2002年12月26日(水)放送

突撃楽屋インタヴュー プチ☆ドキュ 西田ひかるさん、市村正親さん編

今日は、僕が今演っているミュージカル『モーツァルト!』に出演しているキャストの皆さんの突撃楽屋インタビュー、ま、プチ☆ドキュメントみたいな感じでね、楽屋に突然お邪魔して皆さんからいろいろなメッセージを頂いて来ました。
まずは僕の妻の役、西田ひかるさんからメッセージを頂いて来ましたので聞いて下さい。

中川 失礼しま〜す。
西田 どーも。
中川 は〜い、僕の妻コンスタンツェを演じます西田ひかるさんです。イエ〜イ!
西田 イエ〜イ!12月の妻です、よろしくお願いします。
中川 12月の妻、期間限定の妻ってのは悲しい、っていうことも言ってらんないんですよね。ほんとに結婚しちゃってるから。
まず質問します。今回のモーツァルトをきっかけに、初めて僕西田さんと共演させて頂いたわけなんですが、僕と共演しての第一印象を聞かせて下さい。
西田 歌が上手!
中川 わぁ〜お!
西田 そう、やっぱりハートがあって、凄く毎日やってて、もう何回やっても毎回刺激的でいいなぁって思うのが第一印象です。
中川 なんか自分で聞いときながら凄い恥ずかしい。
西田 なんかね、必死?毎回必死なところが凄くいいね。やっぱり、うん。
中川 ありがとうございます。(消え入りそうな声で)
西田 本番だけじゃなくって、楽屋がちょうど中庭を挟んで反対側でしょう?いつも発声している時に、こうフェイクを利かせたり、ステージじゃ聴けない歌もなかなか良くってですね、私は自分の歌で必死で、いつもヒーヒーもう崖っぷち状態なんですけど。
中川 そんなことないです。
西田 そのね、また練習で歌ってるのがなかなかいいんです。
中川 ここの楽屋向かい合わせだから中庭挟んで、結構セミヌードとか見えちゃったりして(興味はそっちかい)。
西田 そう、シャドウ、あのねシルエットが見えるのよね。あっ着替えてる今とか。
中川 あっヤバイ!と思った瞬間にカーテンがガーッっと閉められちゃって、パチン!(指を鳴らす音)みたいなね。
西田 私時々ねちょっと開いてたりして、あっ開いたまま着替えてる!ま、いっか〜とか思いながら。
中川 あまり人目を気にしない僕ですみません。(逆じゃない?)
次です。えー、今回のひかるさんのコンスタンツェ役、僕の妻の役やってるわけですけど、その役に入り込んだ瞬間どうですか?その役をやっていて、役に入り込んだ瞬間にどんなことを思います?自分対自分の役との関係みたいなもの。
西田 やっぱりコンスタンツェも必死?ある意味、今回みんなが2ヶ月間やってきて、私が12月初めて舞台に立つ緊張感と、ちょっと崖っぷちな気分と必死な部分がコンスタンツェの人生にも似てるところがあって、そういう部分では助けられたかなぁ。一生懸命やってるんだけど歯車が合わない感じかな。
中川 最後に、これ仙台のDate fm で放送されてる番組なんですけど、これをお聞きの仙台の方に一言お願いします。
西田 そうです。私仙台久しぶりに行ってないんですよ。(面白い日本語!)
中川 仙台って最後に行ったのはいつぐらいですか?
西田 いつぶらいぶり、いつぶらいぶりかな?
中川 言えてないよっ!
西田 いやー、コンサートでもほんと何年も前になっちゃう。(結構マイペースな西田さん(^.^)クスッ)
中川 県民会館とか?サンプラとか?
西田 いや、ライヴ会場ですけど。
中川 仙台で好きな食べ物は?
西田 は○の月とか、あとー、そうね、あれささかま有名ですよね。私練り物系も好きなので。いつも美味しいご飯食べに行きます。そうですね、私的には仙台の皆さんとお会いしたいですね。
中川 おぉ〜、じゃ今度ぜひ僕と一緒に帰仙して下さい。
西田 ありがとうございます。
中川 なんちゃって!みたいな。失礼しました。ありがとうございました。西田ひかるさんでした。
西田 はい、妻でした。ありがと。(ふんわりと優しい西田さんでした)

如何だったでしょうか?西田ひかるさんからのコメント。嬉しいですね。
突然楽屋にお邪魔して、ほんとにね、もう本番が終わってすぐ皆さんメイクも落とさず着替えもしてない状態で。
ちょっとリアルな感じだったでしょう?

