巫女コンテスト2

さや:『・・・まったく、この間はヒドイ目に合ったよ・・・結局は睦月のアネゴに散々叱られちゃってさぁ。鷹羽チャンなんかいつも間にか消えてるしっ!』

鷹羽:『私がどうかいたしましたの?』
さや:『出たーーーー!くそー、ホオジロ丸!!』
鷹羽:『お待ちなさい。またこの間のような展開になっても良いのかしら?』

さやの脳裏に鬼の円香の姿が映る。

さや:『くぅ・・・。そ、それもそうなのだ。』

さやはホオジロ丸を鞘に収めた。

鷹羽:『それで、私も今日はちゃんと巫女コンテストについて説明しようと思いましたの。』
さや:『そうかー。じゃあさっそく始めようっ!』

鷹羽:『巫女コンテスト・・・通称【巫女コン】。』
さや:『これは、巫女喫茶かるた内で行われる人気投票みたいなもんだよ。』
鷹羽:『あなた達(お客様)の独断と偏見で一番好きな従業員を選んで、投票フォームから投票するのよ。』
さや:『それで、見事一位に輝いた巫女には!』

円香:『一話主役権が手に入るのよね?』

さや:『ま、円香っち!一番美味しいところを・・・。(泣)』
鷹羽:『あら円香さん、一話主役権とは何かしら?ちょっと説明してくださる?』
円香:『むぅ・・・。(鷹羽さんは言葉遣い一つとっても本当にむかつくわ・・・)』
鷹羽:『あら?どうしたの、円香さん。その顔は?お客さんが見てるわよ?』
円香:『(ハッ!)』
円香:『はいはい、何でもないですよ〜皆さん。えーと、一話主役権はですね・・・。』

蒼葉:『従業員の突っ込んだ話をサイドストーリーで見れるんだよ〜。特にプライベートとか、プライベートとか〜。』
円香:『あ、蒼葉さん。いつの間にっ!』
蒼葉:『つまり、あの巫女の事についてもっと知りたいって巫女に投票すれば良いんだよ〜。』
円香:『(あ、あの蒼葉さんが久方ぶりに真面目にっ!)』
さや:『何か変なモノでも食べたんじゃないのー?』
鷹羽:『それはアンタくらいしかしないんじゃないかしら?』
さや:『(むかっ!)何よ!!(ハッ、いかんいかん。円香っちが見てる・・・)くぅぅ・・・。』

美琴:『各キャラクターの紹介、サイドストーリーをよく御覧になって投票してくださいね。』
麻法子:『わ、わたしにも是非投票してくださいね・・・。』
千穂:『私にも投票してくれる嬉しいのだがな。』
睦月:『あたいにも一つ宜しくっ!』
さや:『さやにも宜しくなのだー!!』
蒼葉:『よろ〜。』
鷹羽:『あら、当然私よね?』

円香:『ちょ、ちょっと皆何勝手にアピールしてるのっ!?えっ!もう制限時間?』
円香:『わ、私にも、いれー・・・。』


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