何やらゾウ顔のぬいぐるみですが、れっきとしたスヌーピーです。
その証拠にこの「すーちゃん」、昭和46年当時に3600円で売られていました。
当時の3600円って言ったらあなた、今の50万円くらいですよ。
しかも当時まだ小学生だったカールちゃんには、到底手の届かないお値段。
そこでカールちゃん、考えました。
『あなた方のかわいい末っ子カールちゃんが、スヌーピーのぬいぐるみを買うために
お金を集めています。募金にご協力お願いします。』
と書かれた箱を家族が集まる食卓の上にさりげなく、ど真ん中に、ドーンと置いておいたのです。
まんまと親兄弟の同情を得、ほんの10日ほどでお金は貯まり、
カールちゃんはめでたくすーちゃんをお買い上げすることができました。
これが起源となり、その後、日本に「赤い羽共同募金」が設立されました。(うそ)
ところで、わたくし「オヤ?」と思ったのですが、すーちゃん、しっぽが黒いですね。
うちにあるスヌーピーのしっぽは皆「白」ですよ(その色を今も留めている者はおりませんが・・・)。
マンガに描かれているスヌーピーのしっぽも「白」。 ということは・・・
すーちゃん・・・ あなたは本当に正真正銘のスヌーピーですか・・・?
タグをよ〜く見ると「SNOOBY」になってる、なんてことはありませんか・・・?
でもまぁ、SNOOBYだろうが、ゾウだろうが、それはさしたる問題ではありません。
何であろうと、すーちゃんがカールちゃんにとって
かけがえのない存在であることに変わりはないのですから。 |