2004年2月18日(水)放送

From S 中川晃教 イェ〜ス!ドゥビ〜デバビ〜デドゥ〜♪
皆さん今晩は、お元気ですか?もうすぐ春でございます。
春といえばうぐいすが鳴きます。
アルバムの中でこんな言葉を使っています。
〈夜鳴きうぐいす〉僕は夜鳴きうぐいすのように歌います。
3月17日に発売、その発売に向けて今、着々とプロモーション等の活動をしております。
皆さん風邪引いていませんか?

こんなメールを頂いています。
ラジオネーム〔M〕さんから、先月ですね…。
「マタドール、発売日に買いに走りました。友達にもプレゼントしちゃいました。
ところで質問ですが、マタドールのインストゥルメンタルのピアノはアッキーですか?
だとしたら、アッキーの伴奏で歌えるってことだからすごく嬉しいんですが」というね、メール。
当然です。私が弾いて歌っております。是非、僕の伴奏で歌ってみて下さい。
皆さんからのメールをお待ちしております。
素朴な疑問、何でもいいです。送って下さい。

まず、今夜の1曲目です。私のニューシングル“マタドール”聴いて下さい。

          
〜 ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 〜

水曜日のFrom Sは中川晃教がドゥビデ♪バビデ♪ドゥ〜♪(ごく普通に)
もしくはド♪ドゥビデ♪バビデドゥ〜♪(ちょっとおふざけの感じで)
もしくはドゥビデ♪バビデ♪ドゥ〜♪(オペラ風に?カストラートで?)
きりがありません。

ここでメールを読みたいなと思います。
ラジオネーム〔さちこ〕さんから
「私は神戸に住んでいる三児の母ですが、アキノリ君のデヴュー曲からファンです。
アキノリ君のおかげで子供達と、とってもコミュニケーションが取れているんです。
マタドール、自宅近くで買おうと思っていたんですが、ポストカードをGETするために遠くのCD店で大学生の娘が買って来てくれました。
高二の長男は『キャンディード』が掲載されてる雑誌をもらってきてくれたり、中一の次男がこれまた凄いんです。つい最近まで私が毎日アルバム『中川晃教』を聞いていたので、次男は全曲歌えるし、次にかかる曲はイントロから当ててしまう程。
今は、マタドールをどちらが先に歌えるか競争です。それに友達にもカラオケに“マタドール”が入っているからと宣伝までしてくれています。
中学生にまで影響を与えてしまう程のアキノリ君って凄いですよね。
私の夢は、こんな子供達とアキノリ君のコンサートに行くこと。残念ながら去年の中野には行けなかったので、是非、関西でのコンサート、ライヴお待ちしております。
ラジオ放送、神戸では残念ながら聞くことは出来ませんが、こんな家族が皆でアキノリ君を応援していることを知って欲しかったのでメールしました」
――ここからBGMでマタドールのインストゥルメンタルが――

嬉しいです。〔さちこ〕さんありがとうございます。
そうですね、残念ながら神戸ではこのラジオ聞くことが出来ない。
でもね、これ、マタドールのカラオケ歌って!

も〜える さっか〜ずき♪ こ〜いをかけた〜♪おとこたちの♪…
なんでオレが歌ってんだろ、ふふっごめんなさい!
沢山いろんなところからメールが来るんですね、びっくりするぐらい。
北海道から頂いたと思ったら、福岡からも頂いたり神戸からもこうやってね、京都からも。沖縄からはさすがに来ないですね。
でもこの間、僕の友達が沖縄に仕事で行ってた時、沖縄の花屋さんで僕の“マタドール”が掛かってたって話を聞きましたが。
そう、僕の音楽は沢山の場所で流れて、沢山の人の耳にきっと届いているんでしょうね。
そうやって考えると音楽の力って凄いなと思ったりします。
是非、皆さんこういったメール嬉しいですし、ラジオが聞けてない地域からのメール、実感が湧きますのでこれからもお寄せください、お待ちしています。ありがとうございました。
是非、カラオケでも歌って下さい。そしてカラオケで歌ったテープを僕に送って下さい。
この番組で掛けさせて頂きます。
最近カラオケ屋さんでもCD−Rとかも作れるそうなので。
そういうコミュニケーションがあってもいいんじゃない?どうでしょうか?ふふっ。

今日の2曲目です。
ギルバート・オサリバン“ナッスィング・ライムド”

