2004年4月14日(水)放送

From S っん〜!中川晃教イェ〜ス!ドゥ〜ビデバビデドゥ〜♪ァ〜ォ!
皆さん今晩は!
桜は早く散ってしまう。行かないでっ!散らないでっ!その乙女のハートような形をしたピンク色の、っん〜ぁ!
感じてしまうような桜の花びらよ、散らないでっ!!
ねぇ、そう思ってしまう。僕の家の前を流れる川っ淵に桜の木が一杯あるって話したけど、毎日そこを見て行くんだけど、日増しに散っていくんだよね、寂しい。でもなんで桜ってあんなに早く散っちゃうんだろう。あんなに美しいのに。世の中あんまりうまく出来てないですね。綺麗な物はずっと見ていたいですね。
そんな風に思う最近の中川晃教です。
今日は14日の水曜日、あと12日後です。私やらせて頂きます、キャンディードの初日です。
稽古の方は、もうそろそろ大詰めです。まだ12日間あるけど、皆ドキドキバクバクしています。
通し稽古も、もうそろそろ出来る感じですね。今、二幕の後半です。稽古場の感じはとてもアットホームな感じなんですけども、やはりどこか騒がしい。ふふっ。
なんか年齢が結構上の方々と、真ん中位の方と、で、僕が一番年下みたいなんですけど。
話題も全然違ってて、主婦層の話から、ちょっとOL層の話、それを聞く男みたいな、ふふっ。
なんかそういう、話がバラバラでね、ま、プライベートな話ね。ザワザワっとした稽古場、でももちろん稽古が始まるとシーンとなるんですけどね。そんなとっても楽しい稽古場です。
でも緊張する、やっぱりその緊張は今も尚続いています。どうぞ初日楽しみにしていて下さい。
さて今日のテーマはマイアーティストなんですけど、マイアーティストというか、最近お気に入りのCD等もかけてみたいなと思っております。
そして何といっても僕自身の2ndアルバム【himself】が3月17日に発売されたんですけど、このアルバムと連動して、今年の7月に行いますミュージカルの要素も入っています、何というかライヴアクトとでも言いましょうか『himself』。そうなんです、7月に『himself』というライヴアクトをやるんです。その話なども織り交ぜながらお送りしていきます。

“夜明けのセレナーデ”聴いて下さい。

             
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さてメールを頂いています。これは僕の2ndアルバム【himself】についてのメールでしょうか。
とっても長いメールです。東京都在住の方です。…どうやって東京の方聞いてるんでしょう。
あっ、仙台まで聴きに来てくれてるんだ。いやぁ〜ありがたいっ!うん!
「アッキー、今晩は【himself】1曲1曲にアッキーの熱い想いが込められた素晴らしいアルバムですね。
手にしてからというもの時間の許す限りずっと大切に聴かせて頂いています。(ありがとうございます)
アッキーが特に気に入っているという2曲、私も大好きです。
“夜明けのセレナーデ”は涙しそうな位、誠実で優しい歌い方がアッキーそのものです。(キャ!ありがとうございます)“SUNSHINE”はまるで天使の放った矢に真っ直ぐ胸を射抜かれたような感じがしています。
そして私のお気に入りは春を感じる詞と旋律が美しく溶け合った“Don't chanege my soul”優しさと力強さに愛と勇気をもらいました。曲もボーカルも凄くカッコいい“WHAT ARE YOU AFRAID OF”ライヴでみんなで盛り上がれそうですね。“マタドール”はアルバムの中で聴くとまた存在感がありますし、間奏のピアノが大好きです。himself.verのアレンジも素敵ですね。それにもうキリがありません。
新鮮な驚きだったのが“善も悪もピースフル革命”歌詞の中でアッキーにもこんな一面があったの?(そうなんですよ、奥さん!ん?)ちょっと安心する部分もあったりして(安心したんだ)、全体を通して一つのミュージカル作品を聴いているようなこのアルバム、コンサートで心ときめくこの感動を共に出来たらと思っています。
いつも素敵な音楽をありがとう」というメールを〔ジョナサン〕さんから頂いています。
そうなんです、先週の放送でも話しましたが、この【himself】というアルバムを引っさげて、私ライヴアクト・ミュージカルをやらせて頂きます。
『himself』というタイトルでやらせて頂くんですけど、これはzepp仙台、東京はアートスフィア、大阪はNHKホール。仙台は7月29日30日ですね。8月6日に大阪、8月10日から東京でやらせて頂きます。
出演者の方達は凄く豪華な顔ぶれで、吉野圭吾さん速水けんたろうさん、新納慎也さん、安藤希さん、香坂千晶さん、小野妃香里さん、瑳川哲朗さん他ということで。
ダンス、芝居…台詞のチカラ、そして音楽のチカラ、歌のチカラこの3つがしっかり詰まっている舞台になりそうです。演出はグレイグ・デール、原作はウィリアム・シェークスピア。
ハムレットをモチーフに描こうという話です。僕がハムレット役で、相手のオフィーリア役が安藤希さん。
この安藤さんは映画のほうではとっても活躍されてる、僕と同い歳の女の子で今回初舞台という。
まだ一度もお会いしてないんですが、聞いた話ではとっても美人で、とっても可愛い子だそうです。
どうしよう恋をしちゃったら、なんてね余談もありつつ、余談か?ほんとに?自分で突っ込んでどうする。
というそんな感じでございます。
この『himself』詳しいことは僕のHP、そして番組等でちょっとずつ話していけたらいいなと思っているんですが、何よりもやはり、生きることも死ぬことも恐れない、むしろ自分自身の気持ち、素直な想い、または自分自身の意志を貫く、そのことの方が生きることや死ぬことよりも重要、そんなハムレット像がきっと世界の人が知っているし、誰もが憧れるんじゃないでしょうか。
そんなハムレットを中川晃教【himself】というアルバムの音楽を取り入れながら、そしてストレートプレイですね、演劇を取り入れながらダンスを取り入れながら、何か新しい分野への挑戦がこの夏始まるという。
僕も期待していますし、また沢山の方に観に来て頂きたいなと思っています。どうぞ皆さんお楽しみに。
それでは今夜の2曲目です。“I NEVER SAY AFTER ALL”

