ジャイアン名言集(1〜20巻)
ジャイアン残酷の軌跡、管理人お気に入りの名言集。
「買ったばかりのバットの、なぐりぐあいをためさせろ。」
一巻・・・『コベアベ』
ジャイアンにとって、バットは人を殴る道具でしかないという事を思い知らされました。
「ほしいものは手に入れるのが、おれのやりかたさ。」
一巻・・・『一生に一度は百点を・・・』
ジャイアンはよく人の物を取り上げるが、それはあくまで暴力的な『略奪』であり、今回のように何か細工をしてまでの取り上げは珍しい。
のび太自身、ドラえもんに言われるまで気付かなかったようなので、今回の件でジャイアンは『頭がきれる』人物である事が証明されたのだ!!
「見のがしてくれたら、あとで一万円やるぜ。」
二巻・・・『タイムふろしき』
タイムふろしきで古い物を新しくし、それを他人に売って小遣いにするという、何とも浅はかな思惑。
お店の手伝いから逃れるため、母ちゃんを買収しようと上記セリフを言うが、『ねぼけんな』と厳しいビンタで一蹴される。
「きょうはぜったいに勝つんだ!エラーしたらぶんなぐる。」
三巻・・・『ミチビキエンゼル』
『エラー』=『殴る』と言う、明らかにスポーツマンらしくない言葉。
まさしく『失敗する』=『死』と言う公式が当てはまります。こんな事ではとても野球は出来ませんね。
それにしても、のび太達はこんな危険を冒しながらも何故野球をやりたがるのでしょうか?
「おれ、ままごと大すきなの。」
五巻・・・『おしかけ電話』
一見強そうに見える人が意外な趣味を持っているのはそれほど珍しい事ではありません。
むしろジャイアンがこのような趣味を持っているのに管理人は心なしか安心していますね。
「いいどきょうだなあ。」
六巻・・・『ジキルハイド』
のび太がジャイアンに貸した望遠鏡を返してもらうため、その旨を伝えたときに返された言葉です。
ここまで来ると、のび太が悪者になってしまうような気になるから不思議ですね。(借りたものはちゃんと返しましょう)
「いつかえさなかった!?えいきゅうにかりておくだけだぞ。」
八巻・・・『とう明人間目ぐすり』
『永久に借りる』=『泥棒』のレッテルが貼られ、挙句の果てに逆ギレするジャイアン。
しかもその後のコマで平気で人の首を絞めていること事から、ジャイアンの中では『借りる』=『貰う』の法則があるようです。
「ああ・・・、今夜はここで野宿しようかなあ。」
八巻・・・『ニクメナイン』
オタマジャクシを入れたヤカンの水を母ちゃんが飲んでしまい、それに気付いた時の恐ろしさに思わず出た名言。
ジャイアンにとって、母ちゃんがどれ程恐ろしい存在なのかどうか本当に良く出ている言葉ですね。
「くびをよこせ!」
九巻・・・『ジ〜ンと感動する話』
のび太が、感動する話を出来なければ首を賭けるをジャイアンに宣言し、その後肝心のジーンマイクを落としてしまう。
結局、ジャイアンは感動する話を聞けないと判断し、上記セリフと共にのび太を追いかける。これではまるで殺人鬼ですね。
「ようし!そういうことなら、ゴウモンにかけてもききだしてやる。」
九巻・・・『ツチノコ見つけた!』
小学生であるジャイアンが、何故『ゴウモン』などと言う言葉を知っているだろうか?いつも母ちゃんに受けているのだろうか?
それ以前に、スネ夫が『ジャイアンのゴウモンはきびしいからな』と言っている事から、実際にハードな物だと予想されるが、スネ夫自身が受けた感想なのか、他人にゴウモンしている姿を目撃しての感想なのかは不明。
「グダグダにしてやるぞ。」
九巻・・・『わすれろ草』
ジャイアンは上記セリフのようなカタカナ表現をよく使う。このページではこのような表現を『暴力カタカナ表現』とする。
結局、グダグダと言う意味がよく判らないのでジャイアニズム度は不明ですね。皆さんの中で『グダグダ』の意味を明確に把握している方はいますか?
