オルガン演奏会

武久源造（オルガン）　　三枝容子（ソプラノ）

１９９７年１月３１日（土）１９：００開演

四国学院大学清泉礼拝堂
（香川県善通寺市）

プログラム

H. コッター (1480頃～1541)
Hans Kotter
スペイン舞曲
Kochensperger Spanieler

A. シェリック (1460頃～1521以後)
Arnold Schlick
優しきマリア
Maria zart

作者不詳
「ピアエ・カンツィオーネス」より（ソプラノ独唱）
花の季節が訪れると
in vernalis temporis

J.P. スウェーリンク (1562～1623)
Jan Pieterszoon Sweelinck
「わが青春は終わりぬ」による変奏曲
Mein junges Leben hat ein End'

J. スタンリー (1713～1786)
John Stanley
ヴォランタリーニ長調
Voluntary in D

D. ブックステフーデ (1637～1707)
Dietrich Buxtehude
コラール編曲「暁の星いかにうるわしき」
Wie schön leuchtet Morgenstern

---- 休　憩 ----

J.S. バッハ (1685～1750)
Johann Sebastian Bach

協奏曲第１番ト長調　BWV592
Konzert G

フーガト短調　BWV578
Fuge G

「シェメッリ歌曲集」より（ソプラノ独唱）
み空に輝く太陽の光は　BWV446
すべての善きものの源　BWV445
イエスはわれらの慰めわれらの命　BWV475

前奏曲とフーガ変ホ長調　BWV552
Präludium und Fuge Es

プロフィール

武久源造

1957年松山市生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究家終了。
1984年より国内外で演奏活動を開始。チェンバロ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代までの幅広いジャンルにわたり、さまざまなレパートリーを持つ。
1886年より作曲、編曲活動を開始。合唱曲やリコーダー二重奏曲などが好評を得る。また、各地の博物館を訪れ、様々な楽器や古文書に触れたり、多くの楽器製作家と深く交流し、古楽器についての造詣を深める。 1991年アメリカのアトランタで開かれた「国際チェンバロ製作家コンテスト」では、審査員の一人として招かれた。
放送大学特別講師として鍵盤楽器の歴史を扱った番組「ヨーロッパの響きのひみつ」に出演。
1991年よりＣＤをリリース。シリーズ「鍵盤音楽の領域」（Ⅰ、Ⅱ）とオルガン作品集「最愛のイエスよ」、「J.S. バッハゴールトベルク変奏曲」が『レコード芸術』誌の特選盤となる。
「ムジカ・ポエティカ」スタッフ

三枝容子

東京純心女子短期大学卒業。声楽を斉藤光代、波多野睦美、バロック唱法を橋本周子、グレゴリオ聖歌を石川和子の各氏に師事。
カリッシミのオラトリオ「イエフテ」の娘役、ハイドン「小オルガン・ミサ」、アリグリ「ミゼレーレ」等、主に宗教音楽のソリストとして活躍する他、バロックオペラにも出演している。
聖アンセルモ目黒教会聖歌歌手、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所研究員、ヴォーカルアンサンブル「Ensemble Augelli」「GRANTSCHESTER MEADOWS」メンバー。