1994年9月29, 30, 10月1, 2日  ラ・プロヴァンス

ラ・プロヴァンス
3周年特別ディナー・コンサート

La Concert de Clavecin en harmonie avec notre Menu Découverte

武久 源造(チェンバロ)   福沢 宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)   久保田 彰(チェンバロ製作者)

19:00開演


観測史上最大の酷暑と水不足と云う、本当に厳しい夏でございましたが、皆様方におかれましてはいかがお過ごしでございましょうか。 私共はお陰様で9月に3周年を迎える事と成ります。 これも一重に皆様方のご愛顧の賜物と心より感謝致しております。 そこで昨年初春に行い大変好評を頂きましたチェンバロの武久源造、久保田彰、両氏のディナー・コンサートを計画致しました。 今回は更にビオラ・ダ・ガンバの福沢宏氏を加え一層充実したプログラムでお楽しみ下さい。


Programme

チェンバロ
武久 源造

ヴィオラ・ダ・ガンバ
福沢 宏

ゲスト(チェンバロ製作者)
久保田 彰



Menu Découverte

一口オードブルとシャンパン・カクテル

自家製、鴨のスモークとフォアグラのサラダ

オマール海老のソテー、柑橘類の風味

カサゴのポアレ

えぞ鹿のソテー、アニス風味のポワグラードソース

洋梨の赤ワイン煮とそのグラニテ

栗とチョコレートのハーモニー

コーヒー


プロフィール

武久 源造 (チェンバロ)

1957年松山市生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究家修了。 1984年より国内外で演奏活動開始。 チェンバロ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代までの幅広いジャンルにわたり、豊富なレパートリーを持つ。 1886年より作曲、編曲活動を開始。 合唱曲やリコーダー二重奏曲などが好評を得る。 また、各地の博物館を訪れ、いろいろな楽器や古文書に触れたり、多くの楽器製作家と深く交流し、古楽器についての造詣を深める。 1991年アメリカのアトランタで開かれた「国際チェンバロ製作家コンテスト」では、審査員として招かれた。 放送大学特別講師として、鍵盤楽器の歴史を扱った番組「ヨーロッパの響きのひみつ」に出演。 1991年よりCDをリリース。 うち、シリーズ「鍵盤音楽の領域」(T、U) とオルガン作品集「最愛のイエスよ」が「レコード芸術」誌の特選盤となる。

「シュトルム合唱団」指揮者、古楽器アンサンブル「アントネッロ」メンバー、音楽グループ「ムシカ・ポエティカ」スタッフ。


福沢 宏 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)

東海大学在学中からヴェオラ・ダ・ガンバを志水哲雄氏に師事。 82年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院へ留学。 ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケン氏に、室内楽をジギスバルト・クイケン、バルトバルド・クイケン、ルーシー・ファン・ダールの各氏に師事。 86年ソリスト・ディプロマを得る。 また、84年からは同音楽院にて、リュート及び通奏低音を佐藤豊彦氏に師事。 88年、サーティフィケートを得て同音楽院を卒業。 在学中より「カメラータ・アムステルダム」「アンサンブル・クレランボー」「ジェキンズ・コンソート」のメンバーとしてヨーロッパ各地で演奏会、ラジオ放送、レコーディングなど、幅広い活動を行なう。 89年7月に帰国。 91年1月、東京にてリサイタルを開催、好評を博す。

現在、ソロ及び通奏低音奏者として積極的に演奏活動を行なっている。 「”チェリス”コンソート・オブ・ヴァイオルズ」メンバー。 「ムシカ・ポエティカ」スタッフ。