「おまえら、スクラップにしてやるからな!」
十巻・・・『人間ラジコン』
ジャイアンズの成績に怒るジャイアンからメンバーを救おうと、人間ラジコンを取り付け操作するドラとのび太。
その荒操作にますます怒り狂うジャイアン。その時に出た名言。
「こうなれば、ただじゃおかねえ。腕の二、三本へしおってやる!」
十一巻・・・『名刀[電光丸]』
ひょんな事から、ジャイアンと剣道の試合をする事となったのび太。
しかし、肝心ののび太が約束時間に遅れ、寒空の下で待ちぼうけをくらうジャイアンが寒さ+イライラで吐いたセリフ。
ジャイアンさん・・・それではもはや犯罪ですよ?
「ハナクソでもはいってるんじゃないか。」
十一巻・・・『おすそわけガム』
ガムを半分相手に食べさせ、残りを自分で食べると、相手が食べ、感じた味をおすそ分けしてもらえるガム。
普段は自分からガムなんてあげないのび太に対し、警戒心バツグンのジャイアンのセリフ。
ハナクソって所がジャイアンらしいですが、ジャイアンの二手三手先を読むその姿勢は商売人として培われた能力なのでしょうね。
「エラーなんかしたやつは、ころしてやるから。」
十二巻・・・『ドンブラ粉』
前回は『エラー』=『ぶん殴る』だったのですが、今回はここまで来てしまいました。一体ジャイアンに何があったのでしょう?
まぁそれは置いといて、上記セリフ以前に逆転のチャンスを潰したスネ夫をバットで殴る、と言う行為も十分に殺意を感じますね。
「さからうものは死けい!」
十二巻・・・『大男がでたぞ』
おそらくジャイアニズムの極みのセリフだと思いますね。
ジャイアンは、この町で一番偉い存在だと思っており、なおかつ逆らう物は死刑などと言うその独裁的発想が小学生だととても感じられません。
「おれがこの手で皮をはいでやる。」
十四巻・・・『からだの皮をはぐ話』
明らかに殺意が感じられるセリフですね。
今回はダッピ灯と言う道具が故のセリフですが、実際言われたら恐ろしいでしょうね。
「ころしてやるっ。」
十六巻・・・『ウルトラよろい』
ジャイアンに対し、『しかえしになぐる』と豪語したのび太。
生意気なのび太に対し、腹を立てて思わず出た本音の一言。
「のみみたいにつぶしてやろうか。」
十六巻・・・『いっすんぼうし』
被ると小さくなる帽子『いっすんぼうし』をジャイアンに使ってやっつけようとするのび太。
しかし逆に自分が被ってしまい、挙句の果てにジャイアンに捕まり上記セリフが吐かれた。
のび太とは言え、一人の人間に対し『のみみたいに』と人間を人間として扱っていないようなセリフはまさしくジャイアニズムですね。
「あいつがきてから毎日がじごくだぜ。」
十八巻・・・『コーモンじょう』
突然、のび太の町に現れたコジキ(名称不明)。その実力はわからないが、今迄百人殺したそうだ。
あのジャイアンでさえ怯えている珍しい話。ジャイアンがいるだけで毎日が地獄なのに、これ以上の苦痛がのび太には待っていた。
あのままコジキが居座れば、不屈のジャイニズムが崩れ、コジキイズムが誕生するかもしれなかったのだが・・・。
「おれたちの秘密基地にしよう。」
二十巻・・・『設計士で秘密基地を!』
のび太がうら山で見つけたほら穴を、自分だけの秘密基地にしようと大声で叫んだため、ジャイアンに見つかり横取りされた。
これを他の言葉で例えると、まさしく『略奪』であり、ジャイニズムの極みであろう。
また、ジャイアン自身『おれたちの〜』と言っているが、おそらくのび太は勘定に入れていないだろう。
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