2003年1月8日(水)放送

突撃楽屋インタビュー プチ☆ドキュ 第3弾(プチ☆ドキュはこれが最後です)久世星佳さん、井上芳雄さん編

今日はこの方の楽屋にお邪魔しました。久世星佳さん。
久世さんといったら宝塚出身でトップスターっていうイメージがありますね。
僕は初めて拝見した時、写真でねアー写(アーティスト写真)っていって、宣材資料用(宣伝材料)の写真を見た時に、なんて素敵な方なんだろう素晴らしい方だなって思ってて、制作発表の時に初めてお会いして「怖っ、この人なんか怖いよ」って思ったんだけど、失礼なヤツだよね、オレもね。
でも話してみるとそんなことはないんですよ、凄く優しくてね、今では僕のお姉さんみたいな感じです。
ほんとに身近な存在で、プライベートでも仲良くさせてもらってます。
よくワインバーとか行くんですよ。その辺の話も含めつつぜひ聞いて下さい。

それでは久世さんの楽屋に潜入〜!

中川 コンコン、ココンコン!(ノックの音、結構リズミカル)
久世 いませ〜ん!
中川 おーい!久世さ〜ん!
久世 いませ〜ん!
中川 失礼しま〜す。ということで久世星佳さんの楽屋に潜入〜!突撃インタビュー、イエ〜イ!お疲れ様です。
久世 ども、お疲れ様です。
中川 終わったばかりのところにお邪魔して許して下さい。
えっとですね、いくつか久世さんに質問したいなと思っているんですが、今回のミュージカル『モーツァルト!』でモーツァルトの良き理解者、そしてパトロンという役で男爵夫人をやってらっしゃる久世星佳さんなんですが初めて僕と会った時の第一印象を聞かせて下さい。
久世 第一印象…は、あれだよね、燕尾着てた時だよね。タンクトップの上に。
中川 記者会見の時。
久世 記者会見の時?なんだか、大人なんだか子供なんだか最初分かんなかったんだけど、でもあの素肌の上に燕尾の上着を着てるっていうのが凄い「おしゃれじゃん!この子」っていうのが第一印象でした。
中川 おしゃれ。っていう久世さんも凄いあの時おしゃれでしたね。
久世 ふっ、い・つ・も。
中川 あはっ、失礼しました。成るほどね、それが第一印象。じゃあ、次、仙台はよく行かれますか?
久世 いや、よくは行った事ないんだけど、実は私のひいおばあちゃまが仙台の人で、うちの母親が仙台出身らしいんですよ、どうも。
中川 じゃあちょっと東北人の血が、気質が…。
久世 入ってんのかな?でも東北人がなんなのか分かんないのよ、あまり。
アッキーは東北人?カンペキ東北人?
中川 僕はね、はい。ま、東京で生まれてるんですけど、東北で育ってる。
久世 わりと顔付き南国系よね。
中川 うん。よくタイの人?とか言われます。
久世 あ、そう。でも割と肌はツヤツヤだから、やっぱ東北人っていうところなのかな?
中川 若いんで。ふふふっ。
久世 むかつく!
中川 宝塚現役のスターの時代には舞台とかで仙台の方へは?
久世 あっち方向へは行かせていただきました。
中川 仙台での思い出って何かあります?
久世 思い出…。あ、牛タンの味噌漬けが凄く美味しい所があって、それが印象的。でも凄いきれいな街だよね。
あの、雪降った時…、雪降るの?
中川 やっぱり冬は降ります。
久世 雪の時は行ったことない。やっぱり、わりとなんか杜の都みたいな季節の頃に行ったから、あんまり…。
七夕も見てないの。街がわりと整然としてきれいだよね。
中川 仙台のこの番組を聞いてる方に一言。
久世 一言?これドゥビデ、バビデ、ドゥっていうんですね。あのー、仙台が出したこれはもうスターですよね。
中川晃教君っていうのは、一応アッキーの番組だからよいしょしておかなきゃいけないと思ってサ――パチパチパチ
――ファンやリスナーのためにも、でもあのー、いや本当にお世話しましたとか言ってたけど、最初の頃はほんとに右も左も分からない感じで、な〜んか、何やってんだこいつみたいな感じだったんだけど。
でもやっぱり、あの彗星のごとく出てきて、その彗星が止まることなく今も伸び続けているっていうのが凄いなぁと思うし、実はもう皆さんご存知かもしれないけど、この人一応なんか新人賞かなんかも頂いたりなんかしちゃって、もう『モーツァルト!』のいい面はこいつが全部持ってったんじゃないかっていうような、そういう気もするんですけど、でもその止まることのないパワーに私達も引っ張られて、この公演、勿論もう一人の井上芳雄君っていうヴォルフガングが対極にいて2人ほんとに持ち味が全然違う。
ま、一応今回はアッキーの番組ということなんでアッキー中心で送らせて頂きますが、なんかほんとに力強いというか、見かけはボーイなのに、凄く底力の強い男の子だなぁっていう印象もあるし、また賞を貰っても何でもずーっと成長が止まってないっていうか、いつも目がキラキラしてるところが凄いなぁって。
袖から、ふって観た時に感動する時があります。
私達もそれをずっと見ていたいし、あと自分たちもやっぱりこういう風なキラキラパワーをずーっと持っていたいなぁとも思うし、アッキー自身もこの先、お芝居やるにしろ歌やるにしろ、詞を書くにしろ何か違うことをやるにしろ、いつもキラキラしている人でいてくれたら嬉しいなぁって、そんな感じですね。
中川 ありがとうございます。『モーツァルト!』の中でほんとに支えてくれる久世星佳さんからメッセージを頂きました。また一緒に遊びましょう。

