八百屋舞台を駆け巡る、にか、ふた、ん?2ヶ月(何故か焦るアッキー)。
いや〜絶対に僕の一生で忘れられない、そんな貴重な2ヶ月だったんじゃないかなと思っております。
皆さんはどんなゴールデンウィークを過ごされましたか?そしてどんな気持ちでこの1年のド真ん中である6月を迎えようと思ってますか?丁度5月とか先月(多分アッキーの中では4月)まではね、中弛みの季節というか、でも6月に入るとそうも言ってられないぞと。ゴールデンウィークボケもどうにか取れて、よし仕事頑張ろうと思うんだけど、今度は夏が来るとか梅雨が来るっていうのでどべぇ〜っとなるっていうね。台風も来るし。
学生なんかは、朝学校に行くのにも靴の中とかビショビショになって、イヤダーとか思っちゃう。
授業中とかも教室の窓ガラスとか曇り出して、上履きと床の摩擦でキュッキュッキュッって。あぁ〜もういらいら〜っていうそんな季節がくるわけです。でもそんな季節に負けずに頑張りましょう。
皆さんからのメッセージお待ちしております。そうです、6月といえば何でしょうか。

            
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このレニー・クラビッツのアルバム、実は【バプティズム】って言うタイトルね【洗礼】という意味なんです。
5月12日にインストアされたばかりのとっても素晴らしいアルバムですね。
前作から3年ぶりの通算7枚目のアルバムです。で、このレニー・クラビッツがこんなことを言ってるんですね。
アルバムに関して【バプティズム】は音楽的そしてスピリチュアルな再生を示している、このアルバムはそれがすべてなんだと。とってもいいアルバムだと僕は思っています。
今聴いて頂いてる“Calling all angels”っていう曲なんですけど、これなんかほんとにエルビス・コステロや、エリック・クラプトンとかを思い出しちゃう。ジョン・レノンとか?とも話したりしたんですよね(これはサトケンさんに同意を求めてるのか?)。カッコいいです。
お送りした曲は【バプティズム】の中から“Calling all angels”でした。

さてとメールが沢山届いてるんです。このメールを読ませていただこうかな〜。
ラジオネーム〔キイチ〕さんからです。
「ゴールデンウィークも毎日お疲れ様でした(というメールね、頂いています。何かねミュージカル『キャンディード』を観た感想ですね、これは)。アッキーが休まずお仕事中、私は旅に行って来ました(成る程)。
ブルガリアにオランダ、パリ、リスボン、スペインでは篭を手に持って駈けて行く最高の笑顔の若者に会いました。(なかなかキイチさん素敵なメールを下さいますねぇ、これ僕のやらせて頂いてたキャンディードのことですよね、きっとね)。キャンディード君の旅は今日も続いているのだろうか。
(公演中に頂いたメールだからちょっとタイムラグもありますが、感想も頂いてます)
何度も何度もその旅に参加したいけど、私の旅も終り。帰って畑を耕そう。自分のやらなきゃいけないことをやろう。気持ちを切り替えて帰ってきました。」というメールを頂いています。
実はこのキャンディード、僕の中で毎日やっていて凄くキャンディード以上にキャンディードになっちゃったっていうの?ふふっ。何故ならね、このキイチさんもおっしゃってる通り、キャンディードという若者は世界を旅するんですね。だからほんとに毎日が旅なのね。だからキャンディード以上にキャンディードになっちゃったっていう、何かそんな感じ。お客様と共にね、このキャンディードという作品を旅することが出来て僕もとってもいい経験が出来たなと思っているわけなんですけども。とっても有り難いメール頂きました。
皆さんは休日というと映画を観に行ったり、公演(公園?)に行ったりとかするのかなぁ、どうなんでしょう?
皆さんの休日の過ごし方って結構気になるんですけど。連休とかだとね、ま、大っきい休みだと、どっか行こうとか思えるじゃないですか。でも、最近ね僕休みの使い方ってほんと大切だなぁと思ってきたんだけど。
歳を重ねて色んな経験をするごとに休み方も成長して行くっていうか。
なんかね昔はね、休み方ってあんまり分からなかったような気がする。でも最近ちょっと休み方のコツ?分かってきた。
共演者の中に岡幸二郎さんっていう方がいたんですね。この方はミュージカルのみならず色んな分野で活躍されている役者さんでもありシンガーでもあるんですけど。この岡さんがこんなことを言ってたの。
「1日とか2日あったら、オレはすぐ韓国とか行っちゃうね。」って。
すぐ旅するとか温泉行くとか、なんか凄くあっ、そういうのって重要だなって思った。今まで1日とか2日だったら、まず家の掃除で終わっちゃうとか、そんなレベル?そりゃイカンよ。
でも、前はそれでも結構リフレッシュしてたんだけど、最近はダメってことに気付いた。
だからプチ旅行、プチトリップ大事です、ふふっ。
6月といったら夏休みかな?7月からかな?大学の早いとこはね、もう6〜7月から夏休み始まりますよね。
休みは計画的に。お金じゃないよ。ふふっ。ご利用は計画的にじゃなくて、休みは計画的に、自分の体を大切に。
そしていろんな意味でリフレッシュして、仕事も頑張ろう!
そんな風にほんとに思いました。そういうことを学びました、共演者の方から。
それでは〔キイチ〕さんからのリクエストで、この曲、キャンディードを観に行くため空港に向かう車の中でずっと歌っていたんだって、嬉しいな。僕の曲です、聴いて下さい“SUNSHINE”