           
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じゃ次は僕のパパです。
中川 失礼しま〜す。
市村 はい、どうぞ。
中川 お邪魔します。お疲れさまで〜す。
市村 はい、お疲れさま、我が息子。
中川 僕のパパ役の市村正親さんです。
市村 はい、市村で〜す。えー、仙台?オレ仙台よく行くんだよ公演で。
中川 ほんとですか?
市村 仙台、結構知り合いの店も多いし。知り合い一杯いるよ。
中川 ワインバーとか?
市村 バーじゃなく、ワインを飲ませるレストラン。うん、オレは仙台詳しいんだよ。
だっちゃぁっていうんだよな。うん、友達多いよだから。
中川 そんな仙台の話で盛り上がっちゃいましたが、僕のお父さん役の市村さんですが質問します。
僕と共演して、こんなこと聞くのも恥ずかしいんですけど、一緒に演らせて頂いての僕の第一印象を聞かせて下さい。
市村 お前とね同時代に生きていなくて良かったと思ってる。お前みたいな、そういう激しいパッションっていうのはね、オレもやっぱり若い頃あったから、そうだなぁ、今の時代にお前とオレがいたらば大変なことになっていたかも知れないけど。
オレはちゃんとそういう時期を生きてきたからね、だから今落ち着いてお前と対していられるけど、そうね…やっぱり脅威だよ。もし同時代に生きていたら。うん、脅威。キョウイったって胸の幅じゃないぞ。
中川 ふふふっ。そっか、ふふっ。
市村 足くずせよお前。(大御所なのに気さくな市村パパ、そして思いっきりかしこまってる感じのアッキー)
中川 ありがとうございます。僕は最初、小学校5、6年の時にパパを観てるんですよ。
市村 『ミス サイゴン』エンジニア。
中川 エンジニア役。スポーツカーみたいなのに女の子連れて。
市村 連れてっていうか、夢の中に出て来るんだよね。
中川 夢の中でしたっけ?
市村 あれは夢のシーンなんだよね。エンジニアがアメリカに行きたいっていう夢を描いてるうちに、夢の中にいろんなアメリカのダンサーだとかいろんな人間が出てきて終いに…
中川 自由の女神とかもありましたよね。
市村 そう、キャデラックに乗ってるのが自由の女神。要するにアメリカンドリームっていうナンバーだよね、あれね。
中川 良かったですよ。
市村 あれ、また再演したいよね。あの時オレは芸術祭賞の賞を貰ったの。お前も今度、これで賞もらったでしょう。だから親子だなぁと思って。
中川 嬉しい。仙台に先ほど良く行かれるって話してたので仙台の方に一言お願いします。
市村 えー、仙台といえばね、いつも僕はかまぼこが好きなんですけどね、かまぼこ必ずお土産に買って帰るんだけど、なにしろ仙台のお客さんも東京に観に来るとかまぼこを持って来てくれるのでね、僕も板の上に居るという意味ではかまぼこと同じだということでね――パチパチパチ――仙台と市村との係わり合いは板つながりっていうかな?そういう感じで、でもまた来年も仙台に行くことあると思うし、ラジオをお聞きの仙台の皆さん市村正親が仙台行ったらばぜひ劇場のほうに足を運んでくだされば幸いと思っております。
中川 来年って何かあるんですか?
市村 海の上がもしかしたらあるかなぁ。
中川 オレも一度観てみたいですね。あれって喋りだけなんですよね。
市村 喋りとあとちょっと踊ったり。
中川 踊りもあるんですか?演奏はピアノだけ?
市村 演奏はピアノ。それ全部言っちゃうとね、バラしちゃうから。ピアニストはいるんだけども、オレも弾く場面があったらしいんだよね。それは観てのお楽しみ。
中川 ということで僕のパパ役の市村正親さんでした。ありがとうございました。

如何だったでしょうか?市村正親さん、そう、僕のお父さん役レオポルトを演じています。
パパね、ほんとにやっぱりね市村さんとはね僕、縁があるんだよね。小さい頃に『ミス サイゴン』を始めて観た時に、市村さんを観てあぁ〜凄いなって思ったって話はもう何度かこの番組でもさせていただいてるんですが、その市村さんと僕が初舞台で共演させて頂いてるということでほんとうに何か縁を感じます。嬉しいね。
そして市村さん、なんと仙台にも仕事でよくいかれるということで、仙台にも友達、知り合いが多いと、良く行く店もあると。なんかワインが好きらしいのね。この間ワインをプレゼントしたんですけど、ま、ワインも好きだけどさかかまぼこ?さかかまぼこね、かまぼこ(アッキーも言えてないよっ!正しくは笹かまぼこ)も好きらしいので、はい、ぜひ。ぜひってなんだよっ!オレが進めてどうすんだよってね。
今日は西田ひかるさん、市村正親さんのインタビュー、プチ☆ドキュね、をお送りいたしました。