はい、久世さんの楽屋に潜入しました。
ね、僕の第一印象なんてほんとにあり得ないでしょう?今回の『モーツァルト!』のキャストの皆さん、ほんと全員の方が優しくして下さって、仲良くさせて頂いて、メール交換とかもね、今でもしてるくらいなんだけど、その中でも久世さんとかはね、何故だか分かんないんだけど、一緒にいる時間が長いんだよね。
久世星佳さん『モーツァルト!』では男爵夫人という、ま、その当時のパトロンかな?そういう設定で出演してるの。でね、久世さんも悩んでたんだけど、私のこの役は架空の人物なんじゃないかとか、そういう話で結構盛り上がったりもしたんだけど。
この『モーツァルト!』の中では僕のパトロンの役、僕を導いてくれる僕のよき理解者という役で出演しています。

              
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続いては、Wキャストでヴォルフガングを演じている井上芳雄さん、ヨッシーの楽屋に潜入しま〜す。カモ〜ン!

中川 おじゃまんべ!失礼しま〜す。
井上 はい、どうぞ。
中川 すみません、メイク中に。
井上 ほんとに。
中川 すみません、ほんとに。いくつか質問させていただきたいんですけど、いいでしょうか?
じゃじゃん!まず僕の第一印象。
井上 第一印象?あ、新聞取材の時だったじゃない、初めて会ったのは。凄いしっかりした子だなぁと思って、ちゃんと自分の考えとかやたら喋れる、すげぇ!っていうのが第一印象かなぁ。
それは今も変わらないっちゃ変わらないけど。あとは付随して、しっかりしたイメージとあとはB型。
中川 成るほどね、よく分からないけど。
井上 今はね、今の印象は弟っぽい感じ。
中川 オレもお兄さんっぽい感じ。
ヨッシーのヴォルフガングという役と、もう1つヨッシーという2人の間にある共通点(ここで場内アナウンスが《開演30分前です》)。
井上 そうねぇ、ふふっ、30分前ですね。リアルでいいよね。
ヴォルフガングとの共通点、そうだな最初、結構自分とは違った人だなぁと思ってたんですよ。
僕、どっちかっていうと静かな感じなので、ヴォルフガングは、わぁ〜!っていう。
でも、なんだろうな、大っきな意味で言うと1人の青年だということは変わらなくて、勿論天才なんだろうけど人間としての部分をヴォルフでは演ってるから、共通点‥‥やっぱり1人の青年だということかな。
夢を持ってて、こうなりたいって思ったりしてる、そんな感じかなぁ。
中川 この番組は仙台でオンエアされるんですが。
井上 おぉ〜仙台。
中川 ヨッシーは仙台ってよく行きますか?
井上 えーとよくは‥‥この前ね、今年1回だけ行きました。(収録は2002年にしている)
親戚が石巻というところに住んでいて、親戚に会いに行きました。仙台駅で降りて乗り換えたから。
中川 仙台は通過?
井上 そう、だから牛タン食べたよ。
中川 お!仙台の印象は?
井上 あのね、杜の都っていうじゃない、ほんっとに樹は一杯あって、ふつーにびっくりしました。
きれいだった、いいとこ。さすがアッキーの出身地。
中川 じゃ、仙台のこの番組を聞いているリスナーに何か一言。来年?
井上 そうなんです、来年僕「ファンタスティックス」というミュージカルで仙台にもお邪魔しますので、良かったらぜひ観に来て下さい。あと、アッキーをヨロシクお願いします。
中川 わぁ〜お!さすが兄貴。
井上 これ言わなくても?
中川 嬉しいよ。
井上 今度行くよ仙台に。アッキーが仙台にいる時教えて、一緒に行こう牛タン食べよう。
(もうすぐ開演を知らせる声が)
中川 はっはっはグッドタイミングで来たね。
は〜い、ではヨッシーこれから本番頑張って下さい。ありがとうございました。

というわけでヨッシーの楽屋に潜入してきました。ヨッシーもねほんとに兄貴的存在ですね。
この間ね、休みの日だよね、取り敢えず次の日がない時にクラブにいったんですよ。
ヨッシーと久世さんとオレとうちの社長と4人で。麻布のクラブイエローに行って来たんです。
すごいね面白くて、盛り上がってね、ヨッシーとのそんな思い出とかもあるんだよね。
だから『M!』以外の部分で、プライベートでもいろんな部分で馴染みがあるというか、よく遊んでいただいてるヨッシーと久世さん、このお2人に今日は突撃インタビューをしました。