          
〜 ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 〜

さてこの時間は、毎週テーマを設けて週替わりでお送りするテーマトークのコーナーです。
今日は第2水曜日なのでマイライフ。
BGMはダイアナ・ロスで“アイム・スティール・ウェイティング”
さてマイライフ、こんな記事を見つけて来たんです。
これは結構古い、といっても去年から今年の1月の頭にかけての記事なんですけども。
今日は雨宮ヨシトシさんをクローズアップ、軽〜くしてみたいなと思っております。
勉強不足だったらすみません。先に言うなって?
この雨宮さんは先生なんですね。その他にも肩書きがズラ〜っとあって、指揮者だったり、音楽評論家だったり、かと思えばラーメン屋の店主だったり、《創る村》の村長だったり、沢山あるんですが、今日僕がクローズアップしたいと思ったのは、《創る村》の村長の姿について話したいなと思っているんです。

そもそも《創る村》っていうのはフリースクールです。
'80年松島の野々島、塩釜市に開設してるんですね。いじめや不登校に悩む子供たちを受け入れ、音楽や遊びを通じて個性的な独創性に富む子供を育む活動を続けている。
これまでに受け入れた子供達は100人以上。
現在は沢山のスタッフと不登校児らとのコミュニケーションを取って色んな活動を続けている、フリースクールです。
で、この雨宮さんの言葉がね、どの記事を読んでも響くんだけど、これはね朝日新聞の『心の歌』っていうページで《創る村》の記録。毎日、1〜8まであるのかな?
僕の手元にある1〜8まで、その中ですごく気になる箇所が沢山あるのね。
「自分の居場所を見つけた」っていう。
これはそのフリースクールに行っていた生徒が言っていた言葉なんだけど。

6年前にある生徒がこの門をくぐったんだって。
「青い海を見ながら、毎日ピアノを弾いていたら自分の居場所を見つけた気がした。
今は短大に進み、寮で一人暮らしをしている。久しぶりに出た社会はあまり居心地のいいものではなかった。
実は音楽もそれほど好きではなかった。自分を必要とされていたいから。ピアノを続けているのは歌ってくれる人がいるからだ」という。

自分の居場所を見つけた子がいるかと思えば、今度はね僕とすごくかぶるので、あ、面白いと思ったんだけど。
中学の時に音楽教師に「君の声はいい!」って言われて、音楽の道に進む事を薦められた彼がいたんだって。
で「ピアノが弾けて歌えたら女の子にモテルぞ」って言われたんだって。
それが動機で音楽を始めたんだって。
そんな子が雨宮さんと出会い「自分の声で歌え!」って言われて。
雨宮さんは指揮者でもあり音楽評論家でもあるんですが、分からない事は考えるという事を学んだと。

何が僕は言いたいかというと、雨宮さんの記事のことを考えているとね、心がふっと気持ち良くなったの。
自分が楽しんでいなければ、相手に感動は伝わらない。いつも有頂天でいたい。人間は人間として死ぬ権利がある。私は年齢や性別に関係なく誰かとそれを喜び合う時間を持ちたい。それが私の最後の願いなのです。
その一言一言の中に、自分と通ずる、僕も一つ学ぶものがあるなと思っているんです。

この雨宮さんが去年仙台にラーメン店を開業したという。
えっ、歌とラーメン?何が関係あるのって思うんだけど、それがね関係あるんだって。
ラーメンと音楽、一見妙な組み合わせだが、食と芸術は人間が健全に暮らす上で欠かせないものだ。
確かにそうですね、そしてこの方こんなことも言ってるんです。
音楽療法等、音楽の力を生かしてお年寄りに喜びを与えたい、幸せな老後を創造したい。

うん!音楽って素晴らしいなと思うと同時にこの《創る村》いいなと思いました。
そしてこの《創る村》が、何を隠そう私の育ったこの宮城県にあると、今とても注目されているみたいです、全国的にも。
ということで今日のマイライフは雨宮ヨシトシさんをクローズアップしてみました。

 ――マイソングのBGMに乗せて――

さあ、エンディングの時間です。
今日も美味しい焼肉を皆で食べに行きましょう、イェイ!
焼肉、う〜ん!食は大切よ。食と芸術は人生に不可欠。
これも雨宮さんがおっしゃってました。

お知らせです。

 ★ミュージカル『キャンディード』について。

 ★キャンペーン あさって、2月20日は仙台のラジオに生出演しますので、皆さん遊びに来て下さい。

DJは中川晃教でした。そして受験生の皆さんは体調管理をしっかりと、一緒に頑張りましょう。
それではまた来週チャオ!バイバイ!!