日時 2004/ 2/ 7  19:30〜 場所 タワーレコード新宿店
レポ隊員 shoot さん イベント名 中川晃教インストアライブ

早い人は開店と同時に並びに入り、時間が経つにつれ階段へと向かう列が伸び、私の位置からは最後尾が見えなくなっていた午後5:30、係員の方に案内されながら会場へ。私達が会場に入った20分位だったかなぁ、アッキーとマネージャー細野氏、現地入り。あれ?チーフマネージャーの河本さんの姿が・・・ナイっ!いつもなら河本さんも一緒に入るのに、どうしたんだろ・・・河本さん、お休み?(笑)

サポートメンバーのパーカスの方とサカキーさんは、アッキーより後の入りで楽器のセッティングも終わってるというのに、肝心のアッキーの電子ピアノが出てこない!!shootとPANちゃん、2人の妄想はあらぬ方向へ…「哲っちゃん(小室哲哉)みたいにキーボード肩から下げてきたらどーする?」「ピアニカでもいいんじゃない?」「おぉ!ピアニカっ!…?…どーやって歌うの?歌えねぇじゃん?!」「あ!」などという余計な会話は私の落書きと共に河本さんの登場まで続いたのでした(^^;ゞ。 ≪shoot&パンダの妄想を再現してくれました→妄想1妄想2
河本さんの入りからすぐ、待望の電子ピアノ登場!!どうやら河本さんがピアノを運んでいた様子。ヨカッタ〜、ピアニカじゃなくて【笑】。 

ここでようやくリハ開始。お洋服はこんな感じ図1。もぉ、アッキーってばオシャレさんっ♪何気ないのにカッコイイ。はぁぁ。恐れ入りました。横浜の時と同様にリハは「え〜ぶりわ〜んっ」のアドリブから。(これがEverybodyっていう単語じゃないところがアッキーらしい。)ところがどうも電子ピアノの音が気になる様で「んん〜っ、え〜ぶりわぁ〜ん」と軽く歌いながら何度かミレニアムの出だしの音辺りを弾いては調整カフに手をかけてました図2。で、ある程度音が決まった!と思った瞬間、ピアノから手を離し
「Oh━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━っ」
自分のフルヴォリュームを確かめる様に身体中に響かせる声。それが波紋の様に空間に広がり、今まで澱んでいた店内の空気が一気に流れ出します。そしてもう一度
「Ohhhhhhhhhhおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ」
と音がどんどんと落ちていって、最後には「・・・眠〜い…」。これには場内大爆笑!でもなんとなくお疲れモードなのは見て取れました。リハはミレニアム→マイソング→マタドールと進んでいくんだけど微調整はまだまだ続き、マイソングの歌の最中に「OK、Oをちょっと上げて!(♪うた〜)もうちょっと!(♪うた〜)なんていうPAさんとのやり取りでマイクの微調整。音の響きを確かめながら確実に音楽に入り込んでいく体制になっていくアッキー。歌い方は6割程度、だからこそ聞けるヴァージョン違い。ミレニアムでは歌抜きピアノ生演奏、マタドールでは「Mi Amor」の音を低く取り、途中でCDと同じ音に上げる…などなど。音作りの場面といい、インストアのリハはかなりオイシイ。最後はマタドールの音(歌ってなかった)のFinishと同時に「もうちょっと待っててね!」とマイク通して業務連絡を言い残し(笑)リハ終了。

本番は予定時間よりも15分ほど押して始まりました。
お衣装は12/20のコンサートや横浜インストアと同じ。相変わらずスカートの似合う男子(おのこ)やのぉ…と感心。そのアッキーはみんなの拍手を一身に浴びる様に両腕を広げステージ中央へ。ピアノの椅子に座るや否や鍵盤に指を滑らせ、ポロン・・・あれ?も一度、ポロン・・・あれれ?音が出ないっ!!アッキーPAさん見る!→PAさん、ふるふるっと首を横に振る→アッキー、ピアノ見…最前列見渡して苦笑い図3。そう、自分で自分のピアノのボリュームを上げるの忘れてたんです(笑)で、無事ボリュームを上げてミレニアムへ。この後のMCではTOWER RECORDSのキャッチコピー「NO MUSIC,NO LIFE」を「大好きです、この言葉」と言ってました。この会場にいた人みんな大好きだと思うよ、この言葉。まぁアッキーファンなら、さしずめ「NOアッキー,NO LIFE」ってトコ?!

