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日付 2001年9月30日〜10月1日
旅先 群馬県・伊香保温泉
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なぜかとても気になる温泉地「伊香保」旅行記です。
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9/30
9月に入ると、少し涼しい風を感じるようになり、今まで感じたことがなかった「これからの時期は温泉でのんびりしたいわ〜」なんて気持ちがフツフツとPongの心を駆けめぐりました(笑)。
それも夏の帰省で味をしめた、城之崎温泉がいまだに強く頭に残っていたから。
思い立つと我がままを大いに発揮する私は、旦那様に無理を言って急遽一泊温泉旅行を慣行することになりました。
とにかく「温泉に行きたい!!」と言うのはいいけど、日本全国にある温泉街のどこに行くのか?
こういう選択に悩む方も多いかとは思いますが、Pongには是非行ってみたい温泉がありました。
それが今回の目的地、伊香保温泉です。
以前Pongは企業のパンフレットを制作する会社で勤めていたのですが、その時に伊香保を特集したことがあり、以来「いいなぁ、この風情。ゆかたで石階段を歩いてみたいなぁ」と気になっていたのです。
すっかり伊香保気分で、温泉宿をインターネットで検索し、選び抜かれたのが「横手館」。
この宿には建物はふたつあります。新しいコンクリート建築の「別館」と、大正時代の香りを漂わせる総檜造りの「本館」です。私たちが泊まったのは大正九年にたてられた日本家屋の本館。
やっぱり温泉には落ち着いた佇まいが似合いますよね。
宿泊前に送ってもらった旅館のパンフレットを読むと、「本館は冬場になるとすきま風か入り込むことがございますので、ご了承ください」みたいなことが書いてあったので少し怯えていましたが、実際はとても立派な建物で貫禄と情緒がたっぷり。確かに廊下を歩くと「ギシギシ」と軋む音がしますが、それもまた良い雰囲気です。
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部屋に着いてから、食事までの時間が少し空いていたので、さっそくお目当ての石段街を散策。
少し日の落ちたほの暗い空の下で、浴衣を着た人々がカランコロンと下駄を鳴らして土産物屋をはしごして歩く様(さま)は、まさに「温泉地」というショットです。私たちもお土産物屋さんをひやかして歩いて、実家へのお土産に定番「温泉まんじゅう」を購入しました(画像:左)。
それから石階段をあがってくと、(良い意味で)さびれた感じのお饅頭屋さんが登場。感じ出てます♪
更に歩いていくと伊香保温泉の水飲み場があり、温泉特有の硫黄臭いと鉄サビのような赤茶けた成分が流れ出ています(画像:右)。
飲んでみると、ぬるま湯でやっぱり鉄の味!!ハッキリいってまずいです〜。だけど、そのぶん効能がありそうでお風呂がますます楽しみ!! |
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たっぷり温泉地の雰囲気を堪能して宿へ戻り、お待ちかねの食事にありつき、そしてお目当ての温泉です。
ちょっと照れくさいけど、せっかくなのでゆっくり入れる家族風呂を予約。
檜の湯船からは小さな庭が覗いて見ることができて、夜から降り始めた雨が庭石を濡らして何だかとても幻想的です。
この時をまぶたに刻むようにゆっくり時間をかけてお湯につかると、なんと幸せなことだろうかと実感。やっぱり温泉っていいねぇ〜。
のぼせるまでお湯に浸かって、かの文豪も愛した伊香保の温泉を楽しみました♪ |
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10/1
すっかり伊香保の虜になったPongですが、もう帰る日です(早っ)。
雨の降る中温泉街のある山の上から少し下っていくと、ガラス美術館を見つけたので入ってみました。
なぜか避暑地と言われるところに必ずあるガラス美術館。今までにも数カ所のガラス美術館に行ったことがあるのですが、どうしてか入ってしまう不思議な場所です。
展示されているのは日本に点在するガラス美術館と変わりありませんが、ここではガラスの食器に自分で色を塗ることができる体験コーナーがあったので、早速チャレンジです。
いくつかある透明ガラス食器の中から、フルーツのモチーフが形つけられたカップを選び、絵付けをしました。
絵付け、といってもただ特製の絵の具で色を塗るだけですけど。
でもやり始めるとこれがハマるんです!なぜだか真剣になって筆を握っていました(笑)。
で、できあがった画像を載せようと思いましたが、ちょっと恥ずかしいのでまたの機会に‥。
会心の出来、とは言えないけれど、とてもいい思い出になりました。 |
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これで伊香保旅行は終了。何とも計画性のないのんびりとした旅でしたが、心からリラックスできたステキな時間でした。
たまにはこんな当てのない旅も良いですね〜。
■□THE END□■
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