kumabinさんちのスピカちゃん

一番小さいけど

一番ボロいけど

あたしが主役。
kumabinさんはたくさんぬいぐるみをお持ちですが、今回の主役は上の一番左の写真において
下の段の一番右にいる、一番みすぼらしい「スピカちゃん」です。

スピカちゃんは一見、左目が取れちゃっているように見えますね。
これは、25年ほど前のある夏の日、kumabinさんちのお父様が
無造作に移動させた扇風機の角がスピカちゃんの目の上に乗り、
目が中にめり込んでしまったからだそうです。
そう、目は取れてしまっているのではなく、いまだ、スピカちゃんの顔面の中に
保存されているのです!
他にも、ドブに落とされたり、尻尾を持って振り回されて
尻尾が根元から取れてしまったりと、大切に大切に育てられたスピカちゃん
おかげで今じゃ縫い跡だらけ、触るのがおそろしいほどボロボロです。
おそらくスピカちゃんの体の中で一番キレイなのは、顔面にめり込んだままの左目でしょう。

「こんなオンボロにされて・・・スピカちゃん、かわいそう!」ですって?!
バカなことを言っちゃぁ、いけません!!
スピカちゃんがしている前掛けはkumabinさんの手作りなんですよ!
スピカちゃんが着ているブルーのボロきれ・・・じゃなくて、ブルーのお洋服は、
なんと、扇風機を動かしたあのお父様の手作りなんですよ!
kumabinさんはショートケーキを買う度にスピカちゃんに食べさせてあげるのですよ!
オンボロなのは、愛されている証なのです。





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