大西 律子(ヴァイオリン奏者)
おおにし りつこ

 東京生まれの千葉育ち。

「ピアノは大きいし高いから」
と小さなヴァイロリンを与えられたのが4歳8ヶ月の時。
それ以来、巧くおだてられ、止めること無く続ける。

  10歳で 桐朋学園大学付属子供の為の音楽教室に入室し、
ヘ音記号の存在を始めて知る。

  11歳の時、地元ジュニア・オーケストラに入団、
自分のパートが休符の時でも様々な音が聞こ えてくる事に感動し、
アンサンブルに開眼。

小さい頃から駆け足が速かったが、中学に陸上部が 無かった為、
体育会系志望の夢は捨てざるを得なかった。

  国立音楽大学付属音楽高等学校を経て同大学を卒業。
数年の後、先輩からの誘いを断り 切れず、
オーケストラ・シンポシオンに恐る恐る参加。
いつしかハマってしまい、所有の楽器の 一挺を
バロックのスタイルに復元してもらう。

  オーケストラで、プルトの譜面台を独り占めしたいという夢は
コンヴェルスム・ムジクムの発足により叶い、
名セカンド奏者になりたいという夢は現在も進行中。