             
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(曲の後、飛行機の飛び立つ効果音が入って)
ここ空港ね(キイチさんに大サービスのアッキーorサトケンさん?)

さてこの時間は週替わりでテーマを設けてお送りするテーマトークのコーナーです。
今日は第1週目の水曜日ですので(アッキーは間違えて第4週と言ってましたが)マイシアター。
今日はですね、ティム・バートン監督作品の『ビッグ・フィッシュ』これをね、観てきたんです僕。
とってもね、泣ける話でした、感動的でした。それでね『ビッグ・フィッシュ』イワン・マクレーガンだっけ?
が出てるんです。で、この『ビッグ・フィッシュ』元々はダニエル・ゴラスの小説を映画化したものなんですね。
内容を簡単に話すと、生まれ故郷の小さな池の小さな魚にはなりたくない。なんかそういう野心を持ってそういう心情を持ち故郷を出るんですね、そして大きな魚に成長して主人公エドワードが戻ってくるっていう話なんですけど。とってもそのエドワードの人生がファンタスティックそのものなんですね。
それで命の象徴でもある魚とか水のイメージがこの作品の中でシンクロされてて、凄く、こう(どう?)描かれている。極めてユニークな作品ですね。
今聴いて頂いているのはオリジナルサウンドトラックの中からなんですけども、音楽はダニー・エルフマン。
このティム・バートン監督作品には欠かせないエルフマンが担当しているんですね。
このエルフマン、もともとはロックバンド、オインゴ・ボインゴのリーダーなんですね。そんな彼が手掛けているんですけどもこのサウンドトラック。
このダニー・エルフマンって凄いんですよね。たくさん映画のサウンドトラックが入っているんですけど、面白
いとこでいえば『サルの惑星』などもやっていて、『スパイダーマン』ではグラミー賞を受賞されてるとか、ミュージカル映画『シカゴ』の音楽も書いてます。
あと『ハルク』とか、『スパイダーマン2』2004年、もうすぐ公開ですね。なども手掛けているんです。
とっても面白いサウンドトラックです。音楽もとってもいいです。今日はね、そのサウンドトラックの中から、こんなにもいい詩が書けるなんて!こんなにも素晴らしい音楽があったんだ!これ『ビッグ・フィッシュ』のエンディングで流れる曲なんです。聴いて下さいパール・ジャムで“時の旅人”

             
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――焦らずに進めばいいのBGMに乗せて――

エンディングです。お知らせです。

 ★ライヴアクト情報 僕の2ndアルバム【himself】がなんとミュージカルになると。

詳しいことは僕のHPをチェックして下さい。DJは中川晃教でした。それではまた来週チャオ!!