             
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さてこの時間は毎週テーマを設けてお送りするテーマトークのコーナーです。
今週は4月第2週目の水曜日なのでマイアーティスト。ァ〜ォ!
今日はね、この人をピックアップしてみました。
ジェイミー・カラム。相当イケメンですよ。ほんとに。
UK、ヨーロッパではメチャクチャ話題の、もう彗星のごとく現れたライジング・スター、ジェイミー・カラム。
待望のメジャーデヴューってことで、結構ね昔からず〜っとやってた方みたいです。
年齢は僕よりちょっと上かなっていうぐらい、24歳。
でもね、ジャケ写を見るとすんごく若く見えるんだよね。しかもイケメンなんですよ。
どんな方かいうととてもジャズィーな感じですね。2002年に発売されたキャンディード盤ポイントレスノスタルジックが全英で大ヒットを飛ばしてタイム誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いて一気にスターダムに浮上して来た男なんです。
で、自分でピアノを弾かれる方で凄くジャズィーな感じ。
このアルバム15曲入りでどの曲も好きなんですけど、こんな曲もカヴァーしてるの“雨に歌えば”っていう。
3曲目に“スィンギング・イン・ザ・レイン”って有名な曲だよね。
あとね、14曲目の“ネクスト・イヤー・ベイビー”とか、詞がいいんだよね、これ。
今日お送りしたいのは“ラヴァー,ユー・シュッド・ハヴ・カム・オーヴァー”っていう曲。
この曲初めて聴いた時僕はやられました。何がやられたかってね、この甘〜いムードもそうなんだけど、ただ甘いだけじゃないんだよね。ただ雰囲気があるとかジャズィーなだけじゃない、やっぱ若さなのかな、何なんだろう。分かんないんだけど、スゴクいい曲なので聴いて下さい。
“ラヴァー,ユー・シュッド・ハヴ・カム・オーヴァー”

             
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――焦らずに進めばいいのBGMに乗せて――

さあ、あっという間にエンディングの時間です。
そしてお知らせです。
 
 ★キャンディードについて
レナード・バーンスタインが靴の中の小石という表現をしている作品です。どういう意味かというとずーっと取りたくても取れない靴の中にある小石のように、まだ完成型ではない、それ位難しい、生涯かけて手を入れて手をいれて愛した作品。どうぞ楽しみにしていて下さい。

 ★『himself』ライヴアクトミュージカルをやらせて頂きます。

詳しいことは僕のHPにアクセスして下さい。皆さんからのメッセージも募集しています。
それではまた来週、来週はすぐだよ、来週まで頑張ろう。ということでDJは中川晃教でしたバイバイ!!