今度はスタンドに差さっていたマイクを手に取り、スタンディングでマイソング。かかとで床を鳴らしリズムを取るアッキー、なんていい表情をする人なんでしょう?!アッキーへひんやりとした向かい風が吹いているんだけど、それがとても柔らかくて清々しい…そんな感覚。遠くを見る様なアッキーの眼差しには痛みを知ったからこそ解る優しさと経験を強さに替えようとする力を感じました。この後のMCでは「誰にでも初恋はあると思います」とみんなの痛い所(ん?私だけ?)を突き、「お〜い、オマエどんな初恋したんだよっ!」と自分にツッコみ、「この経験を自分の中で整理するって…HEAVYだよねぇ」と苦笑い…と、アッキートーク大炸裂!【笑】。「誰にでも初恋はあると思います」は話の最後でも言ってた所を見ると「だからこの曲作った時のオレのHEAVYな状況、解ってくれるよね??」という言葉が隠れていた様に思うのは私だけですかねぇ??【笑】そしてこの後、話は本日のお衣装でもあるスカートの話へと展開するのですが…スカートを履くと自分自身がより男性の部分を意識する…と言った時、どうやら観客の中に首をひねった人がいたみたい。それを目敏く見つけたアッキーが一言。「どーしてソコで、首かしげるかなぁ〜?!」【爆!】図4。大丈夫だって、アッキーの言わんとする事はみんなよ〜くわかってまっせ!!!

一連の話も終わり、最後の曲マタドールへ。いやーこの時のアッキー、激カッコ良かった!!太陽にジリジリと焼かれたであろう強い風が一気に横から吹きつける様なワイルドさと勢いと熱を感じ、思わず『すごい…』と呟いてしまいたくなる程。地声中心に使い、声を荒げ…今まで聞いたマタドールの中でもずば抜けてセクシーでカッコいいマタドール!!あぁ、聞けてよかった…。仕事休んできた甲斐がありました!でもね、この曲に入る前のMCではアッキーこう言ってました。「マタドール…闘牛士…第一印象がねぇ、言葉はカルいが・・・タイヘンそう」【笑】。良かったよ、歌う前に話してくれて。でないとお笑いで終わっちゃうところだったモン!【笑】。全曲終了し、席を立つアッキー。あぁ、終わっちゃうのね…なんて思ってたらアッキーからBIG KISSのプレゼント!!もぅ超感激!いつもよりアクションが大きめの投げKISSは、もしかしたらこの会場にいる人達だけではなく、来られなかったみんなにも届く様に…という優しいアッキーの思わず出た行動かもしれません。来られなかったみんなの所にも、届け!アッキーのBIG KISS!!!!!!!!!!!

一旦引っ込んだアッキーが再登場して、今度は握手会。ものすごい量の荷物を抱えつつどーにかこーにか握手してその場を去ったのですが(今回は小学生みたいな事は言わなかった。笑。)後ろに回って並んでいた人達をみてビックリ!もう人・人・人…黒山の人集りとは正にこの事。店員さんも「すごいね−今日は。」と言っていたのでいつものインストアはもっと動員数が少ないのね…と悟っちゃいましたっ♪(ゴメン←タワレコ。)

余計な事だけど、オマケ。
アッキーが握手をしている最中に人集りの後ろを歩いていたマネージャー細野ヒィくん。アッキーファンに呼び止められチョコレートもらってました【笑】。しかもこれがただモンじゃない。渡す時に「アッキーの事、よろしくお願いしますね」と重〜い一言!!これって「わいろ」とか??「そでのした」とか??【爆!】